第217話 テキサスマウンテンローレル🌸と・・
こんにちはぁ~ん
先日、こんな花の投稿を目にしました(゚д゚)!
何やらリボンがいっぱぁ~い(^◇^)ぶら下がってるぅ~☆
見方によっては藤色の芋虫が・・きゃああああーーーっつ
バカな事言ってないで・・(;一_一)
テキサス州議会議事堂の敷地内にある、深い歴史や重要な意味を持つ樹木についてのガイドの中➡「テキサス州議会議事堂樹木ガイド」によると、テキサスマウンテンローレルと言うんだそう・・・
学名:Sophora secundiflora
英名は:Texas mountain laurel、Mescal bean。
科・属名:マメ科クララ属の常緑低木。
まぁ~折角だから、能書きをご紹介☆
「常緑低木のテキサスマウンテンローレルは約9メートルの高さに成長し、丸い樹冠を持ちます。テキサスでは小川の川岸や岩の多い斜面、石灰岩質で表層の薄い土壌などで多く見られ、春に豆のような青紫の花が群生して咲きます。香りはグレープ味のKool-Aidを思い出させます。
固い実鞘は種と種の間にくびれがあり、ビーズのような形をしています。
1539年、カベサ・デ・バカはテキサスのインディアンがこの鞘を物々交換に使用していたと報告しました。テキサスでの最も古い痕跡は約1万年前で、ペコス川下流域のボンファイヤー・シェルター付近で見つかっています。花と実はシスチンと呼ばれる毒性アルカロイドを含んでおり、種1粒でも摂取すると嘔吐やけいれんを引き起こし、ときには死に至ることもあります。」って書いてあったよぉ~(*’▽’)花と赤い実には有毒物質が(゚д゚)!まぁ~大変❢❢
・・そいえば、何気に怪しいマメのような・・・食べちゃダメよぉ~っ(゚д゚)!そこいら辺にあるはずもなく・・テキサスですからぁ~(笑)
生きてる時はこんな風になってるらしい➡豆がよ(^_-)-☆
説明文にある「Kool-Aid」ってどんな味なんかな?と、またまた検索したところ「Kool-Aid(クールエイド)とは、アメリカの家庭では欠かせないアイテムになっている粉末ジュースのことで、(CMのマスコットが描かれたパッケージなんかもちゃんと出てて・・)夏になるとアメリカの家庭では、どこのお宅でもこの粉末ジュースを水で溶かし、冷蔵庫に入れて冷やし、いつでも冷たいジュースが飲めるようにしている」ものだそう・・・へぇ~( ̄д ̄)マジッカヨォ~??
そっかぁ~ よーするに、「グレープ味のジュースの粉末を思い起こさせる匂いがする」って事で、グレープジュースの芳香ではないんかな?
なんて思いつつ、シツコク植物図鑑 の説明をあさってみたところ、テキサスマウンテンローレルの芳香については、
「・・前略・3月から5月ごろ、総状花序にグレープジュースのような芳香がある藤色または紫色の蝶形花を咲かせます。」とあるじゃなぁ~い( ̄▽ ̄)。
また、一説によると
「・・前略・・ブドウのチューインガムのようなにおい・・云々・・」
なんて風にも表現されておりまして、どうやらこの花は一筋縄ではいかない香りをお持ちのようでもあります。まぁ~想像するに、ファンタ(飲み物)の香りかなぁ~(^◇^)ハイビ的に“ファンタ”の解説を申しますと「葡萄の香りをもちながらも水っぽくて葡萄じゃないでしょ!?合成甘味料がバッチシ効いてるんかなぁ~?と思わせる飲み物の香り」という事になりますでしょか?
ハイビ専属のお詫び係
それでね、“カルミア(花笠石楠花)”という花(樹木)をご存知ですか?“アメリカシャクナゲ”とも言う花をちょこっと。
これも英名でMountain laurelって言うんですよね。
学名:Kalmia latifolia
科・属名:ツツジ科カルミア属の常緑低木
英名:Mountain laurel
カルミアを外人さんに見せて「これなぁ~んだっ」と問うと、半分の人は「マウンテンローレル」って応えますねェ~間違いなし(^_-)-☆
実に、面白いなぁ~って思うんですよね~
“Mountain Laurel”“山月桂樹”って紹介されたりもするこの植物、カルミアの原産は北米、北アメリカの植物を収集していたスウェーデンの植物学者Pehr Kalm(ペール・カルム)さんに因んで命名されたそうなんだけど、ヤッパシこいつも有毒植物(゚д゚)!こっちのMountain Laurelは、葉っぱに“グラヤノトキシン”という毒を隠しもってて・・・・ほらね、綺麗な植物さんって、なんかしらの毒を隠し持ってるね
カルミアの花は、季節になると園芸屋さんに並ぶし、お庭(←よそ様の)のあちこちで見かけるけど、毒を隠してるからご用心ご用心(*´Д`)。
まぁ~珍しいお花のあとでギュギュっと現実に~お勉強ちゅうの方は是非
メディカルハーブの分類について、今までシンエングラ―体系で分類されていた幾つかが、数年前からAPGⅡ分類表記に変更になってる事はご存知かと?
で、今度からAPGⅢ分類体系による科名表示になります事については、ど~でしょうか?
“メディカルハーブの辞典”に掲載されている幾つかについては既に公表されてもおりますので、是非にも知っておきましょうよね~(^_-)-☆例えばですよぉ~独断と偏見で(*’▽’))大好きなマイタケを例にひとつ。
マイタケGrifola frondosa は、新エングラ―体系では、サルのコシカケ科に入ってたものが、APGⅢ分類体系で”トンビマイタケ科”に分類されるようになったんだけどね、visualに見てみると・・
マイタケ
トンビマイタケ
同じ科に うん!似てる似てるヽ(^。^)ノ
でも、以前の新シンエングラ―体系では、“サルのコシカケ科”の仲間に分類されてたって言う事なんですけどね。
サルのコシカケ、うぅ~ん(。´・ω・)?どうでしょっ(長嶋茂雄さん風に言ってみて)
サルのコシカケ科の同下位分類の“カワラタケ”という種類を連れてきて「似てるでしょ~っ」と言われたら、暗~い森の中で見つけた時に、何となく同じもんかなぁ~って思えなくもないけどね
カワラタケ
サルのコシカケに「似てるでしょぉ~」って言われてもねぇ~もう、この絵を見ちゃってからは・・多分・無理(・´з`・)
こういった、見た目の判断をバサバサっとDNAで解析しちゃったて事なんですけどね。
こんな風にして、visualに追っかけてみるのもよろしいかと(^◇^)
似て非なるもんとか、似ないで同じもんを発見するいい機会にもなるんじゃないかって
楽しみながら( ̄▽ ̄)今一度、情報収集をば
じゃまたねぇ~ん