ブラックカラント 
(第90話 2011/09/19 )
例のアレを
パチ
パチ
パチ・・またまた、ブログも”0”のつく回に到着です。
でも・・・あんまし喜んでいる場合じゃないかも記事をupするスピードがおちてるし(泣)でも、これからはもっとおちるかも(当選確実゜゜(´□`。)°゜。。。)いつも、読んでくださって・・本当にありがとうございます。* _(_^_)_ *感謝・感謝
<ブラックカラント>
学名: Ribes nigrum
英名: Blackcurrant
和名: クロフサスグリ
科名: ユキノシタ科あるいはスグリ科
使用部位:葉部
英語名で言うと「ブラックカラント」のこの名前、「黒カシス」と言えば知ってる方もいらっしゃるかとお酒好きの方には特にね
簡単に「カシス」って言われてたりもするけど、これはフランス語での呼び名ね。
「カシス酒」聞いた事ない
「クレームドカシス」というリキュールがあるんですけど・・・知らないでしょうかねぇ~(←クドイか?)
これ➡
な~んかねぇ~お洒落な瓶の写真(へへ呑みたいし・・)入れたくて、お求めしちゃいました
彡
フランスはブルゴーニュ の生れ~今では余所でも作られてるけど、エルキュールポアロさん知ってるでしょアガサクリスティの書いた探偵ものに出てくる方、この方は確かベルギー人だったけど、時たまクイッ と飲んでいるシーン・・あれは多分クアトロの類と思ってたんですけどね、ポアロさんは時たま 黒スグリのシロップ を飲んでたらしいんですよね~
知らなかったな~)
お国によって黒スグリの飲み物の呼び名も異なっていて、イギリスには「ライビーナ」と呼ばれるコーディアルがあるそうなんですよね(これは、余談です~ハイ ・・)
それと、“科名”を見て”あらと思ったかな~大抵の本では「ユキノシタ科スグリ属」になってると思うのね。
実は、ユキノシタ科は世界に6百数種類あるんですが、ユキノシタ科の中でもスグリの仲間は「スグリ科」として分けられるようになったんですけど、それまでは「ユキノシタ科スグリ属」で分類されてたってわけね。なので、御紹介のプロフール中の科名が、「ユキノシタ科あるいはスグリ科」にてなっております(決してアヤフヤなわけではないからね)そういえば「アジサイ科のアジサイ」も以前は、「ユキノシタ科ギンバイソウ属」に分類されてたけど、今はれっきとした「アジサイ科」で番張ってるし~。
ブラックカラントの原産はヨーロッパの中部、東部ヨーロッパの温帯地方、西および中央アジアとか、主に北半球に自生しているそうなんですが、日本では、青森県が有名な産地となっております。ブラックカラントの実を含めて、ベリーという仲間には、バラ科のストロベリーやツツジ科のブルーベリー、バラ科のラズベリーやブラックベリーなんかがあるけど、ブラックカラントはこれらとは、ちょこっと違うらしいから、そこんとこ混同しないようにお願いしま~すなんで、こんな事言うかと言うとですね、
「カシスエキスのインフルエンザ不活性作用が、アントシアニンを多量に含むビルベリーよりも強い」って事が、マウスの実験で解かったらしいんですよね~「カシスにはプロアントシアニジンと言う成分が多く含まれている・・・云々・・・これが完成阻害物質として作用している可能性がある~云々~」って、いつかの”日本生薬学会”で、どっかの大学(信州大学のグループならしい)が、鶏赤血球凝集阻害試験やマウスを用いた感染阻止実験の結果の報告をしたそうなのね(詳細は割愛~いつもの事ではありますが・・)なので、同じアントシアニンがド~タラコ~タラ取りざたされる木の実(ベリーの仲間)でも、違いがあるってことに、ちょこっと触れたわけね。「果実(ベリー)は、「眼によい」、「風邪によい」などと言われてるけど、ヒトでの有効性・安全性については調べた文献に十分なデータが見当たらないからどうかね~怪しい~んじゃない!)」と言う記述もあるけどね。
歴史的にはヨーロッパで、咽喉の痛みや発熱・胃痛・腎炎なんかに良いハーブとして用いられてきており、インフルエンザの際には温めて飲むと治療を早めてくれるとも聞きました。それは、発汗・利尿を助けるという点がポイントではないかと思うんですよね。自分の身体がウイルスと闘ってるときに”ガンバレ~~”っていって、応援するのがメディカルハーブ自分で治ろうとする力を応援するってわけなんですよね、「データーが見当たらないから・・・アヤシイ・・・」なんて言わないで、可能性を信じてほしいんですよね
イブニングプリムローズを御紹介した時にGLA(γ-リノレン酸)の事ちょこっと聞いてもらいましたが、体にはヨカッタこのブラックカラントの種子油にも含有しているんだそうですよ。
何気に・・良いんじゃッな~~ぃ食用としては、種子油、果実、乾燥葉が利用されているけど、今回の、メディカルハーブ
