第381話 ご無沙汰いたしておりました

第381話 ご無沙汰いたしておりました

副題:クリスマスローズ

 

こんにちはぁ~(✿✪‿✪。)ノコンチャ♡

夏至も過ぎましたね・・梅雨のまっただ中ではありますが・・いかがお過ごしですか?

Blogをおサボりしていたせいか「生きてるのぉ~~!!?」と、メールやらラインやら・・生存確認が半端なかったけど、どうやら暇つぶしにblogを覗いてくださっている様子・・ヒマつぶしの御伴ね(^_-)-☆

お陰様で元気です!(人’’▽`)ありがとう☆

 

教室の方には、時間を持て余した(いやっ失礼<(_ _)>)かつての生徒さんがブラリ~と尋ねてきてくださったり、講座を長期休講されていた方々もポチポチ通い始めておりますよ。

モッチ  刺繍部 ✿✿も。

 

フフフ・・お休みしていたのは、ハイビのblogだけか(。・ω・)?な。

 

 

今年の春頃に、友人から「クリスマスローズの花が咲いたよぉ~‥云々・・色んな色の花が咲いているよぉ~」と、写真付きのメッセを頂きました。

ハイビも、3月末頃、公園を散歩していた際にクリスマスローズの群生地に遭遇しておりましたが、友人の写真に比して聊か地味目、でも、早春にお目にかかるこの花の事を少し調べてみたくなりました(*^-^*)ので、一筆。

 

こういった花の塊があっちこっちにワサワサ・・(゚д゚)!!!

 

 

このクリスマスローズの原産血は地中海沿岸から中部ヨーロッパ、地中海を含む西ヨーロッパと南ヨーロッパに自生しており最長40年間は生きれるのだそう・・長生きね💕

「・・・ローズ」と呼ばれてはいるけれど、バラ科の花ではなくキンポウゲ科クリスマスローズ属に分類される植物の総称なんだそう。キンポウゲ科の花と言えば開花期が4~5月のアネモネの花とか、開花期が5~8月のオダマキや、クレマチスなどが浮かんできますが、クリスマスローズはクリスマスの頃にローズのような花を咲かせる事から「クリスマスローズ」と呼ばれるようになったそうなんですよね(*^-^*)、園芸本を覗くと、開花期は2月~4月と紹介されております。

クリスマスローズ。日本に渡来したのは明治初年・1868〜以降なんだそうだけど、ヨーロッパでは1596年頃には既にあったそうなんですよね、この花にはサポニンが含まれているという事から、強心剤、利尿剤として用いられるのが主流で、当時は園芸花としての価値は薄かったそう。

海外に記録では、紀元前1400年頃に、ローマの博物学者であるプリニウスが、精神的な問題を治療するために黒いヘレボルス(←クリスマスローズの学名)を使用したことを記録していたりして、古代ローマとギリシャの哲学者でさえ、この植物から調製された輸液を飲んで、長い間議論をする前に集中力を高めていたとの記録があったりします(今時代の言葉を当てはめると、ホメオパシーの療法かな?と推察されるのだけどね(。´・ω・)?

自然療法に一役かっていたみたいですねぇ~(*^-^*)

(↑ここら辺の話長くなりそうなので、ここでは割愛💛)

もともと「クリスマスローズ」とはHelleborus niger(ヘレボルス・ニゲル)だけを指した呼称なのだけど、日本では Helleborus niger(ヘレボルス・ニゲル=「クリスマスローズ」と呼称)種類と、Helleborus orientalis(ヘレボルス・オリエンタリス=「レンテンローズ」と呼称)の2種類が栽培されているそうで、園芸市場では「レンテンローズ」も「クリスマスローズ」の名前で出回っているそうなんですよね、つまり日本ではヘレボルス属全体をクリスマスローズと呼んでいることになるわけね、だから種類(色)も豊富なんだなぁ~って思った次第。

別名に雪起こしとか、寒芍薬(カンシャクヤク)の和名も持っております。

 

 

学名:Helleborus niger (英名:christmas rose・クリスマスローズ)

科名:キンポウゲ科

属名: クリスマスローズ属(ヘレボルス属)

花色(萼弁色)が白で、冬咲きです。

種小名の「ニゲル」は、黒を意味し、根が黒いことに由来しています。

日本ではヘレボルス属全体をクリスマスローズと呼んでおり、12月に開花し始める早咲きのものもありますが、多くはクリスマスには咲かず、1月になってから開花します。

 

 

 

学名:Helleborus orientalis (英名Lenten rose・レンテンローズ)

別名:ハルサキクリスマスローズ

ギリシャとトルコに自生するキンポウゲ科のヘレボルスの一種で、3~4月に開花する。

ヘラボラス・オリエンタリス(Helleborus orientalis)をレンテンローズ(Lenten rose)とも呼ぶのですが、レンテンローズ(Lenten rose)という名前は、 キリスト教のアッシュ・ウェンデー(Ash Wednesday:聖灰水曜日)からイースター(Easter:復活祭)までの期間であるレント(Lent:キリスト教の四旬節)に咲くことから付けられたそうなんですよね(Lentenとは「四旬節」で、復活祭前の40日間(日曜日は日数に入れない)のこと)

また、現在「ヘレボルス・オリエンタリス」として販売されているものの多くは、交配種で「オリエンタリスハイブリッド」と呼ばれるそうなんですよね、ヘレボルス・オリエンタリスは主要な交配親として用いられていた為、以前はHelleborus orientalis hybrids(オリエンタリス・ハイブリッド)と呼ばれていたそう・・・有用株だったわけね🤔

かつては濁った花色で花弁によれがある花がほとんどだったそうだけど、濁りのない花色をもつもの、丸い花弁・整った花形を目指して品種改良が行われた結果、優れた花が多数誕生してきたそう・・・

 

 

 

花にも歴史ありですよねぇ~~

じゃ またね (@^^)/~~~

 

 

🌿 🌿 🌿

 

 

カテゴリー: ちょっといい話 , 季節の便り, 花散歩 パーマリンク