れ*ろ*

れ・ ろ・・・で始まるメディカルハーブのご紹介です。

このページは、ハイビスカスが、2011年6月から現在(2014年8月4日)に至るまでの間、 「ハイビスカスのブログ・メディカルハーブのよもやま話」と題して、

http://hildesroom.cocolog-nifty.com/blog/ ページに投稿したブログの記事です。 新ブログページの開始に当たり、過去にお披露目したメディカルハーブの名称(英名)、一般名称・・を、「あ」~「わ」に分類し、掲載したものです。

 

 

レッドクローバー 

(第110話 2011/12/25 )

今回御紹介のレッドクローバーは、ホルモン様作用に注目されており、更年期症状なんかに用いられたりしてる・・・そこらへんに関心が集まってるんですけど、以前(伝統的に)は“がん”に対して利用していたと聞いてます。では(・∀・)。。

reddokuro-ba-

 

<レッドクローバー>

学名: Trifolium pratense

英名: purple clover, trefoil, cowgrass, pavine clover

和名: ムラサキツメクサ

別名: アカツメクサ ・ ハナゲンゲ

科名: マメ科

使用部位: 花

 

<含有成分> フラボノイド、クマリン、フェノール配糖体、フラボン類、イソフラボン類などで、とりわけ花部には、サリチル酸、ρ-クマリン酸、イソラムネチン配糖体(Trifolionol、植物ステロール配糖体を含む)、Trifolin、Trifolitin、ラムノ―ス、

iso Trifolin、Pratol、Pratensol、トタンス及びシス-クロラミド、Phaseolic acidなどが含まれております。

<作用>女性ホルモン様作用、抗炎症、鎮静作用、

<適用>女性のホルモンバランスの調整や更年期の症状緩和、呼吸器の感染症などに効果が期待されております。

 

含有成分のイソフラボンには、フォルモノネチン・ビオチャニンA・ダイゼイン・ゲ二ステインが含まれており、これらは植物性のエストロゲン(フィトエストロゲン)、エストロゲン受容体を刺激して生理活性を誘発します。150種類のハーブについて(生物活性試験で)エストラジオール及びプロゲステロン受容体への結合能を調べた実験があるのですが、このレッドクローバーは上位5%の中に入ってるんだとか・・・参考はこのリポートで↓

Zava DT, Dollbaum CM, Blen M. Estrogen and progestin bioactivity of food. Herbs and spices.Proc Soc Exp Biol Med 1998; 

でね、こんな話を聞くと、「サリドマイド事件」なんぞを思い出すのはハイビだけかなぁ~この「サリドマイド事件」てさ、「DES」による薬害事件だったんだけど、「DES」は、エストラジオールと構造式がとても類似しているので、生体内で、あたかも女性ホルモンとして作用してしまい、この薬を飲んだ妊婦さんから生まれた子供に異常が発生しちゃったんですよねもっとも、生体の作用を強める事によって作用する薬(アゴニスト)の全てが、こんな風に生体の分子と類似した構造をしているとは限らないんだそうだけどね。アゴニスト?なんじゃこりゃ~~でしょ?なので、アゴニストアンタゴニストのお話をちょコット

カラン~コロ~ン

生体内で受容体分子を刺激して、ホルモンとか神経電達物質とかと同じように機能する作動薬をアゴニスト(Agonisut)といいまして、受容体に結合しても生体反応を起こさず、本来、結合すべき生体内物質と受容体の結合を阻害する、生体応答反応を起こさない薬物をアンタゴニストといいます。医薬品として重要なものが多いのね。

例えば、ラロキシフェン(エビスタ)という薬物ガあるんですが、これはエストロゲン受容体に対するパーシャルアゴニストで、骨代謝においてはエストロゲンアゴニストなんだけど、骨以外ではアンタゴニストとして作用するので、骨粗鬆症なんかの治療薬として用いられているんですよね(上手い事考えたなぁ~って・・思うんですよね)他では、フグ毒(テトロドトキシン)、これは電位依存性ナトリウムチャンネルと呼ばれるタンパク質を選択的に阻害する事で、神経や筋肉の活動を停止(=死キャアー)させるんですよね(←アンタゴニストの例ね)。

イソフラボンの噂は知ってると思うけど、エストロゲンが不足すると補ぅ方向に、過剰な時は抑制するように働くんですけど、こいつは、アゴニストであり、時にアンタゴニストにもなり得る(凄いヤツ❢❢)、エストロゲンの過剰な分泌が原因とされる乳がんの予防効果の報告もされてたりもします。

ホントは、大豆のご紹介( ↑索引、た*のページご参考に・・どぞ)の時に、ちゃんと説明しなきゃいけなかった事なんですけど、遅くなりました・・まぁ~こんな感じなのね。

 

・・・・・レッドクローバーのお話にもどって

日本での食薬区分では、非医薬品、表示はアカツメクサ、別名がコウシャジクソウとかムラサキツメクサ、レッドクローバー、使用部位は葉・花穂(序)。ハーブティ―で飲んだり、サプリメント(更年期障害の症状を緩和する目的のサプリメント)に入っていたりもしますよ。おススメの服用法は、単品でハーブティーで戴く以外に、ハイビスカスとブレンドしたり、ジャーマンカモミールやネトルとブレンドするなどして、アレルギー体質の改善に期待するとか、消炎作用のあるハーブとのブレンドなどもヨロシイカト・・・・・・。

 

