第210話 絞め殺しの木(゚д゚)!

こんにちはぁ~(*’▽’)

お寒くなりましてねぇ~・・いかがお過ごしでしょうか?cropped-P1030926.jpg

southern woodの冬越し 

 

 

過ぎちゃったけど・・・はろういん

 

 

古代ケルト人が起源と考えられている祭りHalloween、もともとは秋の収穫を祝い悪霊などを追い出す宗教的な意味合いのある行事だったというものの、最近では大人が仮装して街を練り歩いて飲んでは歌えや踊れや~(^^♪・と、なんだかわけのわからない行事と化してしまった感じなんだけどね~(;一_一)前世の記憶を辿れば妙に懐かしい~カボチャの中身をくりぬいて「ジャック・オー・ランタン」を作って玄関先に飾る風習なんてのも結構・・幻想的な風景を醸し出しているしね、ピリリッと身の引き締まるような夜が訪れる今頃にまさにピッタリの一夜でもありますが・・・

 

なんて風に語る季節も去り、いよいよ四季の国、日本では紅葉前線を追いかける時期到来❢

 

紅葉3

 

 

 

 

今回のお話は、紅葉のお話ではなくって、最近、ハイビの家にガジュマルの小さな鉢植えがやってきましたヽ(^。^)ノ(

 

 

・・・ガジュマルの木は、紅葉はしておりません(*´Д`)何せ、常緑高木ですから・・・アシカラズ

 

 

それがこれ 何故か2鉢も・・です。・

ガジュマロ  ガジュマロ2

 

 

ガジュマルの木、メディカルハーブチックにご紹介すると、

科・属名:クワ科イチジク属

学名:Ficus microcarpa• 

和名:ガジュマル

英名:Chinese Banyan, Malayan Banyan, Gajumaru

原産地は、スリランカ、インド、台湾、マレー諸島、日本、オーストラリア、ニューカレドニアの熱帯地方・・・

 

 

ガジュマルという和名の由来はいろいろ・・

 

 

成長しながら気根(特殊な根で空気中から水分を収集)を土台となる低木や岩に絡みつかせていく様子から、「絡まる」が転訛したという説や「風を守る」が転訛したという説・・・など様々、沖縄の地方名でもある「がじゅまる」を探していくと、沖縄県ではガジュマルの大木にはキジムナーと言う妖精(のような)ものが住んでいるという言い伝えがるそうなんですよね

 

でも・・・こんくらいの(小さい)木には、どうなんだろう妖精さん住んでるかなぁ~と、霧吹きでシュッシュッと、水をかけ乍ら、覗いたりもしてまぁ~す。

キジムナーと言う妖精幸福をもたらす精霊なんだそうで、「真っ赤な髪で子どもの姿をした精霊」なんだとか・・・赤毛の子供?あまり見かけないけどね~“幸福をもたらす・・云々”?うぅ~~ん・・そそられるぅ~チュ・・よくぞ我が家にお越しくださいましたって感じねぇ~(^◇^)

 

 

注目すべきはこの木絞め殺しの木:Strangler Figに分類されるんですよね(;゚Д゚)

・・ギョッ(‘Д’) 絞め殺すんかいな

熱帯に分布するイチジク属や一部のつる植物などの俗称で、他の植物や岩などに巻きついて絞め殺すようにして成長するのでこう言われるそうなんだけど、これは、太陽光を巡る競争が苛烈な暗い森林の環境に適応した結果に獲得されたものなんだそう。

絞め殺しの木は着生植物として成長を始めるんだけど、種子が鳥によって運ばれて・・宿主となる植物の樹上の幹の割れ目(表皮の)などに落ちて発芽して根(気根)を伸ばすらしいのね、で、地表に達すると幹は成長して、根っこが宿主の表面を覆いつつ枝は上方へと成長して宿主よりもうんと天に近づいて日光を得るようになるそうなのよね~宿主に勝った❢ってとこかな?

絞め殺しの木の中心部分(宿主植物があった部分)が円筒形の空間になってるのは、絞め殺しの結果として宿主側の植物が枯死したからなんだそう・・・自然の摂理のなせる業とでも言いましょうか、すさまじい生存競争に打ち勝ってきた植物なんだなぁ~と、アラタメテ我が家にお越しくださったガジュマルの鉢植えを見ながら、根っこにご注目

 

ガジュマロ 根 ガジュマロ2根   根っこが、グルグル巻きに・・この鉢植えにはガジュマル以外にはなぁ~んも植わってないから、多分自分で自分を絞め殺してるっていうかぁ~だね。

 

 

「ここは、ジャングルじゃないし、太陽光燦々と浴びれるし・・何も絞め殺すもんはありませんよぉ~~」と、声をかけたりしてね( ̄▽ ̄)もしかしたら、きっと、この絡みついてる根っこ・・しばらくしたら解けるんじゃないかって・・淡い期待をしながら・・・大事に育てようかと(^。^)y-.。o○

   今度、是非見に来てくださいな(^_-)-☆

 

今回も、最後までお付き合いいただきまして、ありがとうさまです3

じゃまったねん

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