な*

な・に・ぬ・ね・の・・・で始まるメディカルハーブのご紹介です。

このページは、ハイビスカスが、2011年6月から現在(2014年8月4日)に至るまでの間、 「ハイビスカスのブログ・メディカルハーブのよもやま話」と題して、

http://hildesroom.cocolog-nifty.com/blog/ ページに投稿したブログの記事です。 新ブログページの開始に当たり、過去にお披露目したメディカルハーブの名称(英名)、一般名称・・を、「あ」~「わ」に分類し、掲載したものです。

ニガウリ  ①  

(第28話 2011/07/04 )

さて!本日のお題はニガウリ(ゴーヤ)**野菜じゃないの**ワイワイガヤガヤ**ギャラリーの言い分を意識しながら・・・

ニガウリの素性を申せば・・正確には植物界-被子植物門-双子葉植物網-ウリ目-ウリ科-ツルレイシ属- Mcharantiaなのだそうだ。立派な履歴・・・植物よね!

そもそもメデイカルハーブの定義なるものは、「植物療法の一つで、植物そのもの、又は植物に含まれる成分を摂取(または、外用塗布)し体内に吸収する事によって、身体の機能および構造に作用するものを言う」のであるから・・・・・・大事な事は、苦瓜が苦瓜の何成分がどう作用するかって事よね!いつものアレ行くわよッ(何故かハイビスカス怒ってるかしら・・・)

 

 

<ニガウリ(ゴーヤー)>

学名:Momordica charantia  

英名:Bitter melon、Bitter gourd, Bitter alsam pear、

別名: バルサミーナ

和名: ツルレイシ、ゴーヤ

科名: ウリ科

使用部位: 果実

 

ここまでの記載を見ながら、ゴーヤーと伸ばしてるとこ・・気にならない?

これはどっちでも、いいのよ!ニガウリの事、中国語では苦瓜とか涼瓜と言いまして、そのうちの苦瓜(クーグァー)が訛って、ゴーヤーとなったと伝えられているの、たまたまハイビスカスが勉強した時のテキストはこうなってたので、敢えてゴーヤーと書いてるけどさ、実際は「ゴーヤ」「ゴーヤ」って言うよね~~それに、沖縄の方々もゴーヤーともゴーヤともいってるみたいだし。和名のツルレイシ(=蔓茘枝=つるれいし)は、イボイボの外観を、完熟した時の仮種皮がライチー(茘枝)みたいに甘いからという事で、蔓茘枝と言われているそうですよ。あと、沖縄の料理で有名なものがあるので、もう少し前置きすると、日本(沖縄)にいつ頃から入ってきたかについては記載が見つかってないそうな・・ただ、琉球王朝時代の書物には「苦瓜」の名称は載ってるから、18世紀にはあったって事でしょうかね?昭和60年代に沖縄県農業試験場でゴーヤーの品種改良への取り組みが始まって(群星)と(汐風)という品質がよいと、評価され、イッパイこと・・作られていたそうですよ

苦瓜には、特に、レモンの3倍量のビタミンCが含まれていて、普通の野菜の場合は加熱するとビタミンCが失われてしまうけど、ニガウリに含まれているビタミンCは熱に強く、炒め物に調理してもあまり失われないんですって、それにミネラルも豊富だし・・・・・歴史的には、カリブ海地域ではニガウリを煎じて、胃酸障害による消化不良、胸焼け、胆汁障害や腹痛の薬として飲んでいたり、国では、解毒、眼病、下痢などの改善に利用したり・・・していたそうですよウンウンわかるわかるって感じかな。

今回は、ニガウリの前置きで 日常あまりにも簡単に手に入る食材でありながらも、その効能は、糖尿病に期待がもてるもの。

長くなるから、次回にその点についてのお話をポツポツ致したいと思ってますよぉ~予習なんぞしてこなくっていいからね

じゃpaperまたね

 

 

 

ニガウリ  ②  

(第29話 2011/07/05 )

生活習慣病予防に活躍するメデイカルハーブ ~5~ニガウリ(ゴーヤ)ー②

 

 

