第366話 ミョウガ 🌿

副題:ミョウガで夏の到来を感じております(*^-^*)

 

こんにちは~(✿✪‿✪。)ノコンチャ♡

ジメジメした感じの今日この頃ですが、如何お過ごしでしょうか(・ω・)?

ミョウガをみると、“あ~ぁ・夏が来たなぁ~っ”てな感じになりますね~

(未だ梅雨も過ぎてないのだけれどね・・(-_-)zzz))

 

🌿 昔々の話なのですが、田舎の婆さまが、食卓に並べておきながら「ミョウガを食べると物忘れがひどくなるぞっ!!・云々・」と囁くものだから、子供のハイビは婆さまのいう事を信じて、ほとんど食さないようにしていたのですよね、でも、これは迷信で、昔話や落語の語りから広まった事だと知ったのは、大人になってから。

きっと婆様は美味しいものを、子供(ハイビは孫でしたが)には、食べさせたくなかったのかな?などと疑ったりしてね((´∀`))ケラケラ。今では、スーパーにお目見えする頃になると、漬物や味噌汁に入れたりしてバクバク食しております。

ミョウガは、庭の片隅の暗く湿った辺りに生えがち、よく巻き上がった蕾の先が鮮やかな紅色が射している物が良品と言われ、茎元の近くが透けるように白く艶が良いものほど香味も最高!!なんですよね~✨✨今、出回っている高知県産のミョウガは真にお手本です❣

 

 

キュウリを塩でもんで、それに生姜とミョウガを刻んでまぶして頂く・・

おススメですよぉ~(^_-)-☆ テンコ盛りで✨今夜はこれを頂きます(*^-^*)

 

他に、ミョウガで作るオススメと言えば・・?”青じそで巻いて甘酢に漬けたもの”

”昆布をまぶして梅酢に漬けて穂じそを添えて~♪” などは、如何でしょうか?

  

最近、ミョウガを食べているせいか、物忘れがひどくなったような・・( ノД`)…

「いやいや、それは歳のせいでしょっ!!?」と突っ込まれるのがオチかもですが(〃艸〃)ムフ

 

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ミョウガは、ショウガ科ショウガ属の多年草、学名はZingiber mioga、英語名はJapanese ginger、Mioga ginger、和名の「ミョウガ」のいわれは、芽香「めか」がなまって呼ばれるようになったとのことです。ミョウガは、本州から四国~九州~沖縄、それに東アジアに分布(自生)しているけど、野菜(=香辛料野菜)として栽培しているのは日本だけなんだそう・・ご存じでしたでしょうか?

英名も、和名の「ミョウガ」が使われて「Mioga ginger」というのは頷ける💛でも、「Japanese ginger」はどうかなぁ~(・ω・)?一抹の不安がこみあげてまいります💦💦

例えばですよ、「これはJapanese gingerですよ」なんて風に紹介された外国人は、「日本のジンジャーは、こういうものなのね?」的な理解を示して、お国に帰ってから“東方見聞録”ヨロシク「日本のジンジャーは、こんなだったよぉ~」なんて、写メまで見せながら風潮しやしまいか!!?ちょこっと心配になってしまいます。

外国の方には「Mioga ginger」と紹介して欲しいかもです!(((´∀`))ケラケラ

 

お料理では薬味として供されるミョウガではありますが、解毒の働きや、口内炎や風邪予防に効果があり、体の余分な熱を取って血流改善も期待できるもの、女性の月経痛や月経不順にも良いと言われております。

冷たい素麺にちょいと載せて頂くご馳走は、まさに日本人の感性の素晴らしさを物語っている事かと(^_-)-☆ハイビはいっつも思います❣ 「うんうん♫夏場はヤッパリ素麺にミョウガだよねぇ~(^^♪)」と、誰か言ってくださいませぇ~!!

 

今では、ミョウガの栄養成分と言ったら、Ca、K、Mg、ビタミン類がズラ~と挙げられ、香り成分はα-ピネン類、紅色の成分は水溶性植物色素アントシアニンの一種のマルビジンと明らかになっているのですが、1997年に初版の、ある書籍には「ミョウガの花穂はすがすがしい芳香とかすかな辛味に特徴があり・・云々・・しかし、成分を分析しても明らかな香味成分は含まれていない」と紹介されているものもあります。(←ハイビの昔の愛読書というか、植物を勉強してた頃の書籍なんですけどね・・💦💦←汗・汗)

α-ピネン類はβ-ピネン類と同様に広く植物に存在する成分で芳しい香りの素、スパイスを意識すれば、ブラックペッパーなどの成分として知られているでしょか、アロマチックに紐解くと(化学的か?)モノテルペン炭化水素類の中のモノテルペン類に分類され、精油では、サイプレス、ユーカリ、ジュニパー、フランキンセンスなどに含有されております。作用としては強壮作用も囁かれているけれど、鬱滞除去や、抗炎症作用、抗ウィルス・抗菌作用などの殺菌・消毒作用があげられます。精油のボトルの蓋を開けると真っ先に香る成分で揮性が高い、香りのノートはトップノートに分類されますでしょうか。

・・・なんて事を言ったら、「何・ソレッ!!(・ω・)?」と言われそうなんだけど、ハイビが感動している事は、香りの正体=含有されている成分は、もぅ(全部ではないにしろ)突き止められているってことなのよね~二十数年前では解らなかった事でもね❣

学名もしかり!!

その書籍によるとミョウガの学名はZingiber mioga Rosc.(ジンギベル ミオガ ロスコー)と記載されております。最近はRosc の記載は省かれておりますが、これはミョウガの命名者を著しているもので、イギリスの詩人で植物学者&歴史学者のWilliam Roscoeさんに敬意を表してつけられている。他にもZingiber mioga (Thunb.) Rosc.と記載されていることもありますが、こちらのThunbergさんは、リンネの弟子か?と噂されたスウェーデンの植物学者、このThunbergさんとWilliam Roscoeさんの両名の功績なくしてミョウガの学名の銘々は無かったことかと・・・

(cf: Thunberg:1743-1822、William Roscoe:1753-1831 )

こんな事に思いを馳せると、まな板の上で転がるミョウガも、妙に愛おしくなってしまう・・・まじまじと見つめてしまいます(←ただ、食べたいだけかも?)

 

ジメジメ気候に負けないよう・・・体調管理、しっかとです!!!

 

 

じゃ ✊ またねぇ~

 

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