第348話 マトリカリア ✿

 

 

こんにちは~(✿✪‿✪。)ノコンチャ♡

 

 

先日、ふと通り過ぎようとした花屋の一角に“マトリカリア”と名札のついた花を見かけました。

“マトリカリア”とくれば“カモミラ”と続くのが世の常(?)というのも、学名:Matricaria chamomillaというメディカルハーブが直ぐに浮かんでまいりまして、下の名前はないのかな?と、店員さんにお聞きするも「なんでしょぉかねぇ~??」というお答えが帰ってまいりました。

 

「まぁ~いいわ」と、2束お買い上げ~(*^-^*)

 

“可憐ではかなげだけど、強そうでもある”が、第一印象のこの花

寒いから結構長く咲いていてくれるかな?と思案しておりましたが、ナントッ(゚д゚)!我が家で3週間以上も咲き続けております!

 

「マダマダ元気よぉ~」と言っている感じがしなくもない❢

 

 

 

Matricaria chamomillaは、カモミールティーとして飲める食用のハーブ(ジャーマン・カモミール)だけど、このマトリカリアは飲まないハーブ、観賞用のカモミール・ハーブとでも、園芸界ではハーブとしてではなく、コンパニオンプランツとしての利用の紹介がされておりますが、“マトリカリア”が妙に気になり、調べてみました。

 

「マトリカリア」という名称は、この植物が以前に「マトリカリア属」に分類されていた名残なのだそうで、学名はTanacetum parthenium:(タナセツム パルセニウム)、タナセツム属(ヨモギギク属)に入るとのことで、パルセニウムの語源は“乙女”や“処女”を意味するギリシャ語の“パルセノス”からなんだそう。

日本に入ってきた時についた名前(和名)は“夏白菊”(ナツシロギク)、この夏白菊(ナツシロギク)について別の書物を見てみると「学名はChrysanthemum parthenium・・云々・・・園芸界では旧属名の「マトリカリア」で呼ばれることが多い・・云々・・」だそう・・・で、英名はフィーバーフュー(Feverfew)といい、ハーブとして扱うときに使われる名称とのこと。

 

フィーバーフューはメディカルハーブとしては超有名!!

エッ(゚д゚)!マトリカリアは、観賞用のカモミール・ハーブじゃなかったっけ!!?

同じものなの‼!? うぅ~ん★よぉ~わからん!!?(・ω・)?になってしまいました。

 

「あなたは飲めるハーブなの?」

 

花瓶に生けられた「マトリカリア」に問うてみましたが音信不通・・

 

 

 

ナツシロギクについては、厚生労働省『「統合医療」に係る情報発信等推進事業』にも記載がありまして、それによると・・・

 

(以下抜粋)********

学術名(学名):Tanacetum parthenium, Chrysanthemum parthenium

科名:キク科タナセセツム属

英名(一般名):feverfew, bachelor’s buttons, featherfew

和名:ナツシロギク(夏白菊)

 

▶このファクトシートには、ナツシロギクに関する基本的情報(一般名、科学的根拠、おこりうる副作用と注意事項、詳しい情報の入手先)が記載されています。

ナツシロギクは、歴史的に、発熱、頭痛、便秘、下痢、分娩困難、めまいに利用されてきました。現在、ナツシロギクは、片頭痛の予防、月経困難症、関節リウマチ、乾癬、アレルギー、喘息、耳鳴り(耳の中でキーンという音やごうごうという音がする)、めまい、吐き気、嘔吐、腸内寄生虫駆除のためのサプリメントとして使用されています。ナツシロギクは、皮膚感染症の軽減または予防ための皮膚清拭剤として、あるいは歯痛用に局所的に使用されています。

乾燥させたナツシロギクの葉(花や茎の場合もあり)は、カプセル、錠剤、流エキス剤およびお茶になります。

 

▶これまでに解明されていること:ナツシロギクの片頭痛への効果を検討した研究は少数です。ナツシロギクの他の健康状態に対するエビデンスはほとんど、または全くありません。

 

▶研究で明らかになったこと

ナツシロギクが片頭痛の予防に有効かもしれないとする研究結果もありますが、結論はまちまちです。しかしながら、米神経学会(the American Academy of Neurology)および米頭痛学会(the American Headache Society)のガイドラインによれば、ナツシロギク抽出物の効果が期待されているため片頭痛予防のための使用を検討すべきであるとしています。

ナツシロギクが他の症状に有用であるという十分なエビデンスはありません。

以下 略

 

************(以上 抜粋)

 

 

とありました。学術名にTanacetum partheniumChrysanthemum partheniumの2種類の学名を載せてあるなんて、ズルいよなぁ~とは思いはしたけど、モシカシテ・・この目の前にあるマトリカリアも洗って乾燥させて・・メディカルハーブとして飲用できる感じに・・飲まないけどね

 

ハイビがお買い求めした、この可愛い花のマトリカリア、名前を辿ったらこんな感じになりまして・・・

もっと、ほんわか~な感じで済ませたかったのですが・・・(m´・ω・`)m ゴメン…

 

でも、かわいいですよねぇ~~

 

 

 

花言葉は✿「集う喜び」とか「楽しむ」とか・・✿

 

 

 

 

 

 

じゃまたね~

 

 

 

 

 

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