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 メディカルハーブとしてご紹介する部位は、果実のほうね野菜で(果肉を)食べている方・ゴーヤの知識がたっぷりある方には、ちょこっと物足りないとは思いますが・・・ゴーヤーは熟すと黄色くなってパカっと開いて・・・中には種子が・・・種子の表面には赤くゼリー状の幕が覆っていて(仮種皮)甘みを呈するんですって(ハイビスカスは食べた事ないので、聞いた話で・・・)で、味と色で鳥さん達をおびき寄せて種の散布を~~してもらうんですって・・”種(しゅ)の保存”っていうんですか~~。

<ニガウリ(ゴーヤー)>

<成分>

アルカロイド(モモルジシン)、フィトステロール(スティグマステロール、チャランチン)、インシュリン様ペプチド、ビタミンC

<作用>血糖降下

<適応>Ⅱ型糖尿病

ここで、“あれ~~夏バテ防止に良いっていうけどな~~?”と不満に思われる方もいらっしゃるかと?

ゴーヤーの苦味の元になっているのがモモルジシンとかククルビタシンとかいう成分なんですが、夏バテによる食欲低下を改善(夏バテ防止)する作用を持つのがククルビタシン、それに夏は活性酸素が増加するから(紫外線強いいし暑いしさ)ビタミンCはたっぷり補給した方が良いわけですよね!抗酸化作用とか、暑さへの適応力増す為にも免疫機能を高めて疲労回復うを促す!これにはビタミンCは欠かせない!!で、ゴーヤーにはビタミンCがレモンの3個分あるっていうから・・「夏バテ防止に・・・」効果アリって考えられているんですよね最も、大抵は、こんな面倒な事考えないで食べてると思うけど

生活習慣病予防に活躍するメデイカルハーブってとこにいこうかなぁ~テーマは“糖尿病”です。

<適応>に、Ⅱ型とあるからにはⅠ型もあるよ。

それに、妊娠糖尿病ってのもあるけど、今回のテーマはⅡ型、糖尿病の原因は様々で(タクサンあり過ぎ語りつくせな~~い

そもそもは、高血糖状態が問題。生体にとって糖はエネルギーを作るための材料の一つで、大事なもの(脳細胞の栄養源としても貴重!)なんだけど、高すぎても・・低すぎても・・ダメダメ!糖は血管の中を(サラサラと流れていればいいけどね・・・)移動して細胞の中に取り込まれてエネルギー源になっていくのだけど、この時にお世話するホルモンの一つが“インスリン”血液中の糖を細胞内に取り込んでくれて、血中の糖の濃度を下げる働きをしていまぁ~す。

糖尿病っていうのはこの「インスリン作用の不足に基づく慢性の高血糖を主張とする疾患群」って定義されているんですよね。

インスリンの作用不足って言う事は、インスリンを産生する膵臓の細胞(β細胞って言うんですけど)の量が減少するとかβ細胞自体の機能異常が原因で、インスリンが十分に供給ができなくなる場合とか、インスリンが作用する細胞でのインスリン情報を受け取る能力が低下あるいは細胞内のインスリン情報伝達の異常などによって起るインスリンへの感受性が低下する場合があると考えられています。つまり、インスリンの量が少なくてもダメだし、あっても働きが鈍かったり、力を合わせて働く同士(受容体)がサボっててもダメってことね。

 

うぅ~ん・・難しいね❢

Ⅱ型糖尿病の治療はマズッ食事療法運動療法が基本改善が見られない時(真面目にやってても効果が得られない方もいるには居るが・・・大抵は、サボってばかりで効果が出ない方が多いかも・・・)に、薬物療法とかインスリン療法が適用されて行くわけですが、あくまでも生活習慣の改善・生活指導が基本的な治療法なのよね。最初はブー・・(ジャンケンじゃなくって)、肥満とかからくる糖尿病の方が、体がドンドン痩せてきちゃうでしょあれはね、糖からエネルギーが作られなくなってしまうからで、目的とする器官にインスリンの効果が十分に発現しないために代謝異常って状況に陥って・・・だんだんと、糖・脂質・蛋白質を含んだ代謝系にも異常をきたしてしまうってわけなのね、だけども・・もっと・・・・先まで話すと・・・・糖尿病の恐ろしいところは三大合併症*三大合併症って言うからには三つありまして(省略)・・・だんだんと細小動脈の循環不全とかタンパク質に糖がくっついてしまう(グリケーションって言います)とか活性酸素の問題とか・・・冠動脈(心臓に栄養を送る大事な血管)硬化の進展や自律神経障害・・・・・最終的には透析・・キャーコワッよね。決して、脅してるわけではありませんが、改善するもんなら改善して欲しいんだもの・・・糖尿病のマメ話はこれくらいにして・・・で、ここでチャランチンの登場なんですよね。

