第276話  紫雲膏🌿🌿

第276話 紫雲膏

 

 

残暑お見舞い申し上げます

お久しぶりでぇ~す。

残暑お見舞いがどうのこうのと言ってもねぇ~暑いよね~ι(´Д`υ)アツィー・・

御身体、不調を感じていらっしゃいませんでしょうか❢❢?

 

 

 

Karkadeメディカルハーブとアロマの教室よりおしらせ 🌿 🌿 🌿

 

 

🌿 <メディカルハーブ・ハーバルセラピスト認定講座>

ハーバルセラピスト認定講座では、今4・5月頃から、11月の認定試験を目指して通って見えてた方々が修了の時を迎え、入れ替わるように、8月初旬からまた数名の方をお迎えいたしております(ありがとうございます<(_ _)>)

台風の時も、遠くからセッセ・セッセと電車の乗って通って見えた姿は感動ものでした❢「やると決めたらやりますよぉ~(*´▽`*)」と言いながらも講座の間中、帰りの電車が動いてるかな?と、気になって気になって仕方なかったっけ((* ´艸`)クスクス 良い想い出でございますぅ~( ̄― ̄)。

 

今年の秋のハーバルセラピスト認定試験は11月18日(日)

受験申込受付期間は、10/1~10/25(※当日消印有効)となっております。

当教室を修了されたけど、家庭の事情で春のお受験を断念された方が数名いらっしゃいましたが、「今秋に受けようかな?」と、お考えの方は是非ご連絡下さい❢お受験用の書類をお渡し致しますので、メールで日程をお知らせくださいませ~<(_ _)>

 

🌿 <アロマテラピーの講座>

 

この講座もボチボチ・・アリガトサさまぁ~(*´▽`*)

アロマテラピー検定を目指す方もいらっしゃるなか、今年の梅雨前頃から、ご要望に応えて、新しく「アロマとハーブの良いとこどり・アロマとハーブのクラフト講座」(←仮称)みたいな(‘◇’)ゞ講座を開講いたしております。ゴチャゴチャと理論は行いませんが、アロマやメディカルハーブの基本の樹はちゃんと植え付けながら・・^_^;。

お年を召すと、どうやら我儘になるらしい(´;ω;`)ウゥゥ 「面倒くさい事は知らなくていいけど、アロマとかハーブとか、何かやりたいのよねぇ~」と仰る年配の方のご希望に応えて、ガゼン(‘◇’)ゞハイビ先生、頑張っちゃってます❢

頭と手を使う講座、簡単に言えば「ボケ防止講座?」(←きゃああぁ~~言っちゃった(〃艸〃)ムフッ)というか、生徒さんが銘々したのですけどね(*´▽`*)、でも・・この名称ではHPには出せないよなぁ~。

アロマテラピー、メディカルハーブのイロイロを学んで頂きながらポチポチやってます。

梅雨の頃には、抗菌・防臭効果のあるハーブやアロマを使ってシューキーパ―を作ったり・・・

 

 

暑い夏場の入浴を楽しくして頂くべく、お肌スベスベになるバスボムを作ったり・・・

お出かけ時の虫よけスプレーを作ったり・・・と、月に一度の講座ではありますが、暮らしに役立てて頂いております(と、思います((* ´艸`)クスクス))

ハイビも、生徒さんと言えども人生の先輩のお小言を聞きながら、結構楽しんでるかもです(*`艸´)ウシシシ・・・

昔訪れた京都の化野念仏寺にあったチラシに、「子供しかるな来た道だ 年より笑うな行く道だ」という名文句が書いてあったもんねぇ~・・笑いませんよぉ~❢❢ というわけで、次回の講座は、またまたご要望にお応えして、“紫雲膏(軟膏)”作りを考えております。

 

↓ 出来上がりはこんな感じで・・練った“あんこ”みたい( ;∀;)

 

紫雲膏、これは中国の明時代に陳実功さんが著した「外科正宗」にある“潤肌膏”が原型、その処方は?紫根・当帰・ゴマ油・ミツロウが主成分、ところが日本の江戸時代のドクター・華岡青洲さんが、そこに豚脂を加えて、紫雲膏が誕生~

なんで豚脂を入れるかなぁ~(´;ω;`)ウゥゥが、これが、最近のハイビ先生の悩みの種なんですよね

 

そもそも、軟膏は基材と薬からつくられて、基材の一つ、液体油のごま油は保湿とか抗酸化剤として用いられて、固体油のミツロウと豚脂は保湿効果とか?

