ふ・・ で始まるメディカルハーブのご紹介です。①
このページは、ハイビスカスが、2011年6月から現在(2014年8月4日)に至るまでの間、 「ハイビスカスのブログ・メディカルハーブのよもやま話」と題して、
http://hildesroom.cocolog-nifty.com/blog/ ページに投稿したブログの記事です。 新ブログページの開始に当たり、過去にお披露目したメディカルハーブの名称(英名)、一般名称・・を、「あ」~「わ」に分類し、掲載したものです。
フイーバーフュー ~その①
(第75話 2011/08/25 )
フィーバーフューは「奇跡のアスピリン」-①-
ヒューフオーヒューってな感じのメディカルハーブの御紹介ですが、アスピリンなんてついてたら・・・ナニッって感じでしょ?
<フィーバーフュー>
学名: Tanacetum parthenium
英名: Feverfew
和名: ナツシロギク
科名: キク科
使用部位: 葉部(又は、全草)
<含有成分>セスキテルペンラクトン、特にゲルマクラノリド(パルテノリドと3-βヒドロキシパルテノリドを含む)、セスキテルペン、モノテルペン、ポリアセチレン、フラボノイド
<作用>消炎・鎮痛・血管拡張・抗血栓・・
<適応>片頭痛・リウマチ・関節炎などの疼痛などね
花部の方には、葉っぱに比べてパルテノリドが4倍も含まれているんだけど(Awang DVC.Feverfew fever.HerbalGram1993:29;34-36.66)花が咲 いた後に葉っぱのパルテノリドは4倍に増えるって言うんですよね。
(Mills S,BoneKO.Principles and practice of phytotherapy.Edinburgh,NY:Churchill Livingstone,2000)に書いてあるぅ~
なので、使用部位が全草だったりするんかしら?って納得もしたんだけどさ、ハッキリして欲しいな~もぉ~って感じなんだけど、何でこんなにパルテノリドにこだわるかって言うとね、フィーバーフューの効果が期待できる(作用の)中心が、このパルテノリドって考えられているのよね・・・なので、そこんとこ、ハッキリして欲しいわけなんだけど、ここら辺については、次回で、ちょこっと語らせて頂こうかな~って思ってま~~す今回は、さわりだけ・・ご紹介ね。
葉っぱの香りはツーンとした草の香りがする(って、ハイビスカスは思うけど)感じ方は人それぞれだから何とも言えないけどね・・・ツーンとする草の香りって想像できるかな~ 日本での食薬区分は非医薬品で、表示はナツシロギク、別名はフィーバーフュ―で、使用部位は全草になってた(驚)ハーブティ―やサプリメントで用いる事があるっていうしね、サプリメントをお求めの時は使用部位が”葉っぱ”ないしは”全草”のどっちかが書いているかもね?それと、このメディカルハーブは、キク科の植物だから、キク科の植物にアレルギーのある方なんかは禁忌なんだけど、子宮刺激作用があるので、妊婦さんには禁忌それと、2歳以下の幼児にも禁忌とされてるから気をつけてね安全性ハンドブックではクラス2b:妊娠中に使用しないってなってるよ。 片頭痛や生理痛などの激しい痛みを和らげるために生の葉っぱをお口に含んでカミカミするとか食べちゃうとかして、痛みを改善するハーブとして古代ギリシャ時代から利用されてきたそうで、それ故に「奇跡のアスピリン」って言われているらしいよでも、生の葉っぱは、皮膚炎とか、口に入れると口内潰瘍を起こす事があるとも言われてるから・・、葉っぱは葉っぱでも、多分乾燥させた葉っぱを昔の方々(ギリシャ時代の方々・・・)は、カミカミしてたんじゃないかな!?
