第256話 太極図とお雛様と・・ん?  

 

積雪のニュースが飛び交う今日この頃、寒い日が続いておりますが・・

お元気でいらっしゃいますか?

 

先日、奈良に住まう友人から、細切れにした雪道のdrive(?)の動画が贈られて参りました

「動画は5分間しか送信できないのよぉ~(´;ω;`)ウゥゥ」と、3部作構成で。

根雪になってそうな道を、山間を延々と車が進む風景は郷愁を誘うというか・・何となく田舎での暮らしを思い出したりしちゃいました。固くなってしまった雪を踏みしめた時のあの音、パリッ・バリバリッ❢カリッ・ガリガリ・・時たまズルッ❢←ふざけすぎて転んだ時の風景を想像してください(*´Д`)こんな感じで幼少の頃は過ごしておりましたっけ。

 

 

先日、講座の中で「東洋医学における自然観」という項に至った時のこと

 

やっぱりコレねぇ~

 

陰陽論とは、万物を「陰」「陽」と二つの概念に大別して捉える考え方で、陰と陽は互いに対立するものでありながら、依存しあい、一方のみでは存在できない・云々・・・

*** by medical Herb ハーバルセラピストコース・テキスト(日本メディカルハーブ協会)より。

メディカルハーブのお勉強は、英語圏の歴史のみならず、東洋の自然観なんぞも垣間見る時もあって、実にグロ~バルに学べるのですよねぇ~(≧◇≦)

えっへへ(*^-^*)シッカリと、CMも入ります💛

 

 

突然ですが、こんな図、見た事ありますか?

 

 

えっ(゚д゚)!あるって

 

ううぅっそぉ~~❢❢あるわけないないですわよぉ~困ったちゃん

 

これは、FBで石の世界を彷徨ってる時に見つけて・・シェア~ッチ✨✨

そう言えば、ハートが石になってるでしょぉ~( ̄― ̄)アッハハハハ(ハイビのblog、もれなくもお目見えねぇ~)

ホントは、これをお見せしたかったわけね~ん

 

 

陰陽理論は中国古代の哲学で、中国の古典医書には、はっきりと、「右が陰で左が陽」と書かれていて、これを示す図が“太極図”、白・黒の部分を魚に見立てて“陰陽魚”とも云うってヤツね。

 

 

「右が陰で左が陽」と、呪文の様に頭の中を駆け巡る・・

 

暦の上でも立春は過ぎたし、そろそろお雛様でも飾ろうかなぁ~と、箱から出して飾る時、あれ?男女を左右のどっち側に並べるんだっけ?と悩むことがしばしば・・雛人形の古来の飾り方は、陰陽説にのっとっていると確か(。´・ω・)?・・昔に聞いてたので、男性は陽で女性は陰だから・・男雛は「陽」で左に、女雛は「陰」で右にとなりますでしょうか?

 

こんな風に・・・ね 💛

 

これは、京都国立博物館に所蔵されている古今雛(元禄雛)の写しですが、今の時代の人形の並びとは逆で、男雛が雛壇の左、つまり「陽」の位置に鎮座しておりまして、この頃の置き方は古来の置き方をしてるんだそう。

でも、今時の雛人形は、どうでしょうか?

 

こんな風に・・・

あれぇ~(゚д゚)!逆じゃね❢?と思いきや、今時のひな人形の置き方は多分、あの太極図を向かって見た時の感覚で捉えてるんじゃないのかな?と、思わずにはいられませぬ。。。

太極図に向かって、左(陽)と右(陰)、雛壇に向かって左が(陽)で男雛、右が(陰)で女雛ってね(^_-)-☆

これなら悩まずに済むかな?と、安堵はしてみるものの、ホントかしら?モヤモヤは消えないハイビちゃん・・いつか、きっと変わった時があったに違いない疑いは消えないでおりまするぅ~~

ずぅ~っと昔に、有名な“人形~の➈”さんの展示会で店員さんにお尋ねした事がありまして、「時代の流れでしょうかねぇ~」なんて説明を受けて、まぁ~雛壇に向かっての「右」か「左」か?と考えればいいって事なのね(-_-)?と、そう言えば“太極図”は向かって見た時の向き、向かって左が陽、右が陰になってるもんねぇ~と、あまり深入りもせずにその時は納得したつもりで、軽く流しちゃってたのよね。

・・・・・・・・

あれから幾年、ヤッパリ、ちゃんと納得しないで済ませた事って、祟りのようにぶり返して襲い掛かってくるものですねぇ~

お雛様、毎年今頃になると取り出してリビングの棚の一角にちょこっと・・の時、いつも思い出すんですよね、このささやかな疑問を

我が家の雛壇(壇というにはおこがましいのですが)は、こんな感じに~🌸

 