植物学的な分類では~マメ科シャジクソウ属(トリフォリウム属、Trifolium)の多年草で原産地はヨーロッパ、アフリカ北部、アジアの西・中央部。

植物と人間の関係で植物は、二酸化炭素(CO2)の固定によって地球温暖化の防止に役立ってるし、植物と動物・菌類・土壌・大気・海洋などの関係をみると、水の循環や窒素の循環が行われる事によって地球環境の恒常性が保たれてるんだけど、レッドクローバーは窒素の固定をする多年生植物、窒素の固定=根に根粒があって、そこに、窒素化合物を生産する根粒菌を住まわせている共生しているのね、自分の根っこで窒素肥料を合成して土壌を肥やす働きがあるなので、荒れ地でも生育可能だし、しかもある種のマメ科植物はその土地を窒素過多にして、他の植物の侵入を防いで、単独種の群落を維持できるそうなんですよ・・・・・・スゴッよね~~。

近縁種にシロツメクサがあるんですけど、このシロツメクサは、江戸時代にガラス器が破損しないように、(今時代の、あのプチプチで被うように・・・)詰め物として渡来した事から「ツメクサ」という名前で呼ばれるようになったんだそう・・・日本では明治時代に北海道で牧草として栽培されたのが始まりと聞いてます。

 

属名のTrifoliumはラテン語の「tres」(3)と「folium」(葉)に由来して、小葉が3枚あるクローバー(植物)を意味してるそうよ。他にも、クローバーには小葉が2枚のものや4枚、5枚・・のものがあって、言い伝えによれば、二つ葉のクローバーを見つけると、不幸が押し寄せるとか、三つ葉のクローバーは、神・キリスト・精霊の三位一体と関連付けて考えられていたり、四つ葉のクローバーは希望・誠実・愛情・幸運の証と考えられてたんですって・・・でね、四つ葉のクローバーは稀少で(1/10万の確率だそう・・・)、これは三つ葉のクローバーの変異体と考えられているらしいよ。それに、(余談ですが・・)このクローバーは、グリーン車のロゴマークのモデルのもなってるんですよね。

(ついでに~)

四つ葉のクローバーの花言葉は「幸福」・「Be mine.=(わたしのものになってください)」

アカツメクサの花言葉は「勤勉」「実直」

シロツメクサは「約束」「私を思って」

なんだそうよぉ~メディカルハーブとは関係なかったかもぉ~(・・?

 

じゃまたね

 

 

 

 

 

 

レモングラス 

(第136話 2012/04/11 )

初めての精油 No.2

 

レモングラスを、植物的な観点からみると、インド原産のイネ科の多年草、イネ科なんて言ってるけど、この葉っぱには鼻にツ~ンと入り込むレモンの香りが備わってるから不思議です

“レモングラス”を調べてみると、大抵は、イネ目イネ科オガルカヤ属、属Cymbopogon citratusと、出てくると思うんですが・・・・・・citratus以外にもレモングラスはあるんですよね~なので、まず、学名を2つ御紹介しよっかな・・・o(*^▽^*)o

 

Cymbopogon citrates (←普通に「レモングラス」と呼ぶ場合はコチラネ・・多分~(o^-^o)~♪)

西インド型、西インドレモングラスとか、ウェストインディアンレモングラスとかいう風に著されて、主に西インドで栽培されているのですが、他の産地にベトナム、マダガスカル、グァテマラ、ブラジルなどがあります。それと、精油で比べると(言っても良いのかなぁ~)品質的には西インド型・Cymbopogon citratesの方が優れていると言われてる・・・でも、お料理に適すのは?どっちでも同じくらいなんだそうですけどね・・「なぁ~んだ!( ´_ゝ`)フーン」って感じ!読み方は、キムボポゴン キトゥラトゥス・・・何やら日本語的には、ふざけた感じがしなくもないんですけど、Cymbopogon=Cymboというのはラテン語のボートと言う意味から・・pogonは、顎髭のある・・とか、総状花序が苞(=葉っぱが変形したもので、花を保護する役割があるものね)に囲まれていて、仏炎苞に似ている事が語源になってるそうですよ。Citratesは、シトラスに似た香りがする→柑橘系の香りの事ね。

もう一つの学名は****

Cymbopogon flexuosus (←「インドレモングラス」とあったらコチラネ)

東インド型、東インドレモングラスとかイーストインディアンレモングラスとかコーチンレモングラスとか言われます。これは西インドレモングラス(Cymbopogon citrates)の近縁種、原産は同じインドなんだけど、インドの南端マドラス地方やトラバンコーア地方で栽培されているものを示しておりまする。ハイビがよくメデカルハーブ鑑賞(ヘ(゚∀゚ヘ)アヒャ・・勝手に観賞)にお邪魔する薬草園では、レモングラスは路地植えされておりまして、冬場の管理っていうのでしょうか・・・3月にお邪魔したら、大きな素焼きの鉢でスッポリ蓋われておりました。何せ多年草って、冬を越してなお脈々と命を保つ植物でしょ?レモングラスは、熱帯性の植物で寒さには弱い植物なので、関東以北での地植えの冬越しはまず無理・・・って言われてます。

この薬草香園は関東~冬越えにはギリギリのところかな~~(@Д@;薬草園では、こんな感じで冬超えしてました。

P1010331中味・・見たいでっしょ~!?へへへ・・今は~ナイショ・・(ノ∀`) アチャー

 

 

 

<レモングラス>メディカルハーブチックに御紹介

学名 :Cymbopogon citrates(西インドレモングラス)、Cymbopogon flexuosus(東インドレモングラス)

