第214話 年の初めのためしとて~(^^♪

第214話 年の初めのためしとて~(^^♪

こんちゅわぁ~(*’ω’*)いかがお過ごしですか?

早いもので1月も、もう7日目、“小寒”も過ぎて今日はもう“人日(じんじつ)」の節句”七草粥を食する日であり七種爪(ななくさづめ)の日、「それがどうした」って?いえね、月日はどんどん過ぎて行くなぁ~シミジミ・・って事なんですけどね~(*´Д`)。

先日、「浅草名所七福神詣で」に行って参りました(゚д゚)!

 

お正月も過ぎようとしている朝「あけましておめでとぉ~」の挨拶をしている時の事

「・・・暇なら七福神めぐりでもしたらぁ~」との、ありがたいお告げ(?)を頂き

「・・・そっかぁ~悪くないなぁ~」ってんで、思い当る節を散策した感じなんですけどね。

 

浅草名所七福神会から発行されている冊子を片手に、一か所づつ詣でてきました

 

てくてくてくてく・・・   

歩いて巡る事4時間(結構長丁場なコースを選んでしまったぜぇ~(*´Д`)

と、暑くて疲労気味の時々に、ふっと思った次第。

てくてくてくてく・・で・・頂きました御朱印は九つヽ(^。^)ノ

これ ➡

七福神色紙

印刷ではありませぬよ(゚д゚)!

若い少年や年配のオジサマ&オバサマらが、その場で、丁寧に一字一字・墨で手書きで書いてくださったもの(*´▽`*)・・ありがたいったらありゃしない(←ありがたい💦💦)

お堂を巡るごとに増えていく福の神さま・・・

綺麗な文字を見ながら、なんかいいなぁ~(^◇^)こんな日がな一日も・・・なんて思ったほど

そもそも「ご朱印」の由来は?と言うと、参拝者が御経を書写して  寺社に「お納め」することに始まったんだけど、いつの頃からか、この作法が簡略化されて御経を納めなくても参詣の証として「ご判」をいただく事になって今日に及んでいるそうなんですよね。。。

ふむふむ・・ちぃ~っとばかしお耳に痛い(*´Д`)事ではありましたが、お堂におさまった神様それぞれに、心を込めてお参りしてきたって感じかなぁ~🌸🌸🌸

 

・・エッ(゚д゚)九つの朱印 七福神でしょぉ~って・・・

なによぉ~(*´Д`)イマゴロ気づいたのぉ~~

そぉ~~なんです

今回巡った“浅草名所七福神”は、九つの御寺と神社があり、「九は数の極み、一は変じて七、七変じて九と為す。九は鳩(あつまる)であり、又、天地の至数、易では陽を表す。」という故事に由来したものなんだそう・・他所の七福神との違いは、石浜神社に寿老神、鷲神社(おとりさま)に寿老人が、矢先神社と今戸神社にもそれぞれ福禄寿さんがいらっしゃるところでしょか?何が違うのかって?ご神像のお姿がちょい・・でもって絵馬の衣装の色が・・・ちょこっと違ってるかな?

この浅草名所七福神は、戦後一時期に中断のやむなきに至りはしたものの昭和52年に復活して今日に受け継がれているそうなんですけど、神社にまつわるお話も数々あれど、今回は、神様に焦点をあててちょこっと顔ぶれをご紹介してみようかと思います。神様どうし、喧嘩しちゃいけないので、ここは、ハイビが訪ねた順にという事で、順不同ですからアシカラズ

 

 

 

矢先神社:(福禄寿)   

福禄寿ご神像(矢先神社) 絵馬は➡福禄寿絵馬(矢先神社)

福禄寿とは、福(幸福)と禄(生活・経済の安定)と寿(健康にして長命)の三つの福徳を授ける神様。この矢先神社のご神像は、長寿の象徴の鶴をはべらせ、白髪・白髭、調和のとれた円満な福相をされており、人の最高理想の姿を表しているのだそう・・。

 

鷲神社:(寿老人  

寿老人ご神像(鷲神社) 絵馬は➡ 寿老人絵馬(鷲神社)

酉の祭、酉の市で知られる鷲(おおとり)神社は、江戸下町を代表する神社、開運・殊倍繁盛・家庭降昌・子育て・出世の神徳が深いとされ、「おとりさま」と称されているところ。こちらの寿老人は、開運・延寿・福徳・叡智の福神として貴ばれているそう・・。

 

吉原神社:(弁財天)  

弁財天ご神像 絵馬は➡弁財天絵馬

新吉原遊郭に古くから鎮座されていた5社が明治5年に合祀された神社で、その歴史は新吉原遊郭の歴史と折り重なってもいるのだとか。郭内の神の中でも、伝説や逸話に富み、遊女、誘客とからみ、開運、縁結び、商売繁盛の御利益のある神として華やかな信仰を集めているらしい・・そう言えば、ここでは沢山のアベックがやたら目についた(*´Д`)縁結び(¥結び?じゃなくって・・)の神様たる所以かなぁ~ねっ(*’▽’)

弁財天は古代インドのサラスパティという名の豊かな川の女神で、智恵・技芸・財物の福徳を有すると云われ、特に悪声を川のせせらぎのような美声に変える神徳があると信じられており、別名は「妙音天」とも。

そ言えば、昨年暮れから声がガラガラになってしまった私の美声を元に戻して下さぁ~~いって、お願いするべきだった(後悔後でたった感じぃ~(´;ω;`)ウゥゥ)

 

 

石浜神社:(寿老神)  

寿老人(石浜神社) 絵馬は➡寿老神絵馬(石浜神社)