メディカルハーブでの アスピリンってさ、メディカルハーブの歴史を学ぶ上では、ハイビスカスとて無視できない大事な存在なのよね・・・1800年初頭にハーブに含まれてるいろんな成分のうち特定の成分だけを抽出して純粋な結晶として単離する事ができるようになって、アヘンからモルヒネが単利され・・・そののちに今度は科学的に合成できるようになってくるんですけど・・・それが1830年にセイヨウシロヤナギっていう植物からサリシンを単離して・・・1899年にアスピリンを合成したのだけど・・・この歴史は、どうしても避けて通れない事なんで、今、このブログを見てくださっている方にも・・・学んでいただきました~(●^o^●)//あっはは。
フィーバーフューによって痛みを軽減する頭痛のタイプは、偏頭痛の方ね。
・・・ん?頭痛は頭痛でしょって?違うよ
偏頭痛って言うのは・・・頭の片側がズキズキズキ・・・拍動性の痛みを感じるようなもので、たま~に悪心を伴ったりする・・・原因はハッキリわかってないと言われながらも、心身の緊張があるからだろうって考えられてもいるのね ついでに、他にどんな頭痛があるのかっていうとですねぇ
後頭部(頭の後ろ側)から始まって頭重感とか圧迫されるような痛みとか、締め付けられてるような感じが殆どならしいけど、肩凝りとか首の凝り感なども一緒に起るタイプの頭痛を緊張性頭痛というそうであとは、激しい痛み(ズキズキした痛み)を片側の目の奥にを感じる群発頭痛に分類されるんだけど、これらは、一次性頭痛とかいう風に言われてるみたいなんですよね でさ、大人が、二日酔いとかで「ァ~・・ァアタマイテッ」なんて言ってるトコ見たことない?あの場合の頭痛は、二次性頭痛というらしいよ。痛みを軽減するけど、よ~~く見ていくと注意事項も多いのよね生理痛や生理前症候群に対しては、鎮痛作用に優れているけど、やや刺激があるので常飲は避けて痛みが激しい時に頓服の形で服用する方が良いとか、リウマチや痛風や関節炎の痛みを止めるハーブとして用いる場合なんかも、常用すると咽喉や胃に刺激を感じる事があるので、ダラダラと飲み続ける事は避けるようにとか、伝統的な偏頭痛のためのメディカルハーブとして知られているんだけど、咽喉などに刺激があるからヤッパリ常用は避けるべきハーブなんだとか・・・要するに長く続けて飲まないようにって事なのよね・・多分。
語源を調べてみるとね、Tanacetum (タナケトゥム)は、不死の意味のギリシャ語 athanasia から古ラテン語 tanazita が、parthenium(パルテニウム)とは、古代ギリシャ時代から使われているハーブで、parthenos(若い乙女・・)のって言う意味に由来してるらしいのよね。古代ギリシャ時代の話なんだけど、パルテノン神殿から転落した人が、このハーブのお陰で命を取り留めたっていう逸話が残っていて、Partheniumとも呼ばれたそうなのよね・・・また、英名のFeverfew (フィーバーフュ-)については、ラテン語の、febris(熱病)と、(追放する)するという意味のfugureの合成語で、fevrifuga(熱を下げる)という言葉の訛りに由来して、解熱効果に優れているためにつけられたんだそうよ、昔は熱さましにも使ってたって聞いてます。 疲れたから・・・(@_@)
次回に続く
じゃまたね
フイーバーフュー ~その②
(第76話 2011/08/26 ) フィーバーフューは「奇跡のアスピリン」-②-
ハッヤwwー―あと、4話もすれば・・・またパチパチだね~(お話が、0 の付く日が待ちどおし~)
前回に続いて、フィーバーフューのお話なんだけど・・今回はピンポイントで、フィーバーフューの作用の中心がパルテノリドっていう成分なら・し・い・・・って話ね。う~~ん・・好きな飲み物なんでもいいから用意して、タバコのみたい人はプカプカしながら・・眠い人は眠りながら・・・つかれてる人は眼を閉じながら・・・聞いて下さいな(●^o^●)フ~~~多分・・つまんないと思うけどね・・ パルテノリドってさ、こんな感じぃ~ キャーッーヤメテ!!オエッ ゲ~
講座で教わってた時はハイビも「イヤッヤメテ~~(@_@;)‘‘」ってな感じでだったけど、御紹介する場合は別ね歴史的には、パルテノリドは1959年にナツシロギク Chrysanthemum parthenium から単離されてね(←ネッ*フィーバーフューの学名知ってたら、これは何を言ってるかって事、理解できるでしょ!?だぁ~かぁ~ら~~学名は大事!)
