第216話 亜麻(フラックス)つれづれ・・・・
こんちゅわぁ~(*’▽’)
冬にしては暖かい日々が続くと「異常気象だよなぁ~」と言いながらも、やっと巡ってきた冬らしい気候に接して「寒い寒い❢」とウダウダ言ってるハイビではありますが、皆様お元気でしょうか
近況報告をひとつ(*´Д`)
新年早々・・ある夜、電気釜の電源が入らんようになった(゚д゚)!バンバン叩いたら、一瞬スイッチが入ったようだったけど、御米を炊く力は無さそげ・・・で、その後はウンともスンともいわなくなってしまった。
仕方ないからちょこっとやすませてあげよう・・1年365日を十数年・・
毎日働いてれば疲れもねぇ~( ̄д ̄)・・・ってんで、仕方ないから、土鍋でご飯を炊いてます 出来は?こんな感じに炊けて・・味は、まぁまぁ~(*´▽`*)というか、案外美味しく炊けてます
あれから10日過ぎようとしてますが、今だ電気釜買ってないんですよね(/ω\)
近況報告は以上で~
で、今回は、お題にもありますように、亜麻のお話をちょこっと。
メディカルハーブ・ハーバルセラピスト講座で学ばれていらっしゃる方にあっては“フラックス”と聞けば・・?・・ホレッ(^_-)-☆出てくるでしょ? (・∀・)ウン!! Linum usitatissimum ね(*’▽’)、読み方は、リヌム ウシタティシムム。
ズバリッ☆フラックスシード☆であります。
使用部位は種子(亜麻仁)、しぼりだされた亜麻仁油にはn-3系多価不飽和脂肪酸のα-リノレン酸が・・ウダウダ・ウダウダ・・んでもって、クラス分類は2d「少なくとも150mlの水分とともに摂取する事」、「腸閉塞には禁忌」ってヤツね(^_-)-☆
講座の中で「この学名のLinumの由来はラテン語のlinum(糸)、語源はギリシア語のlinon(糸)、usitatissimumは、ラテン語の形容詞usitausが語源で“非常に有益な”を意味するそうで、茎からは繊維が採れるし実は食べられるし・・実に重宝な植物という事がよぉ~くわかる気がしますよねぇ~古代史にも名を残している植物なんですよ」と、紹介したりもするのですが、その時の反応はイマイチ「ふぅ~ん」とだけ( ̄д ̄)
有無を言わさず「植物から繊維までの状態にあるときにはFlaxと言うのだけど、糸とか製品になるとリネンと呼ばれるんですよね~」と、ここまで言えば「あ~あ・リネンね❢」と、やっとこ期待する反応が得られて、「ホッ」としたりもしてね~
アッハㇵ・・今回は、こっちの方面からちょこっとね(^_-)-☆
亜麻は、紀元前7000年頃のトルコやシリア、紀元前5000年代のエジプトでも栽培は行われていた植物で、エジプトではミイラを包む布地に使われていたそうなんだけど、もっと古くを訪ねると、スイスの湖畔に住んでいた古代人の歴史にまで遡る事ができるんですよね。花はとっても可憐で、ひっそりと咲く感じがするのはハイビだけかなぁ~?
この花の花言葉は“感謝” “あなたの親切に感謝します”
長崎県島原市が1998年から実施している「雲仙普賢岳祈りの日」である6月3日の誕生花でもあります。
あっ(゚д゚)!脱線の兆しが・・・・
そしてこれは、国立考古学博物館/エジプト博物館所蔵のFLAX。
FBのEgyptianの友人が投稿していた記事を拝見し、シェアーさせていただきましたもの(^_-)-☆
FLAX, woven, painted 19TH DYNASTY Wsr-mAat-Ra stp-n-Ra Imn mr (n) Ra-ms-ss Acquistato durante la II Missione Schiaparelli degli anni 1891-1892.MUSEO ARCHEOLOGICO NAZIONALE/MUSEO EGIZIO globalegyptianmuseum
最も布になっているから「リネン」と言った方が正解かもねぇ~
月光で織られた布とも称されております。
古代エジプトでは亜麻の布は“月光で織られた布”と呼ばれ神事に使用してたそうなんですよね。体液病理説を唱えた古代ギリシャのヒポクラテスさんはことのほか亜麻を推奨されておりましたし、西ローマ帝国の皇帝のシャルルマーニュ大帝は、食用・薬用として亜麻栽培を義務付けていたり・・イエス・キリストさんの遺体を包んだ聖骸布は亜麻布であるとも伝えられております(←今は、トリノの聖骸布と呼ばれておりますが)。こんな風に古代~中世に至る時代においても亜麻は貴重な植物であった事がうかがえますよねぇ~(´―`*)ウンウン(・∀・)ウン!!
