第184話 無花果(いちじく)

第184話 無花果(いちじく)

 

こんにちわぁ~(*´▽`*)

 

いつも、試験・試験・・・ばっか言ってたら、ツマンナイから、今回は季節のふるぅーつのお話でも。

アップ

イチジクね(*´▽`*)

学生時代に、「いちじくあ~ぁ・・痔の特効薬ね」と言った途端、周りから嘲笑された事を覚えております。昔、婆様が爺様の痔を治そうと、肛門浴をさせていたのを見たことがあったんですよね~これって、治療費タダでっせ

そなの❢ハイビの生家にも、いちじくの木があって、背丈はあまり高くないながらも、季節(今頃が丁度豊作の頃だったような・・)になると、たわわに実をつけて、遊びがてらにひょいっともぎ取っては食べていたんですけどね、今時のイチジクと言ったら・・どぅよっスーパーやデパ地下で、4つぶか5つぶ入って500円近い値札がついてる果物になっちゃって、随分と高価なもんになったねぇ~て思った次第❢これですか?へへへご近所さんから戴いたもんです。折角やから・・一つ話題にしてみよっかなぁ~

 

<イチジク>

学名:Ficus carica

英名:fig tree

科名:クワ科

 

イチジクを漢字で書くと「無花果」←翻訳したら(?)花の無い果物になっちゃうけど、花は枝にはつかずに実の中に、ちゃぁ~んと咲いてるんよね~原産国のアラビアとかアジアに生育する野生品種の話なんだけど、自然界で生きるイチジク、雌雄異株のこの植物の受粉は、ハチの一種が担ってるそうな・・(知ってた?)

イチジクは、ハチに、実の内側にある空洞(イチジクの中にあるプチプチツブツブ・・あれがそうね)に卵を産み付けられて、その子供たちが大人になって世の中に出ていく際に体に花粉をいっぱいつけて旅立つらしいんですよね、で、他のイチジクの木にパラパラ~ってお粉を振りかけちゃう、で、受粉が行われるってシステムなんだそう・・・あくまでも、自然界でのお話で、日本で生産されているイチジクは単為結果性と云ってハチさんが花粉を運ばなくても自然界と同じように、実がなるそうなんですけどね。

中味2中のプチプチ・・

いやぁ~実に不思議な果物なんよね~(今更ながら・・・)

薬膳の世界を覗くと、不老長寿の果物と言われ、秋に良い食材、食物繊維が豊富で胃腸の調子を整えて便通改善・・・云々、「五味」➡甘、「五性」➡平、「帰経」➡脾・肺、なんて風に紹介されてるけどね~と、ここに来て、あっ「五味」えっ(・∀・)

 

ハーバルセラピスト受験生の皆様ぁ~やったよねぇ~ 

Text(←また出た(‘Д’))P116、第15回・五感の刺激とメディカルハーブってとこで・・味覚は嗅覚と密接な関連があって、風邪ひいて鼻がつまると味がわかんなくなるってとこねぇ~(←ありゃりゃ(゚д゚)!落とし所がちょこっとちゃうかな?)

②五味とその他の味に、「甘み」って・・イチジクはその甘みね。ハーブを挙げたら、リコリス、ステビア、ラカンカあたりでしょか?こんな事もお勉強したって言うか・・・まぁ~忘れてたらちょこっと見ておいてね・・・・・➡

 

夏に葉っぱを天日干し、無花頃果葉(ムカカヨウ)という生薬に、秋に熟した実を天日干しにして無花果(ムカカ)という生薬に変身~、いやぁ~実に多彩な芸をお持ちであります。薬草としては、葉っぱ、果実、それと花軸から出る白い汁が・・・これにも薬効があるそうなんですよね。疣には葉っぱや、白い汁を塗布して・・・なんて事も紹介されてたりするんですけど、残念ながらメディカルハーブ安全性ハンドブックには掲載されていないんですよね・・・枇杷は載ってるのに・・なして(。´・ω・)?無花果は載ってないんよぉ~安全性はどぅーなんよぉ~

 

 

それにですよ、古代ローマの「博物誌」(←プリニウスさん著)にも効能が載ってるし、古代エジプトの医学書(←これは実物は見た事は無く聴いた話で・・恐縮ですが・・)にも掲載されているそうなんよね、エジプトのみならずアフリカ地域にまでも及んで、天と地とをつなぐ宇宙樹として、永遠の命をもたらすものとしてイチジクを崇拝する気風はあったんだそうですよぉ~・・それに・・中国の“本草網目”にだって載ってるのに・・なしてぇ~❢❢

 

そだっ(゚д゚)!イチジクの木に纏わるお話、古代ケルトの21の聖なる樹の話をせなっ

 

シンボルツリー・サイクルと説明されているんやけど、古代ケルトの樹木信仰においては、“誰もが一本の樹木を抱いて生まれてくる”という事を根底にして“21の聖なる樹木の教え”の中に、このイチジクの木もあるんですよねシンボルツリー・サイクルは、預言者だったドルイドたちが、予言のために編み出したものとして伝えられているのだけど、それによると、6/14~6/23、12/12~12/21生まれの方々の木として紹介されていて生命の水の樹木であり、シンボルはエロスの力なんだそう・・魂の性質は魔性であり、純粋な愛、反骨精神を持ち合わせていて力強く少々我儘な個性を持っているそうなんですけどねぇ~愛するのが得意なんだとも(*´▽`*)あひゃぁ~LOVEね。

 

それに、イチジクの守護アロマはペパーミントの葉っぱ、相性が抜群なんだそうよ~そういえば、イチジクのコンポートには、必ずと言っていいほどペパーミントの葉っぱ飾られてるよねぇ~・・(←現代人の感覚だけかもしれんけど・・

 

イチジクの熟れた果肉、枝から滴る白い樹液諸々・・・命の誕生を彷彿とさせる樹木でもあるんでしょね(*´▽`*)。。なんてことを考えながら、写真のイチジク、一気に3個・・・ペロリ少し甘みが足りないような・・・(←(;一_一) 貰い物にケチつけてるわけではございませんよぉ~・・・勘違いせんでやぁー )イチジク

話がだんだんそれてきちゃった・・ごめんねぇ~14←この子たちも、漏れなく謝ってまぁ~す。

 

 

じゃまたね

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