学名のpartheniumから命名されたんですってよ❢
で~~~時は流れて~~~1976年にX線結晶構造解析して此処に書いたような構造がハッキリとしたんですってさ。 偏頭痛の起る仕組みって考えた事あるないよね~~ハイビスカスもあんまし頭痛で悩む事は無いので知らなかったんだけど、脳の検査でCTとか、MRIとかあるじゃない?脳の検査では有名なんだけど、片頭痛は脳組織には異常が起るもんじゃないから、この検査をやっても解からないらしいよ・・・・
片頭痛ってね、血管が拡張することで痛みが起こるんだって言われてて、最初、チカチカ・ピカピカなどの光を感じたり、肩や頸部が張るとか、前触れみたいなのがある人もいるそうだけどね、ストレスや何か他の原因が刺激となって降りかかると、血小板からセロトニンって言う物質が放出されて脳の血管収縮が起るんだそうよ脳の血管は収縮したり拡張したり・・・を繰り返しているんだけど(忙しいね)放出されたセロトニンも、いずれは使われてしまい分解されていくわけね⇒収縮した血管はまた拡張する・・・この時、拡張していく過程で片頭痛が起るって考えられているそうなの、でも、他にも考え方があって・・・難しいから簡単に語ってみるけどさ・・・・・刺激を受けた神経(この場合は、とっても大きい神経で、三叉神経ってヤツの話だけど)の端っこの部分から血管を拡張させる神経伝達物質が出てきて・・・やっぱり血管が拡張してしまって、炎症が起るからコレが神経を圧迫して刺激して・・偏頭痛をおこしてしまうって言う考え方もあるそうなのよね~~(2つの説があるらしい・・・)でさ、そろそろ・・フィーバーフューとの因果関係の話にもどそっかな~~って思うんだけど。
成分のパルテノリドには、脳の血管を収縮させるセロトニンの放出を抑制したり、(そうすれば、炎症もおさまるってわけね)他の生理活性物質(しいて言えばプロスタグランジンってヤツ・・(@_@;)〆))のバランスを調整する働きがあるんですってよ。片頭痛の痛みってさ、発作をおこしたりすると光過敏症とか吐き気なんかも感じる人がいるっていうじゃない(お気の毒よね~)なので、これなんかも鎮めてくれるっていう報告もあったりするみたい。消炎作用もあるもんだから、リウマチとか関節炎などの疼痛の緩和にも効果が期待できるってわけなのね。
あっ 救急車が走っていった・・・「他の車は、もっと端っこによってくださ~~い」って、スピーカーが怒鳴ってる セミもないてるし~~~うるさい
なんてにぎやかな夜・・・チカチカ・・・
海のあっちの国での話なんだけど、投与方法に、新鮮な中程度の大きさの葉っぱを1日に2~3枚摂るとか、凍結乾燥した葉っぱを、1日に50mgを摂るとかいった用量が示されてたり、偏頭痛予防についてのヒト臨床試験の研究では、フィーバーフューは6試験のうち4試験で偏頭痛予防に効果的だったらしいよ
(cf:Ernst E,Pittler MH.The efficacy and safety of feverfew( Tanacetum parthenium L.:an update of a systematic review. Public HealthNutr2000;・・の記事なんだけどね・・よかったら参考に・・・おひとつ~)
幾つかを御紹介するとね、59例の試験報告では、フィーバーフュー摂取時には片頭痛の頻度も低いし症状も軽く吐き気も少なかったんだけど、片頭痛を起こしている時間に差はなかったとか、フィーバーフューの摂取前と摂取し始めてからの片頭痛の強度を比べると、摂取し始めたら軽減したという報告もあったよ・・・じゃあさフィーバーフューは急性の片頭痛の治療にお役にたつのかっていう(まさに究極の質問よね)事に関しては、フィーバーフュー抽出物の1回ないしは2~3枚の葉っぱの摂取で、前触れのような症状を起こす人の偏頭痛を軽減できたっていう報告もあるにはあったから・・・多分お役に立ったんではなかろうか?って思うのは、ハイビ・だけかな ハイビ・の知り合いの中には(自分は片頭痛持ちだと自称している)、フィーバーフューを育てていて、前触れがきたらすぐっ葉っぱをカミカミするっていう人もいるくらいよ。(経済的~~~だなって、いつも、感心してる!けどね。)