英名:レモングラス(Lemmon grass)、フィーバーグラス(Fever grass)

科名 :イネ科

和名 :れもんがや(檸檬茅)、こうすいがや(香水茅)

使用部位 :葉部

含有成分 :精油0.2~0.4%(シトラール、ミルセンなど)、フラボノイド

 

メディカルハーブとして取り入れる際の作用としては、健胃、曖昧、駆風、抗菌などで、食欲不振、消化不良、風邪なんかの時に効果が期待されるもの。

作用に曖昧とあるのは、スパイス(言っときますけど、アメリカなんかで手に入る、あの、向精神薬のスパイスではありませんからねくれぐれも、誤解のないように・・・・・・・)としての知名度もかなりのもの。タイ料理の海老スープ=「トム・ヤムクン」にライムなどと一緒に風味づけに利用されてもおりますしね、ハーブティーで頂く時は、葉っぱを手で軽く揉んでからポットに入れて、普通に熱湯で抽出(ちょこっと長めに5~10分)してゴクゴクいって下さいなぁ~・・・・・生の葉っぱを利用する場合は、細かく刻むとか(結構とんがった葉っぱなので、手に傷を作らないようにね・・・)葉っぱを手で千切ってから使うと風味(レモンの香りが)増すと思いますよで、もっとレモンの風味が欲しい~。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。と仰る方は、レモンバームとかレモンピール等のハーブをブレンドしてみて下さいまっせ~満足していただけるかと思いますけど・・でも、レモンバームは鎮静効果があるから、闘争心バリバリ出さなきゃならない時(会議前とかかな?)にお飲みになったりしたら・・・敵にやりこめられちゃうからね、、頂く時と場所を選んでお飲み下さいませ。

むしろ、休日の午後、ゆうっ~たりする時とか、お休み前が効果的ねo(*^▽^*)o~。

安全生では、メディカルハーブ安全性ハンドブックでは、クラス2bこれは妊娠中に使用しないって事、通経作用とか子宮収縮作用が懸念される為ね他に、スパイスとして利用される以外に、精油を使ってアロマテラピーを楽しんだり・・・楽しむって言うのかぁ~ハイビの断然のおススメは、夏場の虫除けに是非!かなりお役に立ってますよん~なので、そこら辺もマジェテ(←混ぜて)アロマチックに御紹介しますね~ん。

 

今度は アロマチックに、御紹介しま~す。香水

 

< レモングラス >

学名 :Cymbopogon citrates(西インドレモングラス)、:Cymbopogon flexuosus(東インドレモングラス)

科名 :イネ科

抽出部位 :葉

抽出方法 :西インド型・・シトラール、ミルセン、メチルへプテノン

主要成分 :シトラール、メチルへプテノン、ネロール、ゲラニオール

ノート :トップ、ベース

・・・・と、こんな風に御紹介となりますでっしょうか

成分のシトラールという成分は、ネラールとゲラ二アールがオイル中で混在したもの、もっとクドクド語ったら、ゲラ二アール(トランス型)とネラール(シス型)の2種類の立体異性体が存在しており、シトラールにはAとBがあるんですよ。でもって、シトラールBはAの幾何異性体なわけね(←別に知らなくても良い事だけど)こんな事が解明されてるからこそ合成香料なんかもドンドン作られてしまうわけね・・トホホ・・・犬や猫避けの忌避剤にも、木酢などと一緒に含有されてたりもするよ。また、この成分は、ヨノン(スミレの香りに似た芳香を放つ着香料として使われている)の合成原料でもあります。(←ちょこっと話がそれてたかなぁ・・・ん?)で、話を戻して→このシトラールという成分が、精油の抗真菌作用(真菌(カビ)の増殖を抑える作用)の源、たとえば、水虫(たむし)とかには効果が期待されますっていうか、実行してる方も結構いますよ!!(゚ロ゚屮)屮・・

冬場、ブーツの中の足の蒸れから水虫かぁ~@@?ってな事になってこの精油で治したという友人がおります。へ~ホントなんだw(゚o゚)w!って、感心した事ありました。案外、冬場はナイロン製の靴下なんぞを身につけて、ブーツを履いて・・・って、結構蒸れ蒸れなのね、きっと・・。

抗真菌作用意外では、お肌への刺激作用や、虫除け作用などの効果もありますよ

ハイビの場合、夏になると、バスを待ってる間(ほんのチョコットの間でも)、蚊に食べられてしまうんですよね~(どうやら蚊にとってハイビの血はおいしいらしい・・・┐(´д`)┌ヤレヤレ・・)なもんだから、夏場は虫除けスプレーを作って利用してるんですけど・・特に夕方なんかは、な~ぜ~か?よく食べられますお仕事帰りは、とかくボ~ッとしてるっかな・・・気が付くと、ものすんごく・かゆ~~いの困った事に市販の虫除け薬ではかぶれてしまうので、自家製でバリア~~してます!是非試してみてはいかがでしょか?