での御紹介は、葉っぱね。
<含有成分>フラボノイド(クエルセチン・ケンフェロール)、プロアントシアニジン、オリゴ糖、ビタミンC、精油など、<作用>には、発汗・利尿が考えられている
<適応>インフルエンザとか咳の出る時なんかにl効果が期待されておりまぁ^す。
アントシアニンってさ、以前にもタビタビ出てきてたけど、光合成によって作られる植物の色素や苦味の成分で、フラボノイドの一種でしたよね果実や花の赤・青・紫(~赤紫色)を示す水溶性色素成分のこと(ポリフェノールのグループね)で、抗酸化作用をもっていて、主に活性酸素の除去に働くし、目の色素成分のロドプシンの再生を促進する働きがあったヤツ
カシスに含まれるプロアントシアニジンっていうのは、アントシアニンのうちアントシアニジンという成分が糖と結びついた形をしている(いわゆる配糖体)成分の事なんですよね。(なんだかサッパリ・・と言ってる声が聞こえるような~聞こえないような)存在形がちょこっと違ってるって覚えてて戴ければ・良いかな~~「どこがちがうんかな~」と、ハイビはも思ったんよねそれで、ちょこっと調べてみた次第)。
アントシアニジン類としては、デルフィニジン-3-ルチノシド、シアニジン-3-ルチノシド、デルフィニジン-3-グルコシド、シアニジン-3-グルコシドなどが、含まれてるそうなんですけど・・・ここは軽く聞き流しちゃってて~~)・・・
でもねどっかで、カシスの宣伝文句をみる事があったとして、
例えば・・・・そうねぇ~「黒カシスの実から抽出されるポリフェノールには、4種類のアントシアニンが含まれていて、その中でも、2つの成分はブルーベリーにはないもの・・・」みたいな記述を見つけたら。あっ(゚д゚)!*ハイビ・が言ってたアレだな
なんて、思いだしてもえらえたらラッキー―★なんですよね。ハイビじゃないけど、そん時は、「それはね、プロアントシアニジンって言ってね~~云々~」と、ハイビの代わりにクドクド語って頂ければ、うれしいかもです
それに、ブラックカラントは、ブルーベリーに比べ、アントシアニン・カリウム・カルシウム・亜鉛・マグネシウムなどの栄養素含有量が多いことも報告されています。
もう・・A4用紙2ぺ‐ジ(とっくに)こえちゃった(・・・長くなっちゃったけど・・・イイよね記念の回だもん続けるね~)
ブラックカラントに含まれる成分の抗酸化作用に注目するとね、美容面でもか~な~り~期待できるんじゃないかと思うんよね血行不良だとか、シミ(=メラニン沈着ってことでしょ・・)なんかにも良いんじゃないかな血行不良ってのは、お顔にでるとしたら・・・パンダ目?う~~んちょっと違う★目の下のクマ・・何せ目の周りの皮膚ってさ、とても薄いって言うじゃない・・・毛細血管を流れる血液の酸素不足からくる老廃物の貯留が原因でどす黒い血液が透けて見えてしまうために・・・キャー目の下にクマ状態になっちゃうわけよね!で、たるんできたりもする・・・マスマスキャーーーーよね!なので、女子には・・というか・・・う~~ん(チョと苦しい・・・)結構年期の入った女子(=・・・言えませぬ)には、お役にたつんじゃなかろかって感じなんですけどね。
うぅ~~ん・どでしょ(長嶋茂雄風に言ってます(*´▽`*))
じゃまたね
ブラックコホシュ 
(第51話 2011/07/30 )
<ブラックコホシュ>
学名: Cimicifuga racemosa
英名: Black cohosh,
和名: アメリカショウマ
科名: キンポウゲ科
使用部位:根部・根茎部
<作用>ホルモンの分泌調整作用(女性ホルモンのバランスを整える作用)/鎮静
<適応)生理痛・生理前症候群・催乳・生理不順(月経促進)、鎮痛、更年期の自律神経失調症
キンポウゲ科の植物は、他にナス科、ケシ科の植物のアルカロイド成分のように、作用が強いものが多いんですってよブラックコホシュは、和名がアメリカショウマなんだけど、日本のショウマは、サラシナショウマと言いまして学名もCimicifuga Simplex・・・ここらへん~混同しないように・・ひとつよろしくお願いしま~す。
フィトエストロゲンハーブに分類され、体内のエストロゲンが低下する際に生じる症状を緩和すると考えられております。
原産は北米、アメリカの先住民族の間で、女子の不調(月経痛や更年期障害)に長いこと用いられていましたそうな(ちなみに、ペノブスコット族では、腎臓の不調にも用いてたそうですが、ぺノブスコット族を調べていたら、オロノ(Orono)というアメリカ合衆国メイン州中央部に位置する町に辿りついて・・・・メイン大学がキャンパスを構える大学町として知られているそうなんですよね(知ってる?)で、このオロノと言う地名が、族首長のジョセフ・オロノ(Joseph Orono)さんにちなんでつけられたんだそうですよ