この神社は東に隅田川、西に富士、北に筑波を遠望する清浄な地かつ神域にふさわしい隅田河畔の名所で、「墨田名称八景」などにも取り上げられているそうなんですよね。

祀られている寿老神は、道教の祖老子、あるいは南極星の化身といわれ、白髪長頭で、長寿の福徳を期した巻物を付けた杖を持ち、二千年の齢(よわい)の玄鹿をはべらせて、不老長寿の神徳は久しく尊崇されているそうな・・・。

 

 

不動院(橋場不動尊):(布袋尊)  

布袋尊ご尊像絵馬➡布袋様ご尊像

鎌倉以降は浅草寺の末寺として、現在では比叡山延暦寺の末寺となっている所。現在の本堂は1845年(弘化二年)建立のもので、江戸時代の建築様式が保たれているそうな

ご尊像は、江戸の頃から伝わるもので、肩に袋がなく、お腹が袋代わりの形をしている珍しいものなんだそう・・

大きな度量、清く正しい行為の福を授けてくれる布袋さまそのものと言ったお姿で、古くから江戸市民に深く尊信されてきたらしい・・・清廉度量を授けてくれる神様。

 

 

今戸神社(福禄寿)  

福禄寿御神像(今土神社)絵馬は➡福禄寿絵馬《7今戸神社)

福禄寿さんとは、先に巡った矢先神社でもお会いしましたっけこちら今戸神社の福禄寿さんは、白髪童顔の温和な容姿で、年齢は数千年といわれ、やっぱり、三つの福徳、福(幸福)と禄(生活・経済の安定)と寿(健康にして長命)との3つの福徳を授ける福の神さまとして鎮座しておられるそうな、絵馬のお着物の色・・こっちは赤ね(^_-)-☆。

 

 

持乳山聖天(毘沙門天)  

毘沙門天ご尊像絵馬は➡毘沙門天絵馬

毘沙門天は、古代インドのバイシュラバナのこと、常に仏の道場を守り、説法をよく聞いたといういわれから「多分天」とも呼ばれているそうな。身体には黄色の甲冑を付け、左手に宝塔を、これは福をもたらす徳を示し、一方の右手には鉾または宝棒を持ち、邪を払い魔を降ろす徳を示すところから、財宝をもたらし心に勇気と決断を与えてくれる・・

物心ともどもの福徳を施してくれる神様なんだそう

 

 

浅草神社(恵比寿)  

恵比寿ご神像 絵馬は➡恵比寿絵馬

恵比寿神は、日本人の素朴な生業信仰の中では、海から渡来する神、大漁をもたらしてくれる福神として、古くから招福・開運を祈願する人々の尊厳を集めている神様。こちら、浅草神社の恵比寿様は、極彩色のもゴトな木彫りで、お姿はとても温和であり、浅草寺の大黒天と対をなして信仰を集めてきておるそうなんですよね。

 

 

浅草寺(大黒天)  

大黒天ご尊像絵馬は➡大黒天絵馬

大黒天は古代インドにおけるマハーカーラ―神の事、悪魔退散の強力な守護神であるけど、これが仏教の日本への伝搬と共に、一方では魔を払う軍神、また地方では食料を司る台所の神様として崇められるように・・・こんなふうに福伸と軍神の二面性を有していたものが、室町時代になって「大黒」と「大国」の音読みが似ている事から日本の伝統神話に数えられる大国主命になぞらえられるようになったそう。

その後、信仰の大衆化に従い、旧来の台所の守護神に大国主命の神徳が加わり、糧食・財宝の神として祀られ・・・反面、軍神の性格が弱まってきて、福徳の神として今に継がれているそうなんですよね。

 

まぁ~行ってみて、はじめて知った事も多くって💦💦 でした。

 

モロモロ・・・ご紹介致しました神々が、どこにおわしますかと言うと隅田川の西側、浅草をぐるりと取り囲んで鎮座しておりました。マップ

 

七福神信仰の歴史はと言えば、鎌倉時代、日本古来の守り神恵比寿(過労、労働、商売などの守護神)の信仰に、中国を経てインドから大黒天(五穀豊穣、飲食の神)、弁財天(音楽、智恵、弁説、財福の神)の信仰が加わり、この三神の信仰が、室町時代にかけて庶民の間に深まってくるうちに毘沙門天(人倫の道、仏法の守り神)、布袋尊(吉凶の占い、家庭円満など、道徳の神)、福禄寿(幸運、生活の安定、長寿の神)、寿老人(長寿延命の神)の四神が加えられ、七福神として信仰の象徴となったものと一般に理解されているもの、今日のような正月松の内に参拝して一年の福徳を願う七福神詣での形を成したのは、江戸末期ころに商売繁盛、無病息災、各種大願成就の福徳、福運を求めて各地で七福神詣でが隆盛を極めたことが発端と言われております。より~。

 

浅草寺で最後のご朱印を頂き色紙が完成して、さぁ~て、お茶でも・・と、

 

その時に、ふっと思ったのですが・・・

 

願いごと”することを忘れてた事に気が付きました

 

なぁ~んもお願事しないで、恭しくお辞儀をして鐘をついて手を合わせお辞儀をして・・・これを9回もです

❢(;一_一)・・いったいハイビは何してたんよぉ~(´;ω;`)ウゥゥ…昨年、病気を患った方の病気平癒やら、年老いた母親の健康長寿やら、これからお受験を控えてる方々の合格祈願やらやらやら・・・心配事が尽きないハイビだったのにぃ~~

 

あぁ~~

でも、その帰り道・・何故かしら・・・気分は最高にヨカッタかも・・です(^。^)y-.。o○

明るい一年になりますように❢❢

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じゃ またねぇ~.。o○

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