第305話 キンモクセイの香り 🌿

第305話 キンモクセイの香り~

 

こんにちは(✿✪‿✪。)ノコンチャ♡

あちらこちらの軒先から、そよそよと風に乗ってキンモクセイの香りがするこの頃

いかがお過ごしでしょうか?

 

 

 

日本のあちこちでは台風による被害も甚大で、キンモクセイの香りにうっとりしている場合ではないのだけど、今年はキンモクセイの香り始める時期が例年に比べて遅く、10月13日だったそう・・なので、台風が暴れた後の今でも、こうしてかわいい花を眺めることができております。

 

 

 

 

台風被害にあわれた地域の方には、申し訳ない気持ちがこみあげてまいりますが、

 

 

どうぞ、一日も早く元の暮らしに戻れますように・・・

 

 

 

 

“金木犀の大木に花が咲くと、月が満ちていき、満開になった時が満月となる”

という言い伝えがあるのだけど、今年は10月14日が満月だったのよね、今年のキンモクセイの香り始めは遅めで10月13日頃だったそう・・・自然の摂理を短絡的に考えるのは危険ではありますが、案外、言い伝えにも一理あるなぁ~って感じたりしているのですよね。

 

考え事をしながらボォ~として道を歩いている時なんかに、どこからともなく花の香りがしてくると、ハッとします。「あっ(゚д゚)!キンモクセイの香り❣❓ 何処から香ってきているのかなぁ~?」と、樹木を探して辺りを見回す時などは、ふっと我に返ります。今年の秋はキンモクセイの香りが、やけにハイビに何かを語りかけているような、そんな気がしてならないのです(´;ω;`)ウゥゥ。

 

「β-イオノン」「リナロール」「γ-デカラクトン」「リナロールオキシド」・・・こういった成分が含まれるキンモクセイの香りは、オレキシンの分泌を抑制する働きがあるので、血糖値が下がって「あ~あ・・チョコレート(甘いもの)を食べたい!!」って思った時の抑制作用があったりするのですよね、簡単に言えば、ダイエット効果でしょか??でも、ハイビは抑制なんかいりません( `―´)ノ、食べたい時にばくばくチョコをほおばっております(爆笑  β-イオノンによる癒し効果の方が欲しいなぁ~❣(*^-^*)

 

キンモクセイの学名はOsmanthus fragrans(var. aurantiacus)、Osmanthus(オスマンサス)はギリシャ語のosme(香り)とanthos(花)が語源、原産は中国南部の桂林地方で、日本への渡来は江戸時代初期の頃、雌雄異株で日本では花付きの良い雄木が多くて雌木はなかった事について、雄木だけが渡来したのか?と推測されるのだけど、たま~に実のなる雌木も見られるのは、日本の風土による性転換が起こったせいかもしれない云々・・と仰る学者もいらっしゃったりして、なんと謎多き樹木でしょうか!?

 

花から香料をとって干した花は、マツリカ (茉莉花)同様、ウーロン茶の香りづけ用として使われたりもして(←桂花烏龍茶(*^-^*))これが結構美味💛というか美香~✨✨

 

 

 

 

 

“よい秋や 犬ころ草も ころゝと”

・・・・・by 小林一茶さん

 

 

 犬ころ草とは狗尾草=えのころぐさ➡“猫じゃらし”といえば「あれねぇ~」と仰る方も多いかと!(^^)! 一茶さんがこの句を詠んだのは寒露の頃なので10月8日前後、でも、10月の末になろうかという今頃、道端や空き地のあっちこっちでよく見かけるのですよね、(。´・ω・)?

 

 

キンモクセイの香り立つ時期が遅めという事とか、猫じゃらしの萌え出る季節も遅めになっている事から、植物になって考えてみたら”暑い夏で体力消耗しちゃったので、秋も深まってから萌え出よう~”って決めたのかな?と、怪しんでしまいます。何気に、気候変動の影響が植物の人生ならぬ植生にも影響しているのかもね?なんて思う今日この頃、この一年を振り返っても(振り返るにはまだ早いか?((´∀`))ケラケラ・・・)花の開花期間が短めだったものもあれば開花が遅めのものもあったりしてて妙に気になる!何気に、心配ですっ!!!

 

 

 

そうこうするうちに、紅葉の季節が巡ってまいりますねぇ~(*^-^*)

ススキも風になびくころに・・・

 

 

これは過去に写した井之頭公園の夕景~✨✨

 

 

寒くなりましたので、どうぞ、風邪など召しませぬように・・・

冷え性の方は、体と心を温めてお過ごしくださいね(*^-^*)

 

いつも見てくださって、ありがとさまぁ~<m(__)m>

 

 

じゃまたね

 

 

 

 

 

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