じゃまたね。
フェヌグリーク
(第100話 2011/10/23 )
パチパチパチ~パッ・・・・(――〆) 今回も“0”の付く回に到達~~しかも100話目
メディカルハーブも、こんくらい(どんくらい?)の種類知っていただけたら、何かひとつくらいハーブティ―なんぞにして、グビグビお飲み戴けたんじゃないっかな~なんて・・・かすかな期待もあるんですけど。あっでもね、いつも応援してくださってる方でね、「アレ飲んでみたよ~~」とか、度々お便り頂いたリしてるよ(‘◇’)ゞ。本人は、「あっ私のことだ」って、お心当たりあるんじゃないかと・・・そっあなたよいつもアリガトございます・・_(_^_)_・・・励みになってます
でも、メディカルハーブまだまだご紹介していきますよで、時には、雑草なんかもマジェタロカ(混ぜたろかの意)なんてね。
今回御紹介するメディカルハーブは、“フェヌグリーク”和名は“コロハ”・・なんか、今時の子供ちゃんの名前にでもなってそうな感じの和名でしょ?(コロハちゃん~なんてね・・ムフ)
<フェヌグリーク>
学名: Trigonella foenum graecum
英名: fenugreek
和名: コロハ
科名: マメ科
使用部位: 種子
フェヌグリークという英語名は、学名のラテン語Foenumgraecum:ギリシャの枯れ草、ギリシャに野生する牧草の意からきているそうで、以前御紹介したメディカルハーブの中で
フェンネル:Foeniculum vulgareがありましたが、学名のFoeniculumが、ラテン語のfoenum(干草)からFoeniculum(各種の芳香を持つ千草)に変化して現在に至っていると言われてるってご紹介してたと思うんですけど、(ホエニ・・思い出してるのはハイビだけ?~~ホエ~~?)
フランス語ではfenugrec(フェヌグレック)、イタリア語ではfieno greco(フィエノ・グレッコ)って言うそうですよ。お国柄っていうんでしょか?(←マメ知識・・なんせ・・マメ科ですから~~)
フェヌグリークはマメ科の1年草。原産地は、東西ヨーロッパ~南西アジアで、スパイスハーブとして世界中で供されていて、北インド料理ではmethi(メティ))、南インド料理ではvendhayam(ヴェンダヤム)と、呼び方もさまざまあるんですよね。これは種子の呼び名、インドの北の方では料理の香り付けに芽の部分(若芽)を使ったりするらしいんだけど、それはMethi Sag(メシ・サグ)って言うそうですし、インドの南の方ではvendhiya keerai(ヴェンディーヤ・キーライ)って呼ぶそうなんですよね。
以前、タイ料理をやってる友人に聞いたんですけど(タイ料理屋でインド料理の話んありありインターナショナルなところが・・ね(●^o^●)
ずっと古い話で、20世紀初頭(1922年))英国の考古学者ハワード・カーターさんが発見・発掘した王家の谷にあるツタンカーメン王の墓に、死後の備えとして入れられた食物の中に穀物の入った壷があってね、その中から、このフェヌグリークの種子も発見されたんだそうですよ。 “メディカルハーブのよもやま話“とは、ハーブティーを紹介するだけに止まりませぬ!体の仕組みから~果ては遥か昔にワープしたり・・・ドイツの事情を探ったり・・・と、結構忙しいんですよね・・でも、もう・・みんなは、「なれたわよ~~」って言ってくれてるんじゃないかと・・・・フェヌグリークの話に戻ろうっと・・・・
<有効成分> 粘液質・ステロイドサポニン・フイトステロール・アミノ酸(リジン、トリプトファン)・食物繊維・ 油脂・ピリジン酸アルカロイド(トリゴネリン)などが報告されております。
<作用>滋養強壮、代謝調節とか・・・
<適応>食欲不振、高血糖、高コレステロール血症、催乳などに効果が期待されております。
