第227話 筑波実験植物園に行ってきました。

“ぎしぎし”をご存じですか?

 

先日、北小金駅で友人の車に拾ってしてもらい、国立科学博物館筑波実験植物園に出かけて参りました。

「この植物園は、筑波山の南に広がる筑波研究学園都市に、国立科学博物館が植物の研究を推進するために設置した園で、植物の多様性を知り、守り、伝える事を使命に、研究・保全・展示・学習支援活動を行っている所・・・」なんて、パンフには書いてあって、テーマがちょいお堅い雰囲気ではありますが、なんてことはない❢何気に、ふらぁ~っと訪れる事ができる所でもありましょうか?でも・・車がないと、些か不便な気もしないわけではないが・・・する

この季節は植物がグングン育ってて、実に心ワクワクしちゃいました。

 

当日は風があるも、晴天で・・空にはペアーのUFOも飛んでて・・

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えっ(゚д゚)!実に、清々しい一日を過ごして参りました。

 

道中~道端には、いろぉ~んな“雑草”がお目見えして、その時の車中の会話が笑えた

車中のメンツといったら、ハーバルプラクテイッショナーなんて資格をお持ちの面々が揃いもそろって、道端の植物を眺めながら、植物の姿・容を表現するのに、「あれ何かね?あのシャワシャワ~っとしたヤツ・・」とか、「シュワシュワ~と伸びてるヤツ・・」とかだもんねぇ~

もっと、スキッとした植物学的表現はできないもんかねぇ~って(∩´∀`)∩大笑いでした。

 

その時の会話を再現

A:「いろんな植物が萌え出して良い季節ですねぇ~」

ハイビ:「ほんとねぇ~ところで、あれって、どこにでも見れるよね~」

A:「どれ?」

ハイビ:「あの、シャワシャワ~っとしてるヤツ」

A:「あ~ぁ・・あれね、いろんな所でシャワシャワ生えてますよね~」

ハイビ:「あのシュワシュワってやつは?」

B:「あれ?ギシギシって言うヤツですか?」

A:「えっ(゚д゚)!ギシギシって名前?ギシギシって音がするからギシギシ?なぁ~んてね~~あっはは」

B:「立派な薬用植物なんですよぉ~あれぇ~?知りませんかぁ~」

ハイビ:「初めて見たかもぉ~」(*ノωノ)ハズィ・・・・・・・・・・・・

 

車中でかわされた会話のひとコマ。

雑草のごとく生えてる植物に、実は薬効がある事がわかると、ムズムズ・・で、その時に知った“ぎしぎし”という植物これは放ってはおけない❢

ってんで、植物園内にも生えてるのをみつけて、記念にカシャ✨✨

そうなんです、この植物園、雑草と言われる植物も、さも~の如く育成(?)されておりました(゚д゚)!

というか、勝手に生えてた・・のかな?

 

それが・・これ2 3

目玉がビッシリ(*´Д`)❢❢

色からして、枯れているんかなぁ~って思ったら、とんでもない❢これは“花”なんだそう・・

心💛を込めて写し込めば、フムフムなるほど・花よねぇ~4

で、家に帰って・・・図鑑で調べてみました(・o・)

 

学名:Rumex japonicas

科名:たで(蓼)科

学名に、japonicus(日本の)が付いてるのには、感動💛

Rumexはラテン語で「槍」の意。

 

名前、“ぎしぎし”の由来は?

花穂をしごいて取ろうとするとギシギシと音が鳴ることからとか、果実をふるとギシギシという音がするからという2二つの説があるそうなんだけど、物類称呼(江戸中期の方言辞書で1775刊、諸国の方言を収集して天地・人倫・草木など7部門に分けて考証・解説している)の中にも「近江及西国にてギシギシと云」と書かれてあったり、本草綱目啓蒙(1803)に至っては、「ギシギシは京の呼び名」と記載があって、江戸時代の京都方面での呼び名が使われているのだろうとも言われております。

 

そこで~💛~~検証~~

実際に触って触ってみたけど(*´Д`)「ぎしぎし」とは言ってない❢カサコソいってたけどなぁ~

「・・カサカサカサ・・・」ってね、江戸時代にの京都方面での呼び名ってことは、その時の方々は「ぎしぎし」って聞こえてたんかな?ってことで。。

 

若芽、若葉は山菜食用として、根は皮膚薬になるそうなんだけど、薬用部は根茎を含む根っこが主。

地下にこんなごっつい根っこが隠れているとは知らなんだ❢5

 

有効成分にアントラキノン、タンニン、アンスロン体などが含まれてるそうなんだけど、あくまでも民間療法の域を超えてないらしい・・でも、アントラキノンといえば、緩下作用が期待できそげでもありますよね(^_-)-☆

民間療法では、便秘に対しては、刻んで乾燥させた根の煎じ薬を用いたり、たむし・ぜにたむしには根の生汁と酢を混ぜて患部に塗布するとか、果実を煎じて湿疹・かぶれ・・・皮膚病に冷やしてから湿布する等の紹介がされてたりもしますでしょか。

 

園内は「世界の生態区」と「生命を支える多様性区」に分かれているそうなんだけど、そこは・・ほれっ出不精のハイビちゃん・・金魚のフン状態で他の方の後ろをチョロチョロ・・

なもんだから、今、どこら辺を歩いてるのか???

ただひたすら・・カシャッ☆彡写真撮りに余念がなかったかもぉ~(∩´∀`)∩

 

幾つか、ご紹介でぇ~っす。

宴会などで、最初のご挨拶がチョロチョロって済むと、司会者が「しばしご歓談ください・・」とか言っちゃって、どっか行ってしまうでしょ?あれみたく・・・しばしご覧下さいませぇ~(*´▽`*)。。

フェイジョアの若芽          ヴェロニカ

6        7

ロドフィアラ・アドヴェナ         イエローキューピッド

8        9

ブラキカム・イベリディフォーリア

10        11

コゴメウツギ             マルバウツギ

12        13

14 15 17 18 19 20 21 22 23 24 27 28 29 30 31

 

上を見上げると、うっそうと茂る樹木・・・32

日陰を好む植物は、こうして守られてるのですねぇ~

おまけに、ハイビ達も、暑くて暑くて・・・ふぅ~(*´Д`)樹木さんに守られておりましたが・・・。

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そして、その日のランチタイム💛

あまりにも空腹で、よくばりパスタというゴッチを所望~あいかわらず大食いのハイビでした。

最初に運ばれてきた、おかずとスープ、素朴な感じでnice❢❢

34  でも、食べ始めたら止まらない❢

主食のスパゲッチーが、運ばれてくると同時にペロリ

食した後で、あっ(゚д゚)!写真撮らなかったぁ~~(´;ω;`)ウゥゥ

ってなわけで、menuを撮影させていただきました(^_-)-☆

35←これね。欲張っていただいてきました(*´▽`*)

 

 

昔、写真をみて、ゾクゾクっとしたことがあります❢

写真から撮影者の“気”が伝わってくるというか、この写真を撮ってる人って、どんな人なんだろう・・とか、何を考えながら写しているんだろう(。´・ω・)?とか・・・

 

ハイビがこの花々を写してる時はどんなだったかと言えば、ただ、綺麗だなぁ~とか、自分が今感じてる印象をそのまま残しておける写真が撮れるかなぁ~とか・・ただ、頭の中は、空っぽだった気がします。

 

 

じゃまたねぇ~

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