チャランチン

ニガウリ(ゴ―ヤ)から血糖降下作用の(インスリンに似た作用)を持つ成分として1966年に単離されたもので、成分中の「インシュリン様ペプチド」のこと、ニガウリ(ゴーヤー)の成分中には、フィトステロールとしてスティグマステロール、チャランチンがありますが、こちらのチャランチンはフィトステロール配糖体で、さっきのは、ペプチド・・・・・ウゥ~・・ン・・・

“ゴーヤーのチャランチンは2種類あるって、”心のどこかにソッ♡としまっておいて下さいな)ニガウリ(ゴーヤー)の血糖降下作用は、フィトステロール(スティグマステロール、チャランチン)及びインシュリン様ペプチド(チャランチン)など、数種の植物化学成分の相乗効果によっていると考えられておりまして、糖尿病や合併症予防に効果が期待されてるんですよね~。

メディカルハーブcloverの作用で、糖尿病に効果を期待するlovely場合、今回のニガウリ(ゴーヤー)cloverズバリ“shineインスリン様作用shineでしたが、一方で、糖の代謝過程で分泌される酵素の働きを阻害して、血糖降下downを期待する(Ⅱ型の糖尿病に関してね)ものもありますよ、マルベリーcloverやサラシア茶、ガルシニア茶など・・・

         でも、

メタボ気味で糖尿病予備軍の方が飲むのは良いんですがwobbly血糖降下薬などの薬を飲んでいる方なんかは使えないからねsign03ここんとこ・・くれぐれも・・・ご注意下さいねsign03病院で血糖降下薬処方されながら、サラシア茶なんかをガブガブのんで、挙句、ちょくちょくいふらついてる人・・近所にこういう人いたら・・・注意してやってね~sign03ダメだよってさ。  

じゃpaperまた

 

 

 

 

 

 

ニーム  

(第112話 2012/01/08 )

ニームと聞くと、ワインを嗜む方なんかはフランスのガール県ニーム郡・ラングドック=ル―ション地域なんぞに心が~飛んでしまうんじゃないかと・・・ラングドックル―ションのワインは、低価格ながら・・実にうまいハイビの場合は、初めてこの植物名“ニーム”という名前を聞いた時・・そっでした・・・ははは(←笑ってごまかすってヤツね  )けど、メディカルハーブの御紹介だし・・・ニーム(Neem)(←これは英名)・・・りっぱな植物ですニームの原産はインド、インドのハーブっていっても過言ではないインドとビルマの大抵の地域に生育しており、忌避効果(植物が放つ香りによって虫や鳥を避ける成分で、虫から食べられないようにする作用)を利用して、農薬を使わない害虫対策などで注目されているメディカルハーブで、他には、抗菌作用とか、抗精子作用、免疫刺激作用なんかも知られております!”ニーム”なんて言わなくっても、”センダン”なら知ってるって方もいらっしゃるかもしれないんだけど・・・・・どだ?

“センダン(栴檀=学名: Melia azedarach、英名:chinaberry, white cedar, Texas umbrella.)という植物名から伺い知る事は、暖地に自生する落葉高木、果実は薬に樹皮は駆虫剤として使われてきた有用樹であり”オウチ“と言った古名で、万葉時代の植物としても知られておりますし、花も咲きます!

 

<ニーム>

学名: Azadirachta indica

英名: Neem Margosa

和名: インドセンダン、 ニーム、 クレンシ、 クレンピ、 クレン

別名: nimba、srishta(サンスクリット語) nim、nimb(ヒンディー語) nimbay(マラティ―語)

他にも、ボンベイ語、タミール語、グシャラート語・・etc・・・さすがインド原産!

