第253話 お茶まんま🍚

 

こんにちはぁ~

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お正月があけた途端、何やらドタバタしちゃってて、気が付いたら10日が過ぎてしまった月日の過ぎるのは実に早い(゚д゚)!

まぁ~昨日・一昨日・一昨昨日・・と、確かに何かをやってるのだけど、過ぎてしまえばマッジ早い❢お正月気分もすっかり望郷の彼方にぶっ飛んで行ってしまった今日この頃ではありますが、如何お過ごしですか?

そう言えば、新年のあいさつの中に「年度末に向けて、忙しい~っ❢」って、悲鳴を上げてる人もいたっけ(*´Д`)

 

世の風習にならって、11日、ハイビ🏡も、鏡開きをしました。

割るほどのお餅を飾ったわけではないのですが、今年は、ちょこっと昔の風習を意識してみようかなぁ~・・なんて思っているもので(*´▽`*)、

煮物ベースで、餅をちぎって、ポチョポチョっと入れて、お雑煮🍲みたいに仕上げてみました。

餅なんて食べたの30年以上ぶりかも?もともと好きじゃないのよねぇ~

いつまでも口の中に居座ってる食べ物・・・みたいな認識しかなかったのですわ(*´Д`)子供の頃家族全員揃って頂く元旦の朝の食卓で皆が食すのは決まって雑煮、でもハイビだけは白いご飯を食べてた記憶が・・特別扱いねぇ~

言い方変えれば、ただの我儘娘であり孫だった・・かも?爺様・婆様・パパ・ママ・・ごめんねぇ~(ナンチャッてハイビ

 

鏡開きの夕食は、こんな感じに~

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結構な大食いでして💦💦

あちらに控えますは、ブルゴーニュのピノ・でございます

 

 

 

近況報告はこれぐらいにして~~・・・・・👣・・・

 

今回のお題は“お茶まんま”

“お茶まんま”って知ってます?(。´・ω・)?

“田舎で食べてた、色がついてて何か良い匂いのするご飯”の呼び名なんですけどね・・・

子供の頃、ご飯を“まんま”と言ってた記憶がありまして、今風で言えば“お茶飯(おちゃめし)”って言うのでしょか?

お赤飯も買えちゃう世の中にあって、“お茶まんま”は、メジャーではない事に気がついたのは、勤め始めて十数年は経ってからだと思う。ある時、無性に食べたくなって、田舎の母親が生きてるうちにと、レシピを書いて送ってもらいました。書かれた材料を集めるにも、季節は折しも秋で、店頭に赤紫蘇は無かったんですよね(泣)、良い匂いの正体は赤紫蘇である事を知ったのも、この時でした。

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新鮮な赤紫蘇が市場に出回る時期は短くて、梅干しやミョウガを浸けようとでも思わなかったら買わない代物、食べたい時にバシッと作れること程、贅沢な事はないなぁ~とも(シミジミ・・)思ったりもしましたっけ。

田舎の暮らしは、夏場に冬の蓄えを、冬場には夏の蓄えを・・・と、台所を預かる女性(ハイビの家では婆様が・・)は実に忙しくて休む暇がないんですよね、今風で言えば、「専業婆あ」だったわけで、いつも何かしていて、子供の頃は、田舎暮らしのここら辺が好きではなかったんだけどね、それがどぅでしょぉ~(。´・ω・)?今では、夏場に買い込み乾物に加工して保存して・・と、同じ事している自分がいて、実に面白い

赤紫蘇を塩浸けした物などは結構見かけるけど、枝に葉っぱが茂った、そのまんまの物は冬場には手に入らないってんで、スーパーに出回る時期を見逃さないようになったんですよね~見つけると、乾燥させて保存するようになりました(≧◇≦)使いたくなった時に使えるようにってね~。

 

DNAのなせる技・・か・な ? 

 

 

 

ところが・・先日、ふっ・・と、“お茶まんま”が食べたくなったんですよね~こりゃまた十数年ぶりにです❢

・・・ガサゴソ・ガサゴソと、乾物箱から赤紫蘇引っ張り出して・・

・・ペラ・ペラ・ペラ~母に書いてもらったレシピを取り出して、イザッ

 

 

葉っぱの部分は少々で、枝の部分をバキバキッツっと折ってお鍋でグツグツ~

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すると・・どうでしょ美しい ルビ〰色の輝きっていうんでしょか?

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 業界(?)の方々には、溶血しちゃったアレを思い出して頂ければよろしいかと

( ;´Д`)あんな感じねぇ~

湯気で見えずらいって  (´;ω;`)ウゥゥ ごめんなさい。。

 

 

あとは、お醤油少々と母親秘伝の○○○をちょこっと(*´▽`*)。。

婆様(←父親の母親=嫁ぎ先の姑)が作った“お茶まんま”には、みりんやお砂糖が入ってたらしいんだけど、ハイビのママのレシピには入ってないんですよね~送ってもらったレシピには「・・・みりんとか砂糖を、私は入れません」キッパリ書いてあった。

(この一行は、ものすごく賛成 何せハイビの家には、砂糖も無ければみりんも無いのよねぇ~ビンボーだからではなくって💦💦甘みもテカリも蜂蜜でやってるのよね・・なので。)

母親は、同じ村の父親(ハイビの)に嫁いでるんだけど、村の中だけでさえも、レシピに違いがあるって凄い事だよなぁ~今更ながら思った瞬間でもありましたね。

 

 

後は、普通に炊くだけね✨

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今、こうしてherb(薬草の)世界を彷徨って、あっちこっちの伝統料理などを覗いてみると、日本人の薬草使いの巧さといったら素晴らしい

お米とherb(薬草)を合体させたメニューは数々あれど、ここはヤッパシ日本人ね、ハイビちゃん(*’▽’)紫蘇の香りがたまりません。

最初に考えついた御方はえらいね~真に神業💛(←ちょこっと褒め過ぎ?)

 

 

“お茶まんま”は、世界に誇る日本のリキュ~ル(➡梅酒)に次いで、2番目くらいに世界に誇れるかもなぁ~なんて、思ってしまいます。

湯気の立ちのぼるご飯から、紫蘇の香りが~ホワ💕~ホワ~💕~~っと、なんて、繊細な香りなんでしょう~( ̄― ̄) 口に含むとこれまた、立ち香にも紫蘇の香が~( ̄― ̄)~

匂いをお伝えできないのが残念↘↘↘P1150341

「紫蘇の香りだったら、“ゆかり”のふりかけでも使えばぁ~」と、言われそうなんだけど、「いやいや・・そうじゃなくってさぁーっ」と、自問自答しながら、ハイビちゃんも、今では立派な調理人ねぇ~ヽ(^。^)ノ(←自称)

梅酒とかスダチ酒とかクコ酒とかナツメ酒とかだって作ってるもんね~

「お酒ばっかじゃん」って

((+_+))・・そっだね

 

まぁ~こんな感じで、今年もよろしくでぇ~す

 

じゃまたね

 

 

 

 

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