第355話 金盞銀台

 

副題・・✿水仙の花✿

 

 

こんにちはぁ~(✿✪‿✪。)ノコンチャ♡

 

お変わりありませんでしょうか?

 

晴れた日が来たと思えば、またまたハイビの生まれた地方に寒波が押し寄せるそうな‼?「どうぞ、ひどい事態が起こらないように・・・」と、神様・仏さまに祈りつつ・・・しっかし寒いですよねぇ~~(´;ω;`)ウッ…

 

突然♡水仙の花を飾りたくなりました

ので・・

 

・・少し遠くの花屋まで散歩がてら、テクテクテクテク・・出かけてお買い求めしてまいりました。

その花屋さんは、バスで店先を通る時いつも眺めて知ってはいましたが、一度も立ち寄った事がない

散歩がてらとはいえ到着まで片道30分強、往復で1時間強(゚д゚)!結構~遠ぉかったかもぉ~!!

水仙は束ねられて、店先のバケツの中でじっとしておりました✿。

萎びているわけではないのに何故か、俯き加減に咲く姿を眺めていると、ギリシャ神話の登場人物である美少年のナルキッソスさんにまつわる話が浮かんできて「ホントに下を向いているよなぁ~水仙は!!」と、思わずにはいられませんでした。

 

 

 

ニホンズイセン Narcissus tazetta var. chinensis

 

和名は日本水仙、原産地はスペイン、ポルトガルを中心に地中海沿岸地域~アフリカ北部まで広がり原種は30種類ほど知られているそうで、var. chinensisが示すところは、中国を経由して日本に入ったと考えられている事からでしょうかね?

日本でも自生地が存在しているのは、球根が海流にのって漂着して野生化していったのでは?という説もあるそうなんですが、たくましいですよねっ(゚д゚)!

 

 

家に持ち帰ってからは、水仙の葉と茎を纏めている“袴”を脱がせてから

花付きの茎も葉っぱも全部、バラバラバラにして、

大き目の花瓶にドサッと投げ入れただけ~(投げ入れの作法です(←ホント))

 

 

 

学名にある属名のNarcissus は、ギリシャ神話のナルキッソスさんに由来、水仙にまつわる逸話は古今東西たくさん存在するのですが、このギリシャ語のナルキッソスは「自己陶酔」の意味、花言葉はうぬぼれとか我欲とかとか・・あまりイイ印象はないけれど、ほのかに漂う香りは優しい感じで~Love

 

あっ(゚д゚)!そういえば、この水仙の異称は「金盞銀台」

 

水仙が咲きだし良い香りを放つ頃といわれる11月8日〜22日までの二十四節気の「立冬」の末候(七十二候の五十七候,11月18日〜22日)が「金盞香」、「きんせんか さく」と読むのだけど「きんせんか」と呼んでいる「金盞」は、春に咲く金盞花(属名はカレンデュラ)ではなく「金盞銀台」=水仙のこと、最も、水仙の季節は早くても12月初旬、季節の特徴としての五十七候に読まれている事については、違和感を訴える方もいらっしゃいますかね|д゚)。

 

金盞花は花の時期が長いので「長春花」とも呼ばれ花全体の形を金の盃に見立てられるのに対して、水仙は雪の中でも香り高く咲くので「雪中花」と呼ばれ、白い花弁を白銀の台に,濃い黄色の副花冠を金の盃(盞)に見立てた謂いなんだそう・・

 

 

 

ふむ・・ふむ・・濃い黄色金の副花冠が、盃に見えなくもない・・

見えますなぁ~(←時々、オヤジが登場~✨)

 

 

水仙の花・・・

自分が好きで水鏡に映る自分に恋して見とれて挙句に溺れて死んじゃったとか、水鏡を覗いている姿・下を向いた姿のままの姿で水仙に変えられてしまったので花は俯いた姿になっているとか・・・寂しそげな逸話が付きまとう花ではありますが・・

時たま香ってくる花の香りは、清楚な感じで優しい香りと思うのは

 

ハイビだけでしょか?

 

COVID-19感染予防の事で、毎日が、いっぱい・いっぱいの日々ではあるけれど、

時には季節の移ろいに思いを馳せたり、好きな花を飾ったり・・

今の状況を打破できたその時に思いを馳せながら

今は未だ、感染しない感染させない をモット~に。

正しく恐れて予防に努めなくては・・ですね (と思います。。)

 

 

じゃまたね~

   ✿

 

 

 

 

✿ ✿ ✿

 

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