それとね、シトラールは化学的組成から言ったら、アルデヒド類に分類されて、抗菌、抗ウィルス、抗真菌、抗炎症作用や鎮痛作用なんかも認められてる成分なので、鎮痛とか抗炎症作用は運動後の筋肉痛とか肩凝り、頭痛などにも、湿布を作って利用もできますよ。

夏場の暑い日に、虫除けも兼ねてデヒューザーで、香らす場合のおススメを一つご紹介です。

レモングラスと、コバイバ(Copaifera officinalis)とか、ライム(Medica var. acida)もプラスして香らせてみて下さいアッツ・・ペパーミント(Mentha piperita)なんかでもいいっかななんとな~~く、涼しい感じスガスがしい感じに浸れると、思いますよ(←ホントは、物凄くおススメなんだけど精油買わなきゃなんないしね、ここはちょことガマンしてます・テヘ)

でも、揮発性の高い成分で、酸化されやすい性質を持ってるので、この成分の含まれる柑橘系の精油は、早めに使い切るようにおススメされるわけね・・おススメされなくっても、古くなると香りがちょこっと違ってくるしね。精油の取り扱いでは、精油を、肌につけた場合にアレルギー(皮膚アレルギー)を起こす方もいらっしゃるので要注意ね!

精油は素手では触らない事←コレ大事ね

じゃまたね

 

 

 

 

 

レモンバーム  

みんなにお勧めのメディカルハーブ

(第57話 2011/08/05 )

お~ぉ・・今朝はまた早くから・・・蝉さん達がないてる・・ミ~ン眠・眠・眠・眠・ミンミ~~・・ィ・・続々生まれてるんだろうな~**けど**あ~~ぁ!うるさぁ~いっ今回は、レモンバームの御紹介をさせていただきますが、このメディカルハーブメリッサとも言われ・・・というか“メリッサ”で調べた方がイッパイ事、索引がみつかるかもなぁ~

 

<レモンバームー(メリッサ)>

remonnba-mu学名: Melissa officinalis 読み方はメリッサ・オフィキナリス

英名: Lemon balm、 Melissa

和名: セイヨウヤマハッカ、 コウスイハッカ

科名: シソ科

使用部位: 葉部

レモンバームは芳香性のある薬用植物、香りはレモンの香りを想像していただければGoodかと。

 

 このメディカルハーブを、どんな時にお飲み頂きたいかと言うと、落ち込んでやけに眠れない時とか不安で眠れない時や偏頭痛がする時と・・ヒステリーやパニックになった時などの神経系のトラブルにおススメなのね。「そんな時は酒飲んでスグッ寝る」ってうんそれもありねそれと、「昨晩たっぷり寝たし、今朝もず~と寝てたもんだから、今晩はやけに眠れないな~」なんて場合はどうなんだろう?って思ったりもするんですけどね、どっちかといえば・・神経系がまいっちゃってる時に!おススメ

実際、メリッサは経口摂取で、睡眠改善に対して有効性が示唆されていたり、カノコソウ(バレリアンというメディカルハーブがあるんですが・・・)とのブレンドで、健康な人の睡眠の質と長さを改善する~といった報告もります。(でも、このバレリアンを扱うにはちょっとばかし勇気がいる!!匂いがね~ちょこっとて言うか・・・ううん**か~な~りする!)ので、ハイビスカスがおススメするブレンドといったら、オレンジかな

眠れない時には・・いいよ!ゼヒ!おひとつ・グイ~ぐい~っと ん?なんかちゃうね(ー_ー)!!

 

それと、ただの食べ過ぎじゃなくって、やっぱし神経性の胃炎や食欲不振など消化器系のトラブルに効果が期待できるんですが、この場合も、仕事で上司とイザコザあったり取引がうまくいかなかったりしてよく「・・・あ~~ぁ胃がイテエ」って言葉を発する人いるでしょ?こんな時にも、レモンバームのハーブティをおススメしたいんですよね~“ホッ”としますよ・・多分!エッ?「そんなのよりビールでパァ~~っとがいい・・・」ってか・・?もっとも歴史の中で、メリッサをワインに入れて飲んだりもしてるんですけど、この場合はヘビ毒や狂犬病に使ってたそうなので「アレッ!?」なんですけど、その時代に生きてないからホントのとこは?なんですが。フフフ

<含有成分>精油(シトロネラール・シトラール・オイゲノールアセテート・ゲラニオールなど)、シソ科タンニン、フェノール酸(カフェ酸・クロロゲン酸・ロスマリン酸)など。

<作用>鎮静効果や鎮痙効果、抗菌・抗ウィルス作用など。

カタル(感冒・風邪とかをひいた時に、目から口から鼻の周り辺がグジュグジュして困ってしまう状態の事ね)や、発熱や頭痛、歯痛なんかの治療にも用いられたり、発汗剤や鎮静剤、駆風剤としても利用されているそうですよ~。

レモンバームは、心身の繊細な状態を穏やかに調整するってところが特徴なもんだから、中枢神経系への鎮静作用なども報告されていてね、精油(葉っぱを水蒸気蒸留法で抽出した芳香成分)には、抗ウイルス作用や抗微生物作用、抗けいれん作用など、含まれる成分からも納得できるんですが、害虫の忌避作用も認められているんですよこのメリッサは、良い香りを漂わせながら虫を避ける機能も持ち合わせていてすごいな~だからこそ・・・ず~~っと生きてこれてるわけなんだろうけどね・・やるじゃな~い!!この植物

 

学名のMelissaは、「ギリシャ語の“ミツバチ”に由来している~」と書かれている書物もあれば、「ラテン語の“蜂蜜”を意味している」と書かれた書物もありまして、その根拠を探ってみると、ミツバチはメリッサの芳香(レモンの様な香り)に誘われて他のどの植物(ハーブ)よりも、このハーブ(メリッサ)に群がっていたそうなんですよね、それと(古代ギリシャの時代~)ギリシャ神話の中で、ゼウスは半神半人のアマルタイヤの妹メリッサから蜂蜜をもらって成長したというお話があって、当時の人々は、このメリッサを“蜜を与えてくれる貴重な植物”として大事にしてたもんだから、その蜂蜜を与えてくれる大切な植物に、彼女の名前“メリッサ”と付けた・・・と、伝えられているんですよね~。う~~ん・良い話ね