ココだけの話(ひそひそ・・・)飾るも仕舞うも、いと簡単な仕様で・・1分もかかりませんのだ。

台座が人形を入れる箱なのです。何事も、凝り性のハイビの割には・・・・大層簡単な仕様なんだけど、このお雛様への想いはズッシリ~思い(←重い❢・・・(;一_一)

 

 

二人だけの世界ね

💛

 

 

雛人形の歴史を垣間見るも、大名のお姫さまの嫁入り道具の1つで、江戸初期の雛人形は立ち雛が多かった云々・・といった事とか、江戸時代中期には平安装束の元禄雛とか、享保雛なども作られて賑やかになったんだけど、八代将軍徳川吉宗の「享保の改革」による倹約令で大型雛に代わって、豆雛・芥子(けし)雛といった小さめの雛人形が出回るようになったんだそう・・。

さしずめハイビんちのおひな様もその👄(←クチ)・・豆雛です

 

 

 

一説によると、中国、日本、韓国は、左上位で、男雛(親王)が左にきて、親王様から見て左なので向かって右が男雛、向かって左が女雛となるけど、欧米では右上位なので、現代は、国際ルールに従って、向かって左が男雛、向かって右が女雛になってるという事なんですって(゚д゚)!

 

こと、日本の事情、関西だ~、関東だ~・・とは言ってもなぁ~と思いつつ、関西では今でも男雛を向かって右に置く家があって関東雛と京雛では並ぶ位置は逆になってるらしいのよね。

関東雛は(雛壇側)男雛が「右」で、これは明治の文明開化の時に入ってきた西洋文化に習って、男性が右に並ぶようになったんだそう・・宮中行事でも(昭和)天皇が国際マナーに習って右上位にお立ちになるようになったので、それ以降お雛様もそれに習ったらしく、一方で、京雛の並び方は男雛は(雛壇の)「左」、これは、明治の文明開化以前の宮中での位の高さを表していて、宮中では「左」の方が上位だったからなんだそう・・。

関東雛を「現代式」というのに対して、京雛を「古式」という風にも言うそうなんですよね(^^♪

 

“たかが人形”と思うなかれ~だわね

並び方一つとっても、ちゃんと時の習わし、礼儀、諸々人間界に添って生きてきたのよねぇ~

(*´Д`)泣けるぜ~いっ

人形様たちも時の流れの中で、苦労してきたんだねぇ~

(  By ナンチャッテハイビ・・(≧▽≦))

 

そう言えば、右だ左だと言うと、関西と東京ではエスカレーターの人の立ち位置が逆って事を思い出しました

東京(関東?東日本?)では、エスカレーターに立つ位置は左で、駆け上がる人は右側を闊歩して行きますが、京都(関西?西日本?)にお邪魔すると、エスカレーターで立つ位置は右側で、駆け上がる時は左側を闊歩して行くんですよね。

いつだったか、京都にお邪魔した際に、エスカレーターで、ボ~( ゚ ρ ゚ )ボーと立ってたら、背後から、可愛いギャルに、ど突かれたことがあった ハイビちゃん、立ち位置を間違えてたわけね(´;ω;`)ウゥゥ

郷に入っては郷に従えってヤツ、怠ってしまってたわけ・・・

でも、これもモシカシテ・・陰陽説、お雛様の置き方、宮中での位の高さのモロモロから?と、想像させずにはいないよなぁ~なんて、ちょこっと思ったんですけどね((+_+))

 

こっからは、自由に討論をする所ね

としたらよ、関東は、急ぐ方に道をゆずるって感じ?男性と女性を比べたら、兎角急いで駆け上がるのは男性の方が多いとして、西洋文化にならって男性(駆け上がる方々)が右に・・・マサカね・・・。

関西は明治の文明開化以前の宮中での位の高さを表しているってことで「左」が上位・・・

とすると、気持ち、急ぐ方々を尊重して道を譲ってあげてる・・・みたいな?・・うぅ~ん違うね、これも・・

こじつけのような気もしないわけではないけど、想像してみました。

 

それがどうしたって❢❢?

 

(*´Д`)いいえ、時に深い意味は無いのですが・・ただ、ちょこっと・・。

 

 

 

 

今日も、長々とお付き合い頂き感謝です。

 

じゃまたね

今日はまた、明るくていい天気で・・小鳥も賑やかに~

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