<外用>消炎、シップやパップ剤、浸出油剤なんかで皮膚軟化にも、効果が期待されてるそうなんですよね。
日本では、食薬区分は非医薬品、食薬区分上表示は“コロハチャン”・・・ん?チャンは無かった・・“コロハ”で、別名の記載は無し、使用部位は種子のみとなっております。でも、食品添加物のうち、天然香料基原物質リストの中ではフェヌグリークとして収載されていて、その別名が“コロハ”になっております。医薬品例なんかでは・・・え~~とね、~身近な所では、中高年以降に疲労倦怠を伴う腰痛・肩凝り・・ウンチャラカンチャラ・・で、○○製薬から売り出されている“ナンパオ”やらに配合されているみたいですよ(テヘ・・調査済み)そこには、フェヌグリークとは書かれておらず“コロハ”と記されて、“水性エキス”として入ってるんですよね。一般用医薬品での使用は専ら滋養強壮目的だったりするみたいなんだけど、香辛料とかサプリメントとかにも用いられてるそうで・・・今の日本の事情に限らず、古代エジプト時代から、スパイス/ハーブとして食用、薬用、防腐処理剤に用いられたり、古代ギリシアでは、種子を食用、薬用として使用していたそうだしね。ドイツのコミッションEモノグラフでも、消化不良、食欲不振なんかでは内用を、外傷や湿疹なんかでは外用でおススメしているそうですけどね。
作用のメカニズムについては、作用機序とか薬物動態的にもあんまりハッキリしてないそうなんだけど、ジオスゲニン(これは、含有成分のステロイドサポニンの主な成分)が、コレステロールを下げる成分じゃないかって考えられているそうなんですけど、非ステロイド性のサポニンもこの作用に関係するとも考えられてるって言うからややこしい・・・詳しい事は専門の本に譲って・・・(ハイビの常套文句・・・割愛ですねんこの件に関しては、お暇があったらを参考にどぞ。 (最近のハイビ、かなり他力本願で・・_(_^_)_スミマセン) Sauvaire Y,Ribes G,Baccou JC et al. Implication of steroid saponins and sapogenins In the hypocholesterolemic effect of fenugreek. Lipids 1991;26:191-197.
エビデンスに、ヒトの臨床試験報告があったりするんですが、それによると糖尿病と高脂血症患者においては(幾つかの報告があって・・・)血清総コレステロールの低下はみてる・・・その内訳は主にLDLは低下しているもののVLDLやトリグリセリド、HDLについては増加したという報告もあれば変化無しの報告もあって、これに関してはどっちとも言えないのかな?って感じなんだけどね・・・・でも、悪玉コレステロール(LDL)は低下するみたいなんですよね。リスク的な問題に関して言えばなんですが、有害事象で、フェヌグリークを摂取した人の尿は匂いがするもんだから・・・・・でメープルシロップ尿症というのがあって、これと誤診される可能性があるらしいんですよね。メープルシロップ尿症というのは、先天的な遺伝子の異常によって、α-ケト酸の代謝が阻害されて起きる疾病の事、尿や汗からメープルシロップのような特有の匂いがする事から命名されており、英語名Maple Syrup Urine Disease略称をMSUD、別名は“楓(カエデ)糖尿症”となっております。
<安全性>メディカルハーブ安全性ハンドブックでは、 クラス“2b・・・➡妊娠中に使用しない“となっております。
でもね、一部の情報で、[フェヌグリーク(コロハ)は料理用ハーブとして広く用いられてるし、妊娠・授乳でも安全だよ~って書いてる記事も見かけたけどね、う~~んハイビは、メディカルハーブ安全性ハンドブックの方を信じて、妊婦さんには摂取を控えてもらうのねぇ~副作用の報告では、外用での長期の使用は皮膚に好ましくない影響を与える可能性があるそうなので、長期の使用は厳禁!ね。お薬との相互作用では、粘液質を多く含むので、薬物の吸収遅延を来す可能性があるって言われております。こんな感じかなぁ~コロハちゃん
じゃまたね