科名: センダン科

使用部位: 種子

含有成分: リモノイド型トリテルペン(アザディラクティン)、含硫化合物、

フィトステロール(シトステロール)、苦味質(マルゴシン)、カテキン(EGCG)

フラボノイドとそれらの配糖体、クマリン、

アフラトキシン[心筋由来の発がん性代謝物、

作用: 抗菌、昆虫の忌避作用(摂食阻害)

適応: 防虫(自然の防虫剤、自然の農薬)、潰瘍や皮膚炎に効果が期待されております。

 

ニームの服用法はと言うと、これは飲用するよりも軟膏やローションなどの剤型で、主に外用で利用されるものなんですけど、センダンの果実を乾燥させたもので、生薬に、苦楝子(くれんし)というのがあります。これは、脂肪酸、タンニン、苦味質マルゴシン、ブドウ糖などを含有しており、整腸、鎮痛薬として腹痛や疝痛には、適量の水で煎じて服用したり、陰のう水腫(すいしゅ)、副睾丸炎(こうがんえん)や小腸ヘルニアなどでの局部の疼痛には、呉茱萸や小茴香などを配合して処方されたりするんですって

そしてね、幹皮の乾燥したもので、生薬の苦楝皮(くれんぴ)というものがあるんですけど、成分はタンニン、苦味質マルゴシン、アスカロールなどが知られており、これは、虫下し、条虫駆除に服用する方法があってね・・・インドでは、何千年も昔から虫下しや胃腸薬として(民間薬として)使われてきたんだそうですよ

それにね、二ーム(の種子)に含まれるアザディラクティンという成分には、昆虫の成長調節、不妊、摂食抑制など幾つかの活動様式を阻害する作用があって、ハエ・蚊・イナゴや南京虫などの害虫に対して忌避作用を示すので、天然の殺虫剤としての利用価値もあると言われております。どんくらいの濃度なら効果があるかって事についてなんですが、

2%のニームオイルが効果的な虫よけ剤になる報告(参考資料 ↓ )とか

Sharma SK, Dua VK,Sharma VP.Field studies on the mosquito repellent action of neem

Oil. Southeast Asian J Trop Med Public Health 1995;26

1%のニームオイルを入れた石油ランプは、蚊の虫よけになり、特にハマダラ蚊に対して有効・・・・(参考資料 ↓ )といった研究報告なんかもあります。

Sharma VP, Ansari MA. Personal protection from mosquitoes (Diptera : Culicidae) by

burning neem oil in kerosene. J Med Entomol 12994;31

ニームには、植物が自分で他の生物(大抵は昆虫ね)に食べられないように害虫の食欲を減退させる物質を作ったり(拒食作用)、摂食を阻害する物質を作ったり(摂食阻害作用)、害虫が付きにくい環境を作ったり(忌避作用)、害虫のホルモンの働きを抑制して害虫の成長を妨げたり(脱皮阻害作用)・・・・とにかく自己防衛にかけて、頑張ってる植物なんですよね・

それなもんで、いろんな研究から、農薬の開発にもお役に立ってくれてるんですよね(アリガタヤ~アリガタヤ・・・・・_(_^_)_~~)

