第331話 季節を愛でる💛赤紫蘇
副題として・・・今週のwelcomeドリンクは“赤紫蘇ジュース”
こんにちはぁ~(✿✪‿✪。)ノコンチャ♡
そろそろ梅雨明けの噂もチラホラ出ていませんが・・(
7月19日、隣接する公園から、今年初めて蝉の鳴き声を聞きました。
過去には6月の末には聞こえた時もあった気がするけど・・今年は遅めですかね?
梅雨前は自粛要請が出たこともあって、あまり外には出かけてないと仰る方も多いはず、かくいうハイビもそんな感じです。
果たして、夏の(←太陽)と戦えるかが心配ですぅ~。
🍂 収穫したての赤紫蘇は、6~8月頃にしか出回らないので、この時期を逃したら手作りはできなくなっちゃいます( ノД`)シクシク…。というのも、ハイビの田舎(寒い国)では、赤紫蘇は6月に収穫されたものがイッチバン柔らかいので、赤紫蘇を扱う作業は6月に出回った葉っぱを使う事が推奨されておりました。
田舎では、梅干し作り、梅シロップ作りは6月の作業でしたが、ここ東京では、いつでもいろんな作物が手に入るので、田舎にいた時に感じた季節の制約(?)が薄れている気もしますが・・・
旬の作物を摂り入れることがモットーのハイビでございます
この赤紫蘇は冬には手に入りません
少し出遅れてしまいましたが・・・そのご報告です(*^-^*)
洗って乾かしている赤紫蘇、フワフワ~400gです。
只今、水切り・乾燥中💦💦
お見事な暗紫色、アントシアニン系色素、シアニンとかパラクマール酸エステルとかとか・・・赤紫蘇って、赤紫蘇だけを植えておけば赤紫蘇としての一生を全うできるのだけど、傍に青紫蘇が生えていたりすると、交配して青くなってしまう時があるそうなんですよね。なので赤紫蘇を育てる時は、傍に青じそが生えてない所で育てなくってはいけないそうなんですよね。
こんな立派な葉っぱを生産してくれた農家さんに・・脱帽 & 感謝
400gの赤紫蘇は、一気に熱湯に投入~
これはギュギュっと押し込んで一気に煮沸して~
🔥
🔥 🔥 🔥
熱湯で煮ると、赤紫蘇が青紫蘇に変わっていきまぁ~す。(´;ω;`)ウゥゥ
アントシアニン色素を出し切ると赤紫蘇は青紫蘇に戻っちゃうのよね~この変化が興味深い所でもあります。
サラバ赤紫蘇 ナンチャッテ
ここで一句・・・
赤紫蘇も お湯で煮られて 青じそに By ハイビスカス (´;ω;`)ウゥゥ
そして・・・この真っ赤な液体、アントシアニン色素が溶け出したところ
アントシアニン色素は水溶性色素で、中性では暗紫色に酸性では明るい赤紫色に変化する性質がある事は有名、“血の一滴”じゃないけど、葉っぱに残っている汁分を根こそぎ絞り出して濾過したあとにお酢を入れると、またまた綺麗な赤色に~
濾液の色の変化を見てみよう~¡!(*ノωノ)というわけで、小分けにしてレモン汁を注入してみたら・・・
左が煮だした直後の汁、右がレモン汁をかけたもの
これは、レモン汁に多く含まれる酸(クエン酸)によって煮汁が酸性に変わり、溶け出したアントシアニンが鮮やかな赤紫色に発色しているところです
楽しいぃ~ なんて言ってたら、
ハイビちゃん!(゚д゚)! 遊んでばかりいないで(゚д゚)!と、お声がかかりそうなので・・
煮だした後の赤紫蘇(青くなっちゃったけど)の葉っぱは、
お皿に広げてチンを繰り返して・・・
ミキサーにかけて、ふりかけをこさえました。
昆布だしと塩を少々まぶすと美味しく頂けますよん~(*’▽’)
赤紫蘇ジュースの保存は、ガラス瓶で(*^-^*)ね。
本日のラインナップ
というわけで、今週の“ハイビ魔女のwelcomeドリンク”は、赤紫蘇ジュースです。
毒味をせねば と、飲んでみた
自分でいうのも何ナンですが 美味・イケてます
紫蘇の香りが、プ~ンと香っていい感じ~
もっと作ればよかったぁ~~いう感じです。
赤紫蘇の効能といえば食中毒や食あたりの予防などに防腐剤代わりとして知られているけど、メデイカルハーブチックにお話すると、香りの素はぺリルアルデヒドという成分、この成分はシソが持つシトクロムP450の一種によって、リモネンを基質にペリリルアルコールを生成し、それを酸化することでペリルアルデヒドが合成されて、殺菌作用と食欲増進作用のほか、マクロファージ(食細胞)による炎症性サイトカインの生産抑制によって腸炎を抑制することなども報告されております。
えっ(゚д゚)!リモネンはどこからきたかって?
紫蘇が自分で持っている芳香成分で、他にはピネンなども含まれているらしいけど、これらの成分はいずれも熱に弱くって加熱すると芳香はかなり弱くなるらしいのだけどね、いつも思います 植物って偉いなぁ~って。
日本人で良かったぁ~な瞬間でした(*^-^*)
是非にも・・試飲しにきてね~~
長々となってしまいましたが・・・お読みいただきありがとうございました
(´▽`)アリガト!
じゃまたね~
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