もう一つFLAXが描かれている遺跡のかけらを見つけました(*’▽’)これも・・シェア~ッチカチカチ・・
これはタイルの破片の写真。
vegetative decoration of plant stems, blue flax flowers, and separate inlaid flowers of Anthemis pseudocotula, which has white leaves and yellow flower heads.Present location PELIZAEUS-MUSEUM [04/030] HILDESHEIM
Inventory number 4824
出所は?というと、El-`Amarna(アマルナ)の、とある大きな宮殿の壁装飾の一部、アマルナは古代エジプトではアケトアテン (Akhetaten) と呼ばれており、アケトアテンとは「アテン神の地平線」という意味、場所は真ん中ほどのあたり・・
アマルナから出土する芸術品には、鳥や植物など、それまでの表現方法(記号的な図形)から躍動感あふれる表現へと変化が見られるそうなんですよね。
「植物の茎、青い亜麻の花、白色の葉と黄色い花の頭を持つアンセミス属の象眼細工花・植物装飾・・云々・・」との説明が付いて居りました。
あっ(゚д゚)!アンセミス属?真っ先に浮かぶのがAnthemis nobilis:ローマンカモミール(*’▽’)でしょかね?(´―`*)ウンウン
白い花弁に黄色いペッチャンコの花床・・・わかるなぁ~(^_-)-☆
それに、青い亜麻の花が(^◇^)こんな風に描かれていて、何やら艶出しも施されているそうなんですよぉ~こんな風に見えてたんかなぁ~フラックスは(。´・ω・)?・・・・と、遠いアラビアの地に想いを馳せてみたりもするんですよね。
ここまで黙って聞いて(読んで・・かな?(*’ω’*)?)下さってる方々の中には、ハイビはいったい何を言いたいんじゃと、眉に皺を寄せているんじゃないかと(*´Д`)実際にハイビの姿・容をご存知の方にあっては「また始まった~ハイビのうんちくが・・ハイハイ(耳にふたして(*´Д`)・・どうぞ~~」ってな具合に野放しにしておくんでしょうけどね。。
(ありがとねん~💛)
「生きた化石」とも呼ばれているGinkgo biloba(イチョウ)の祖先と考えられる葉の化石は、約2億7000万年前の古生代末の地層から発見されているし、現存しているイチョウは中生代のジュラ紀に出現し恐竜の仲間と共に繁栄してきた一部の種類の生き残りと考えられてもいるし・・・・ウダウダ・ウダウ~ダ・・・・(←ハイビが演説中デス (爆笑))
一度は、植物さんの恵みを頂いて健康になろうと奮起したのだし・・
その植物にまつわるアレコレ、色々な面から知ってほしいというか、今、身近に目にすることの出来る植物さんは、厳しい生存競争に打ち勝ってきた奴らなんですよね~めいっぱい自分を着飾って、あるものは風に運ばれて、あるものは身体に毒を忍ばせて(ギャッツ )、愛すべき隣人でもあり・・しかも動物(我ら人間)は彼らに依存して生きる“従属栄養生物”と言われてるわけですしねぇ~知らないで済まされないっしょ❢❢(って、済んでますけどぉ~~)
見えてるものだけが視えるものではないってこと・・、色々と想像してほしいなぁ~ってことね
(←ちゃうちゃう★これはヒヨコ・・・・ピヨ♩ピヨ♫ )
試験も済んで一休みしたら、もう一度、学んだメディカルハーブの一つひとつの素性なり、諸々~を振り返ってみてはいかがでしょうか?
「・・・と考えられてる」とか「・・・として用いられた」と言われている、その“裏を取ってみる”作業とか(←刑事ドラマの話みたい(‘Д’))ね。
もし、何か面白い事を発見したら、是非☆おせぇ~ってね~(^^♪待ってまぁ~す
んじゃ またね~ん