ニームの安全性は?というと、メディカルハーブハーブ安全性ハンドブックには未収載なんですけど、妊婦や妊娠を望む女性には禁忌とされております。

食薬区分ではセンダン(Melia azedarach)の葉は非医薬品で別名はクレン、トキワセンダン、

センダン(Melia azedarach)およびトウセンダン(Melia toosendan)の果実・樹皮は医薬品、医薬品のセンダンの別名はクレンシ、クレンピ、トキワセンダン。トウセンダンの別名はクレンシ、クレンピ、センレンシ。となっておりまして、使われ方としては、サプリメントとしてはあまり一般的ではないのですが、害虫よけの木、害虫よけの匂いとして使われる事があるそうよ

~~~~ちなみに・・参考までに(Chemistry of Organic Natural Resources より引用]

植物の殺虫作用といえばピレスロイドとかロテノン、ニコチンなどがあげられますが、ピレスロイドは除虫菊などの殺虫成分の総称で昆虫に対する即効性の接触毒、中でも、アレスリンなんかは合成殺虫剤として開発されたものだし、ロテノンは哺乳動物には毒性が弱いんですが昆虫に対して神経筋肉組織、呼吸をマヒさせてしまうといったもの、ニコチンはナス科のタバコの葉に含まれるアルカロイドの一種、これも殺虫作用があるんだそうですよ(スゴッでしょ)

 

植物の摂食阻害物質には、トマチン、メリアノトリオール、ベルガプテン、ジュグロンなんかが知られております。ニコチンではその毒性で死亡するんですけど、トマチンでは摂食を阻害されて餓死するんだそうですよ(結局・・殺す)。

 

メリアノトリオールはセンダン属植物の葉っぱに含まれており、サバクイナゴに対して摂食阻害作用を示します←ニームはセンダン属ね)ジュグロンはクロクルミなどの葉っぱに含まれており、クルミに寄生するキクイムシには摂食阻害を示さないんですが、アメリカニレに寄生する同族のニレキクイムシに対して強い摂食阻害作用を示すんだそうですよ!また、多くの植物に対して発芽阻害や成長阻害などの毒性を示すとともに抗菌作用も示します。

そう言えば、クルミの木の下に他の植物は植えないと言われてたっけな・・・きっと、育たないんだろうな~~~って感じですよね。

植物の力ってさ、ホントにすごいと思うんですよね~~自分を守るために日夜努力してる・・・って感じでしょメディカルハーブとして、含まれる成分の、人への作用に注目して、ご紹介してきてるんだけど、陰では(植物さんがヨ!)自分にとって得になるもんには、そっでもないんだけど、敵と見破ると・・・・とことんヤッツケテルって感じよね。

 

Photo  Michi

この道を・・・冬のある日に走りました~

ん?ハイビは助手席で、カメラマンをば・・・雲の動きがものすごかった。

じゃまたね~~~

 

 

 

 

 

 

 

ネトル  

(第6話 2011/06/11 )

イラクサはいらんかぁ~~と題して

 

毎度オヤジギャグ?(と言うらしい・・)で始まりましたが、ネトルというメデイカルハーブをご紹介します。ズバリ作用は、利尿・浄血・造血(オッ今回の始まりはストレート!!)利尿と聞いたら・・連想して頂きたい言葉は“むくみ”体内の水分を外に排泄できない為に過剰に水分がたまってしまう尿が排泄されなくなる原因は色々あるけど、腎臓の機能が低下したり体内の水分量を調整しているホルモンのバランスが崩れたり・・・とさまざま。よく巷で、立ち仕事が多くて夕になると足がむくむ・・と言う方々が愛用しているソックスなんかは(大抵・・黒とか紺色)最近では一工夫凝らされていて、足ツボマッサージ機能(リフレクソロジーっていうんでしたっけ?)を意識してか、何かをくっつけて、足裏にある反射区を圧迫して内蔵機能を刺激しようとたくらんでいるんですよね(知ってた?)反射区っていうのは、手のひらとか足の裏の表面にある、各器官や内臓につながっている末梢神経の集中している部分腎臓の反射区がまさに“土ふまず”のあたり・・で、このソックスなんかは、神経系に伝えられた指令が腎臓を刺激して働かせて利尿作用を起こさせようとするんでしょうねきっと・・・そもそもヒトの体は食物(植物さんからいただいて)や酸素を取り入れて新陳代謝を行って、不要なものを排泄して浄化しているんですけど、腎臓でつくられている尿は、実は、ちゃ~んとリサイクルされて本当に不要になったものだけ排出されているんですけど・・!