薬の一つ目は当帰には造血・血流促進効果があって、もう一つの薬である紫根には抗菌・創傷治癒促進とかの働きがあるみたい・・

 

ハイビちゃん、にわか薬剤師みたくなっちゃってる~((´∀`))ケラケラ

 

作り方は、ごま油を180℃で1時間熱して、ミツロウと豚脂を入れて120℃で20分加熱、当帰を120℃20分、紫根は142℃で15分・・・と方法は、なるほど了解しましたぁ~(‘◇’)ゞ

ごま油を長時間煮詰める理由は、加熱する事で粘性が出て皮膚への親和性が増すんだそう、紫根をいれて142℃加熱するのは、紫根の成分であるアセチルㇱコニンの溶点が142℃だからだそう・・うん(*´▽`*)わかったよぉ~準備はOK~❢❢

どうして、こんな風にするか?納得しないと力が入らない性分なものだから、あっはは(*’▽’)、理解してから実行することがモットォ~です。

 

 

ここからが悩みの種の話・・

ごま油を1時間加熱するのは換気扇ガンガンまわしてやれば良いかもしれないけど、豚脂を入れるのかぁ~出来上がった軟膏・・臭くならないかなぁ~って、ちょこっと不安なのです(´;ω;`)ウ・・・なんか豚脂の匂いが鼻に突きそうuu・・・。

 

何故、ドクター華岡は豚脂をいれたのだろう?と、頭の中でもやもやもやもや・・・

豚脂は、昔から沖縄や中国で治療薬として豚脂を使ってたんだそうで、組成が人の脂肪に近くて食用にも供される程なので、安全性が高い素材と言えるそうなんだけどねぇ~ハイビの場合、今時の固体油として最初に思いつくものにシアバターがあるんだけどなぁ~

豚脂をシアバターに替えよっかなぁ~って思案中なわけね~勝手に処方を変えるなんて・・

ドクター華岡、怒るかなぁ~(´;ω;`)ウゥゥ

 

 

 

人間の皮膚の組成はオレイン酸48%パルミチン酸25%リノール酸11%・・・、豚脂の組成は、オレイン酸45%パルミチン酸25%リノール酸10%・・・と、確かに似てるぅ~!

シアバターといえば、オレイン酸43%パルミチン酸4%リノール酸6%と、パルミチン酸濃度がガゼン低いけど、ステアリン酸の濃度は高い❢ってことは、抗酸化剤としては問題ないかもなぁ~(・・?とか、パルミチン酸の抗酸化作用が不足するとvitaminAを安定できなくなり➡シワが増えるらしく・・そもそもシワの原因は乾燥、シアバターにはオレイン酸も人の皮脂と同じくらい入ってるから保湿効果も問題ないかな?と、豚脂とシアバターが、頭の中で堂々巡りしちゃってます。

そもそも、なんでドクター華岡、豚脂なんかを入れたんだろう??(・・?と、最初の疑問に戻ってしまいますが、ドクター華岡の生きていた江戸時代にはシアバターなるものは日本では知られておらず、当時の日本で治療薬として使われてた豚脂を固形油として処方したのかもしれない・・って,結論つけちゃいました(≧▽≦)

でも、シアバターなどの植物油に比して、ミツロウや豚脂などの動物油のほうが酸化しにくい事、軟膏基材には酸化しにくい油を選択することが必須なんですよね、ごま油は植物油だけどvitaminEやゴマリグナンなどの抗酸化物質が含有しているので酸化しにくいそうなのよね~ここんとこはちゃんと説明せねば・・・資料を作りながらも、未だ悩んではいるけど・・・豚脂はヤメテ、シアバターを使おうっと(*’▽’) という意見が優勢~((〃艸〃)ムフッ)

 

 

こんな風にして、何かをするにも、いちいちグチャグチャ考えてしまうハイビ、~~ったく・・と思いつつ・・・

 

 

じゃ  またねぇ~

💦~💦~

 

 

 

 

 

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