古代では、暗い気持ちを追い払う力があると信じられたり、抗毒作用があると考えられていたそうなんですよね~パラケルスス(外国の医師)は、書物の中で“メリッサをワインに入れて飲むとヘビ毒や狂犬病に効果がある・・”と書いていたり、ギリシャの医師ディオスコリデスも、蠍と犬の噛傷の治療に利用してたそうですよアラブ人は、心臓疾患にも有効と考えていたそうで、中世時代に至っては、「若さの霊薬」として珍重されていたりもします。レモンバームはこんな風に、古代ギリシア・ローマ時代から大切にされてきたハーブなのね~♪~時の流れに身を任せ~~♪~っていうんですかぁ・・・どの時代でも、重要視されてきたんですよね日本にも、これと勝負できる植物イッパイあるけども・・・今回はメリッサの紹介だから・ガマンガマン

ドイツのコミッションE(薬用植物の評価委員会)では、神経性不眠症および消化器系に対するメリッサの使用を承認しているし、外用で口唇ヘルペスに対しても有効性が示唆されているんですよね~。海のこっち日本では、食薬区分では非医薬品に分類されているんですが、食薬区分上は“メリッサ”で表示されてたりします。安全性についてもクラス1。

 

もっともっといろんなとこをみてみるとね

アルツハイマー病に対する有効性:ハーブティーの4ヶ月間摂取の結果、興奮が治まり軽度から中等度の症状が改善したという報告や、精油を使っての研究では認知障害興奮状態の軽減に有効だった!という報告があったり、また、外用で口唇ヘルペスに対しても有効性が報告されてもいるんですよね~ビックリ!でしょ?・・・前回出のローズマリーの若返りの効果やメリッサの研究効報告なんか見ても・・・・高齢化社会には・・・なんかいいじゃな~~い

決して特別な植物じゃなくって、はヨーロッパからアジアにかけて分布する多年草なんだけど、生命力が強いと言われてる。ホッタラカシテおいても毎年葉っぱが繁って(状態良ければ)花もつきますから・・お庭の土地が厳しい時は・・・プランターで・・おひとつどうぞ!

で、葉っぱの香りで・・いやされてくださ~いませ。

じゃまたね

 

 

 

 

 

ローズウッド  

(第142話 2012/07/15 )

香水

ぱっと見の感想~~

「ローズ=バラ」+「ウッド=木」→「バラの木」てな具合に考える方もいらっしゃるかと思うのですが、これは南米原産で主にブラジルの熱帯雨林(アマゾン流域)に生育するクスノキ科の樹木の事、バラとは異なる植物なんですよね。で、この樹木の精油からは、バラに似たフローラル系の香りが・・甘くて、や~んわりとした(・・いい香り~)でも、何処となく、ちょこっとスパイシーな感じの香りがします。

 

 

学名のAnibaとは、アマゾン川に住むトウビインディオ族の言葉で、rosaeodora は「バラに似た香り」と言う意味なんだそうです。フランス語名はボアドローズ(Bois de Rose)、仏では、精油以外にも家具を作る高級家具の材料(木材)としても利用されているそうなんですよね。

歴史に、この精油の話を辿ってみると、過去に仏領ギアナでは地域産業になっていて、この樹木の伐採が過剰に行われた事から、この樹木の絶滅を防ぐためにブラジル政府によって法規制が敷かれて管理されるようになったんだそうですよどんな規制かっていうとね、年間生産量を制限するとか、伐採数に応じた新しい苗木を植樹する事など・・蒸留業者に義務づける法律を定めたそうなんですよね・・。従来、ローズウッド精油の抽出部位は“木部”だったのですが、最近の市場で見かけるローズウッド精油の抽出部位は“葉”になっている事などからも、ここら辺の事情が覗えるんですよね~樹木の伐採を制限している事がさ。抽出部位が「木部」の精油と「葉部」の精油とを嗅ぎ比べてみると少し違う感じがするんですけど、葉から抽出された精油はグリーン調っていうのかな?やや青臭い感じがする・・こんな感じを抱くのは、モシカシテ・・ハイビだけかも?ローズウッドの香りの大好きなハイビにとってはそっりゃ~もお~ですローズの香りはちょこっとクドイかなと感じる方でも、ローズウッドの香りはスキかもよ~~

 

<ローズウッド・・ メディカルハーブ安全性ハンドブックより >

学名  :Aniba rosaeodora Ducke

一般名 :ローズウッド

英名  :Brazilian rosewood 

科名  :クスノキ科

使用部位:樹皮

クラス : 1

 

<ローズウッド・・  精油 >

学名: Aniba rosaeodora

英名: Rosewood

科名: クスノキ科

抽出部位: 木部

抽出方法: 水蒸気蒸留法

主要成分: リナロール、α-テルピネオール、1-8シネオール、d-リモネン

ノート : ミドル

主産地 : ブラジル

作用  : 抗菌作用、抗真菌作用、強壮(穏やかな)刺激作用

 