知ってた?もっと、ねちっこく言わせていただくと、腎臓の中の糸球体という所でろ過して、尿細管といわれる所で流れ込んできた尿を再吸収(リサイクルに励んで)して、最初の尿(原尿)の99%が再吸収される(また体の中へ帰っていく・・てなわけ)原尿のまんま外に出されると・・多分・・浴槽1杯分くらいオシッコをする事になってしまうんですけど(ゾッ・・)そうならないように頑張っている所が腎臓ってわっけでぇ~す。もちろん、リサイクルの為にはほかに、たくさんの方々・ナトリウムイオンとかカリウムイオンとかクロールイオンとか・・も。・・・他にはホルモンなんかも手伝っているわけ・・・ここら辺の働きのバランスが悪くなってしまうと尿が上手く作れなくなったり、出せなくなっちゃう・・(実に人間の体は芸術品!爆発だあぁーー)そもそも・・ヒトの体の7割近くは水分で必要な水分もあれば、不要な水分もあったりするわけでしょ、以前(今も?)ダイエットで、お茶を飲む方法なんかもありましたが、あれって、お茶に含まれるカフェインの作用で腎血管を拡張させて排尿を促進させるって考えなんですよね、やはり、老廃物を排出するって事に気を配っているわけですよねぇ

“ネトル”の利尿作用については、成分中に、フラボノイドのクエルセチンとかフラボノイド配糖体のルチンとかミネラルのケイ酸・カルシウム・カリウム・鉄とかが入っていて・・・フラボノイド?どっかで聞いた事あるとは思いますが・・難しく言えば、芳香族化合物の総称(う~~ん*面倒だったら忘れてOK*)で、イソフラボンとかカテキンとかアントシアニジンとかいう風にグループ分けされているんだけど、これらに発汗・利尿・鎮静作用・毛細血管保護作用・などの作用があるんですよね・・考え方としては、“不要なものを外に出すっ!!”て言う感じね。スイカやメロンは非常に利尿作用が高い食べ物で、野菜では、きゅうり、とうがん、白菜、じゃがいも、とうもろこしなんかにも利尿作用があるけど、そう毎日メロンとかスイカとかはねえ~冬にトウモロコシwobblyとうがんangryう~んちょっと無理sign02その点、メデイカルハーブのネトルなら、チョットづつ買えるし、いつでも飲めるし・・・さ、てなわけで、普段からメディカルハーブcloverを飲んでみてくださいsign03健康維持増進に役立てて・・病気にならない体質を!

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ネトルの素性を・・

 

<ネトル>

学名:Ultica dioica eigomei  英語名はNettle、stinging nettle

日本名・和名:西洋イラクサ・・・ん?だからイラクサはいらんか~~だったわけ

使用部位は葉っぱちょこっと日本茶の葉っぱと比べてみました(*´▽`*)

左:ネトルのみの画像・右;日本茶(煎茶)で比較(日本茶はちょっと色が濃い)

これが終わったらティ―にしていただきますっ!

成分中にクロロフィル(=葉緑素)をしこたま含み、鉄分や鉄分の吸収を高めるビタミンCをバランスよ~く含んでいるので、血液の汚れをきれいに(浄血作用)してくれて、体質改善にも一役かってくれてるし、あと、造血作用っていえば、女性にありがちな貧血予防の強い味方なんですよね!貧血気味で鉄剤飲んでる人の多くは便秘で悩んでいるみたいですけど・・ネトルなんか良いと思うんですよね貧血気味の可愛い彼女とか、妊婦さんや授乳期の御婦人にもお勧めできます!で、ここでクロロフィル”の事チョット・クロロフィルって、構造がヘモグロビンの構造に良く似ているので、ヘモグロビン様の働きをすると考えられているんですよ、だからネトルに造血作用があるって言われているわけ❤体質改善への働きとしては、アトピーや花粉症・リウマチなどのアレルギー疾患にも利用されておりまして、フラボノイド類やカリウム・ケイ酸をたくさん含んでいる事は、体内の老廃物や尿酸を排泄する働きにも富んでいます。ん?尿酸の排泄?と言えば、ビールをしこたま飲んでる方々にはお勧めなわけです

それと、ネトルの葉っぱを語ってきたけど、ちなみにネトルの根っこには多糖類とかフイトステロール(β-シトステロール)が含まれていて・・←?*あれえ~~前に語った成分ですよ~~男子にお勧めのヤツ!

「ホントかあ~~っ」とやっぱり疑う重鎮は多いもの・・「じゃあさ~~~試してみてよ~~~!!」(←これ、作戦

でわまたね~ん