第385話 再び登場のミソハギ

副題:382話に続いて、またまたミソハギの登場です(*^-^*)

こんにちわぁ~(✿✪‿✪。)ノコンチャ♡

またまた・・シトシト雨☔の日が続いておりますが、お元気でしょうか?

 

またまたミソハギに触れる機会がありまして、382話に一度語っておりますが、あの時はわき役でしたけど今回は主役です( ̄▽ ̄) ✿み✿て✿ね✿

 

先日、散歩途中に雨がポツポツ・・思わず、近くのシマチューの園芸コーナーに雨宿りを~、そこで、風にそよいでいる桃色の鉢植えに目が留まりました。

傍らにはワレモコウが・・・「エッ(゚д゚)!

ワレモコウの花の季節だったっけ!!?・早いんじゃねぇ!!?」と思いましたが、今はもぅ7月だったことに気が付いて一人●~*苦笑・・((´;ω;`)ウッ…ボケたかな?)株元に差し込まれているラベルを見て驚きっ!!(゚д゚)!ミソハギと書いてありました。

「うっそぉ~っ(゚д゚)!!!?」でした。

ミソハギについては、以前、訪れた薬草植物園で鑑賞してきた折、少し調べておりましたが、あまりの風貌の違ったものを見て驚いたものですから・・もぉ~一回おしゃべりしたくなりました。ので、<(_ _)>よろしくねぇ~( `・∀・´)ノヨロシクです

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 可憐&はかなげで。思わずスマフォでパチッ✨📷✨✨(ボケボケでごめんなさい)

ラベルをじっくり拝見👀するも、学名は記載されておらず「薬用」の記載も無し!!

ミソハギの改良品種に「ミソハギ」と「エゾミソハギ」の種間雑種の雌禊萩(メミソハギ:(×salicaria))というものもあるそうなのだけど、これがそうなのかなぁ~と想像するだけ、せめて学名も記載して欲しいと強く思っちゃいました。

ちなみにエゾミソハギ(蝦夷ミソハギ)の学名はLythrum salicaria L.、ミソハギとは学名が違うのですよね(*^-^*)。

で、薬草植物園で見てきたミソハギがコレ(第382話の写真と同じですぅ~)

鉢植えするどころか・・1mくらいありそうな丈の様子です。

 

ねっ(/ω\)シマチューでみたミソハギとは見てくれが全然ちがうでしょ~(。´・ω・)?

「違う品種だよなぁ~」「誰かおせ~て~」な感じです💦💦💦

薬草植物園のラベルには、こんな風に書かれておりました。

Lythrum anceps:ミソハギ、

生薬名:千屈菜(せんくつさい)

民間療法で急性胃腸炎、下痢止めなどに煎じて服用

成分:トリテルペン、タンニン等

分布:日本(本州~九州)、朝鮮半島

漢方では、この全草を摘んで乾燥させたものを「千屈菜」と称して煎じて収斂薬として下痢止めに餅られていたそうなんですよね、西洋医学では未開な部分が多く中医学では使われないこの薬草ですが、江戸時代の和法書に記載があり、急性胃腸炎や膀胱炎に良いとしてあるそうなのですが、急性胃腸炎の際にはゲンノショウコの方が優れているととの事、煎じて服用する際にはゲンノショウコとの併用が勧められてもおります。

🌿 科名はLythraceae:ミソハギ科に分類されているのですが、エングラー体系では日本には3属9種、APG分類だと目録記載数で7属、種数でもっと沢山の種がこの科に分類されているそうなのですが、日本の自生種のミソハギ科はミソハギとエゾミソハギの2つ以外に、帰化種も数種あるそうなんですよね、長・中・短の雌シベ、雄シベの組み合わせで自家受粉を防ぐシステムも持っているそうですぅ~~賢い❣( ̄▽ ̄)。

🌿 属名はLythrum:ミソハギ属、Lythrumはギリシャ語の”lythron(血)”の意味なんだそう・・ひえぇ~(;゚Д゚)~怖!!ですが、花が血のように赤いところからだとか?種名のanceps は、両頭の・茎に両翼のある・・の意味からだそう。ところで、ミソハギのミソを「味噌」と想像した方はいらっしゃいませんか( ̄▽ ̄)? じ・つ・は、ハイビがそうです((´∀`))ケラケラ(←正直ものね)味噌を作るときに利用したのかな??とか、味噌の匂いがするとかなぁ(・・?とね。でも見た感じは「盆花」に似ているなぁ~と、昔の記憶が蘇りました。

🌿 和名のミソハギの語源を調べてみると、

「禊萩(ミソギハギ)」、あるいは「溝萩(みぞはぎ)」とでてきます。

禊ぎに使う萩に似た花ということから「禊萩(ミソギハギ)」と転訛してきた‥云々、水辺を好み湿地や川のほとりに広く自生することから「溝萩(みぞはぎ)」ともよばれるようになったのだそう。(味噌には無関係ね(´;ω;`)ウゥゥ)でした)盂蘭盆会にはミソハギの花穂で、供え物に水を注ぐ風習があり、キキョウやオミナエシなどと共にお墓にも供えする花で、旧暦のお盆の頃に花が咲き仏前に供えられる事が多い事から「盆花(ぼんばな)」とも呼ばれます(*^-^*)。

子供の頃、田舎でお盆の頃になると、婆様(←あまり好きじゃなっかった婆様ね)に手伝わされて、お墓に飾る花を数種束ねるのですが、この盆花が必ず入っておりました。パッとしない花束でも、この盆花(=花の色は濃いし背が高くてガッチリしているものだからよく目立つ)が入ることによって華やかな花束に変身するので、ご先祖様の御墓が妙に✨ゴ~ジャス✨になっていた気がいたします。

 

 

じゃ ✋✋ またねぇ~

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