このローズウッド精油sweat02は、どっちかと言うと、気分を高揚させるブレンドに甘い香りをつけるのに利用されたり、化粧品や香水なんかにも利用されております。ハイビ的には、芳香浴なんかで、ピリッツbearingアッマ~~(あまい)confident(←ティートリーとかローズマリーなんかとブレンドすると、こんな感じに・・(*^_^*))香りが調合できて、お部屋に香らせて楽しんでおりますscissors

気分を高揚させるってどういう感じかと言うとね、感情が沈んだ時、ストレスにさらされて気分が落ち込んでる時shock(自分じゃ気が付かないんじゃないかと思うけどね・・・)“感情的な弱さ”を和らげてくれると言われておりますよデフューザー(芳香拡散器)に垂らして香らせてみるとイイかな・・

ベルガモット精油とか、マンダリン、ネロリ(←このネロリ・・あんまし好きくない人もいるけど、知り合いに絶賛する方がいらっしゃるので、敢えて御紹介ねcoldsweats01!)などとのブレンドもおススメです

これらの精油にも気分を高揚させてくれる何かがありますしね。でも、興奮させ過ぎることもないそうで、心と精神のバランスを取ってくれるし中枢神経を安定させる働きがあるとも考えられております。これ以外にも、女性の方に(男性でも・・)おススメな点は、お肌にも、効果が期待されてる事かな?皮膚や粘膜への穏やかな作用が・・・皮膚の細胞の再生とか鎮静化させる作用があると言われておりまして、例えばホホバオイルにブレンドしてお肌のシワやたるみ防止とか夜用の保湿効果なんかにも使えます!

また、この精油は、含有成分のおよそ91%をアルコール類(リナロール、α-テルピネオール)が占めており、その中でもリナロールの占める割合がかなり高い

 

リナロールと言えば甘い香りを醸し出す成分で植物界に広く分布しているもので、抗菌作用とか鎮静作用もあると考えられており、生体内では中枢神経への作用・・例えば鎮静作用や鎮痙作用などの研究報告も成されております。これは神経伝達物質の(一種→GABA)活性化の伝道を抑制する事によって起るそうで、他には局所への知覚麻痺作用とかアセチルコリンの放出を抑制する働きがあるとも言われており、かなり鎮静効果大なんですが、“ローズウッド精油には、鎮静作用があるとは考えられない”とも言われております。リナロールによる鎮静効果の精油の王道(?)と言えばラベンダーが挙げられるのですが、ラベンダーに含まれるリナロールの化学的な構造は1種類なのですが、ローズウッド精油に含まれるリナロールには、化学的に異なった構造のリナロールが含有されているので“ローズウッド精油には、鎮静作用があるとは考えらない”と言わしめる原因じゃないかな?とも考えられております。(←ここは、大発見の所(ハイビ的にですうぅ~・・)なので、赤字で失礼<(_ _)>)

ローズウッド精油がスキンケアに利用可能できる事は、含有成分のリナロール以外にα-テルピネオールが考えられて、これはお肌に対して緩やかな冷却作用があるからなんだそうですよ。梅雨時の足の蒸れとか、更年期の手や足の発汗異常(←自律神経系の異常から来る・・)の時にも手浴・足浴などで利用する事もおススメされてます洗面器にお湯を入れてそこにローズウッド精油を4~5滴ほど垂らして手や足をズボッといれて・・待つ事10分くらい・・ナカナカ好評ですねぇ~まっ・・ハイビの場合は、ピリッツアッマ~を求めて、専ら芳香浴で楽しんでるっかなぁ~~結構お気に入りな香りなので、試してみて欲しいっかな

おススメのブレンドは、サイプレスかテイートリー&ローズマリー&ローズウッドのブレンドです・・・ちょこっと個性的かも・・・デス。

じゃまたね。

 

 

 

 

 

 

ローズマリー 

(第56話 2011/08/04 )

みんなにお勧めのメディカルハーブ

 

 

Are you going to Scarborough Fair Parsley, sage, rosemary and thyme Remember me to one who lives there For she once was a true love of mine~

ローズマリーと言えば、やっぱ!これでしょ!?「セージ」でも引用させて頂きました楽曲(♪~スカボローの市へ行くのかい?パセリ、セージ、ローズマリーにタイム、そこに住むある人によろしく言ってくれ彼女はかつての恋人だったから~)って言う曲、抗酸化力”バッチシのハーブをふんだんに盛り込んだ曲で、今回のテーマは、ローズマリーね。

貞節とか愛とか思い出とかの象徴だったりもしてしね。

英国や他のヨーロッパの国々では花嫁の髪にローズマリーの小枝を挿す慣習があるとも・・・。

アレッふと気がつくと・・蝉の声がしない 結構ピーカンに晴れてるのに・・・今日はどうしたんだろ?お~いセミたち・・・

ローズマリーの花

ro-zumari-

rozumari- 春まだ浅い時期の姿・・木立性に・・多分結構な老木・・かな。

<ローズマリー>

学名: Rosmarinus officinalis 

英名: Rosemary (Rosmarinとも)

和名: マンネンロウ(万年郎・万年蝋)

科名: シソ科

使用部位: 葉部

<含有成分>精油(1,8-シネオール・α-ピネン、カンファー・ボルネオール)、フェノール酸(ロスマリン酸・クロロゲン酸・カフェ酸)、ジテルペン化合物(カルノソール・ロスマノール・・)、フラボノイド(ルテオリン)

 