・・・メディカルハーブトは何の脈絡もないって?良いじゃな~~~い辺りは夏休みだし・・今日は土曜日!だし・・・)
(夏休みに、ツア~でアメリカゆく人もいるかもしれない・・・その時にバスで移動・・なんてあったりしてさ、メイン州を突っ切るかもしれないし・・・オロノの町なんかみえたら・・・「ペノブスコット族」を頭に浮かべて・・・「ブラックコホシュ」を思い出して頂いて・・・・・ついでにハイビスカスの事も思いだして頂いちゃったりして~~~無いかそんな事)
ブラックコホシュは、ドイツでは“医薬品”として販売されているんですよね所変われば何とやら~かな。
主な含有成分は?というと、トリテルペン配糖体、イソフラボン(フォルモノネチン)、タンニン、精油などなんですが、中でもイソフラボンのフォルモノネチン、これをみて、大豆のお話の時を思い出していただけたかな?あの時は、イソフラボンの主な成分は、ダイゼインとかゲ二ステインとかいうカタカナ(?)名でしたよねこのブラックコホシュに含まれるイソフラボンのフォルモノネチンは、肝臓で代謝されて(ヤッパリ!)ダイゼインとして働く方が有名なんですよね~以前ご紹介したチェストベリーみたいに、こと細かには解明されてはいないそうなんだけど。ウ~ンチェストベリー
さんは結構主張してたもんね「アタシは、こんな調整能力を持ってるのよッすごいでしょっ
」みたいな感じでしたもんね)
この、ブラックコホシュをメディカルハーブハーブとして、あんましお店では売ってないかも?
なんでというとね、海外で、ブラックコホシュを摂取した事との関連性が疑われる肝臓の障害事例報告が多くさんあったり、英国の(MHRA)、フランスの(AFSSA)とかフィンランド食品安全局とか、欧州医薬品局(EMEA)のハーブ医薬品に関する委員会(HMPC)が、製品への警告表示の追加や健康被害防止に対する注意喚起を行ったもんだから、日本でも2006年8月、厚生労働省が注意喚起を出したって経緯があるらしいのよね。そうすると、メディカルハーブを扱っているお店なんかには、お役所から調査が入ったりして・・・・・メンドーな事になっちゃうわけね・・・・それで扱ってない事なのカナかな・・・な・・・?
ハイビスカスがよく利用するショップでは、確かに扱ってないんですよね~。なので、お買い求めするとしたら、もっぱらツーハンとか、海外から・・になっちゃうんでしょうけど・・・多分、「更年期障害に伴う諸症状や月経不順を改善する」とかいった名目で紹介されてるかもサプリメント(錠剤)は、通販でも簡単に買える時代ではあるんだけど、その元となっている植物・メディカルハーブ(お役にたつ薬草)の御紹介コーナーなもんだから、少し怖なやつ~みたいな事もお伝えしているわけね。
まっこんな事も知っておいて戴きたいかな・・どうぞご理解頂いて・・・*と。
ブラックコホシュ、実際の服用法はというと、「1日0.04g(約40mg)をそのままあるいは150mlの製剤として服用する」とありまして、サプリメント(主に錠剤で、その錠剤はテルペン類の成分で標準的な量に調整されていたりする)とか、他にも抽出液とかチンキで摂取する方法もあるんですけども、何かゴチャゴチャ面倒くさそ~だしお薬みたいな感じに聞こえるでしょ?日本の場合は、メディカルハーブは「食品」の分類に入っているもんだから、自由に買えたりもするんだけど、モノによっては、臨床試験のデーターを集めて研究されたり、海外の事例から学んだりして、注意が喚起されたりもするんですよ
<安全性>クラス2b、2c
クラス2は、記載された植物含有成分の使用に関する資格がある専門家〔医療従事者〕による特別な指示がない限り、以下の使用制限が適用される・・でしたよね!!
2b:妊娠中に使用しない。
2c:授乳期間中に使用しない。が適用されておりまして・・・ここは注意ね
他のフイトエストロゲンのサプリメントと併用する時とか、婦人科系の疾患を患っててホルモン剤や抗ガン剤なんかを服用している場合とかも、マズッ医師に相談しなくっちゃいけないですよね「これって、今のアタシが飲んでも・・・イインデスカ~」てさ。
生理痛とか、生理前症候群とか、更年期障害とか生理不順とかとか・・女子ならフツ―に経験する日常なんだけどね、誰かが「このサプリメント効くよ~」と言えば、ザザザーーとお買い求めしたくなるでしょでも、その時の身体の状態が人それぞれ違うから・・・・やっぱ自分の身体をよ~~く知っておく事も大事かと思うんですよね
今は良いけど、ず~っと・ずっと後(将来)になってから、泣きをみないとも限らないしね。
こんな風に思ってるんですよね~~~だから~~
ま・な・ぼメディカルハーブ
の事
イッパイ
・・ゲッ
公園の桜の木で、セミ・蝉・・・
が鳴き始めた・・・
じゃまたね