マンネンロウの和名の漢字表記を“迷迭香”(メイテツコウ)としている読み物もあったけど、これは中国名ね。

日本では生薬名が“迷迭香”になっていて、漢方では全草を用いるんだけど、メディカルハーブとしての利用は“葉っぱ”ね!生(なま)の植物自体は、ツンツンした(でもやわらか~い)葉っぱを触ると、ねちねちした精油成分が手にまつわりつく感じで、香りがして・・好きな人には良い香りがするけど、この香りが嫌いな人には嫌なにおいが・・結構強く感じられますよ。花の色は、大抵のものは青~紫色なんだけども、白や桃色のものもあるよ!で、ローズマリーが“若返りのハーブ”と呼ばれるわけは(・・・って言うんですけどね)、その含有成分にありまして、抗酸化力に富んだ配合(?)になっております。「体の細胞を酸化(老化)から守る」とか「記憶力を増強する」とか言って紹介されるんだけど・・・聞いた事ないある研究グループの報告によると、成分のカルノシン酸が神経成長因子の生成を高める効果がある事を見出して、”記憶力を改善する作用についての報告”をしてたり、軽度のアルツハイマー型痴呆症患者に対しては症状が改善する可能性のある報告なんかもあったりして・・・るよ。高齢者のトニック剤にもなり得るというから・・・何やら期待が膨らみますよね~この高齢化社会ではさ。たくさんの人に知ってもらいたいでぇ~す

 

メディカルハーブとしての利用法はというと、葉っぱを煎れる時間をちょこっと長め(10~15分)抽出したものを食間に飲みま~す。ハーブティ―は、1日に何回かに分けて飲むのが効果的あと、安い白ワイン買ってきて(高いのはもったいないからね)ローズマリーの葉っぱと、レモングラスとハイビスカス(おっと私ではありません)をブレンドして入れて2~3日・・時々シェイクして・・ハーブワインなんぞ作るのもおススメです

ドイツのコミッションE(薬用植物の評価委員会)では消化機能の低下に対してのローズマリーの経口使用が承認されています。食欲不振とか肝臓機能の低下、弛緩性の便秘(この便秘は、腹筋が衰えて内臓を支えられなくなっちまって大腸が下垂したり、大腸自体の緊張が低下して運動が鈍化する事で起ってしまうのね、老人とか、長期療養してる人とか、出産後の女子なんかではよくある便秘なんだけど・・・)に用いられたり、外用では、血行不良の補助的治療での使用が承認されていて、リウマチや神経痛などにも用いられるそうですよ。

ミ~ン眠眠・眠・眠・・眠ミ~~ンミ~**蝉が啼きだした・・最後はミ~~~~ィで終わること・・発見!「蝉さん達~今朝は遅刻だよ」・・・・・・「エッ・・眠かったんだって」

成分についてもうちょっと述べさせていただくと、ジテルペン化合物のカルノソールなんかは、(抗酸化成分の活性の大部分を占める成分なんだけど)マウスの発がん実験などで、抗ガン・発がん抑制プロモーター(障害を受けて”がん”になりそうな細胞の”がん化を防いでくれる”って感じの意味と思って下さい)としての効果が期待されている物質でもあります。

あとは・・・・え~~と・・・・

他のハーブ(ローズマリー、タイム、ラベンダー、シダーウッド)と組み合わせて、外用で円形脱毛症に有効性が示唆されてもいるけど、これは、ローズマリーを水蒸気蒸留法で抽出して得た極めて濃い~~精油(エッセンシャルオイル)を用いて、頭皮をマッサージ(しかも、何カ月も続けて・・・・)の試験での話らしいのよね、この育毛効果の説明は、5αリダクターゼ阻害作用によるものとか、血行促進作用、炎症抑制作用による・・・と説明されてもいまして・・5αリダクターゼ阻害作用は、このブログ始まって3回目(当時は“第○話”の見出しがついてなかったので・・)のソウパルメッドの所を(もしも見る気があったら・・ヨ・)みてみてください。この植物には、こういった効果も期待できるって事なんですよね実際にハイビスカスは、シャンプー前のマッサージ用に、オイル(スイートアーモンド)にローズマリー精油をちょこっと垂らして使っております!スカスカの脳みそが・・さらにスカスカした感じがしてきて・・・とっても気持ちいいしね・・・美容!と老化防止に?

安全性はクラス2b-妊娠中に使用しない(精油成分の毒性のため)と、なっておりま~す。

でも、過敏症のある人では皮膚炎を起こす事があるとか、強い香りで喘息を引き起こす可能性のある人もいるとか、てんかん発作を増強させる可能性があるので、てんかん患者さんは使用を避けたほうが良いよとか・・いろんな事も言われたりもしてるから・・ネ・・・なので、自分の体をよ~~く見つめて(穴があかないくらいに)から、ご使用くださいませね。

普段は、何でもないのに・・体調悪い時ってさ、お肌に湿疹出たり・・好きな飲み物がまずく感じたり・・しない悪くなる前から~~美容とボケボウシに・・・

じゃまたね

 

 

 

 

 

 

ローズヒップ  

(第15話 2011/06/21 )

第14話(カレンデュラ)のつづきの記事と、ローズヒップのご紹介

今日のお題は、ローズヒップ なんだけど・・・前回の続き、カレンデュラの項・皮膚の話の続きを先にいかせていただこうかと・・

皮膚の話は、バリア~機能 のとこまで行ったんよねぇ~

皮膚は外敵の侵入を防いだり、体温調節したり、水分の異常な蒸発を防いだりと、結構地道な働きをしつつ・・皮脂膜が皮膚の表面を被っているのだけど、ここにも、実は細菌が(常在菌)イッパイこと住んでいて その働きはズバリお肌を弱酸性に保っていて、悪いヤツ(細菌)が侵入しないように見張ってもいます。防御機能が働いてるって言うんでしょか。膚に合わない成分入りの洗剤とか、合成の界面活性剤で手をゴシゴシ洗って荒れたり、スキンケア~用のクリーム成分の何かに反応して炎症 が起ったり・・・こんな経験・・ありませんか?本来備わっている防御機能の破綻する瞬間とでも申しましょうかねぇ~~早く正常な状態に戻したいと思うもんですよね。

こんな時なんか、ヤッパリ、できれば、自然の成分でできた軟膏は良いのではしかも自分で作る事が出来るなんて ・・・いいんじゃないのんこんなこと言ってっる私ではありますが、昔からこんなではなかったのね、歳くってから目覚めた感じで・・・でも、気づいた時が始まりと思ってるから、できる範囲でやろうと思ってるわけねいっつもできるとは限らないけどね?

カレンデュラには多糖類も含まれており、免疫賦活作用があるとも言われておりますが、免疫賦活っていうのは、免疫系の活動を増強する事で、生体防御機能を向上して細菌やウイルスによる感染を防止(予防か?な??)する作用を言うのですが、以前御紹介したフロンド~サ(マイタケ) などは、この目的にはよく用いられているんだけど、この カレンデュラ も期待できるってわけなんですよね~スゴイデショッ

 

まっ昔から我が家(実家) の万能軟膏は●●●●●とか、○○○○ー○○とかだったけど 一人くらい謀反起こしても御先祖様には怒られないと思うんですよねカレンデュラで カレンに~ (毎度のオヤジギャグが脱線しそう・・・・戻しま~す

 

今日のお題はローズヒップに、やっと、到達~~

ブレンド素材としては何度かお目見えしてはいましたが、その素性 は未だでしたよね?

 

< ローズヒップ >

ro-zuhippu

 

学名: Rosa canina

英名: Rose hip

科名: バラ科

使用部位:偽果

愛称:ビタミンCの爆弾 (爆弾だよ!こわ~ )

ドックローズっていう言い方を御存じの方がいらっしゃる?かもしれないから追記すると、昔、狂犬病の犬 にかまれた際に使っていたという記録があるそうな・・それでなのね。

<作用>ビタミンC 補給とか、緩やかなお通じ

< 適応>炎症や発熱時の水分補給やビタミンC補給、インフルエンザなどの感染症予防と、言われております。

<含有成分>ビタミンC(レモンの20~40倍とも・・)、ペクチン、果実酸、カロチノイド(リコピン、β-カロテン)、そしてフラボノイド

で、注目すべき成分は?ヤッパシ、ビタミンC でしょうね~レモンだって、ビタミンCを意識したら真っ先に浮かぶ果物(アセロラ もあるけど・・・)だけど、その20~40倍 (って言ったら、どんくらい

美容面 から責めてみると、シミなどの色素沈着の予防やコラーゲン合成には欠かせないもの、タンパク質はコラーゲンからできているし(約30%くらいとも)そのコラーゲンのお陰で骨や筋肉 なんかの器官が作られたり・・・・そういえば、昔、壊血病の予防薬として発見されたんでしたよね?ビタミンC不足が壊血病の原因だって事がわかってさ(覚えてる?)白血球の働きを強化したり体内で感染を除去する働きがあるって事なんかは免疫力強化につながるし風邪薬なんかにビタミンCが混合されていたりするのを、どっかで見た事あるでしょぉ~?

水溶性だから、大量に摂取してもオシッコで排泄されちゃうから蓄積されないしね、それと、現代の社会にとっては無視できない注目(?)のストレス を考えると、ストレッサー(ストレスの原因となるもの)がかかると、最初、血圧は下がるし、血糖は低下するし、体温も下がるし、筋緊張も減ってきてどっぷり落ち込んで・・・何もしたくない・・・今にも死んでしまいたくなってしまう (かどうかは )といったストレス反応が体の中で起ってくる・・・すると「このままだとコイツハしんでしまう ・・・」と思うんでしょうかね?頭の中の司令塔から副腎に指令が出て 抗ストレスホルモンである副腎髄質ホルモン(=アドレナリン)が分泌されてきて、血圧を上げたり・・・血糖値を上げたり・・・で、生き返らそうと必死になるわけね

生体の防御機構が作動するんですよね(素晴らしー )この時にビタミンCが大いに消費されてしまう(誰にでも起る・・・あなたにも 私にも )。ビタミンC は、副腎に作用して副腎髄質ホルモンを作るからなんですって 結果、エネルギーの増大に役立つって事。

言い方をかえると、ビタミンCが不足すると抗ストレスホルモンが十分につくれないので、結果すると言っても過言ではないかと。

こんな風に考えていくと、ビタミンCの存在って大切よね~それに、このローズヒップにはたんまり含まれているって言うんだから、取り入れない手は無いんじゃないかと思ってさ。ビタミンCと言えば、錠剤とか顆粒とかとかイッパイあるけども、折角ローズヒップを知ったんだから、Rosa caninaって書いてあるザラメの様なメデイカルハーブを少しづつ暮らしに取り入れて飲んでみるのもよろしいのでは?(←言いたかった事)**

ハイビスカスティーの御伴にいいですよぉ~ティーの色比べね(^_-)-☆どっちがローズヒップでしょう~か

ローズヒップとハイビスカス

じゃ・・この辺で、長くなってしまって・・・ごめんなさいっね~~じゃまたねん