今は(ちょい)昔になりにけり-その②と申しましょうか?
メディカルハーブの講座で印象に残ったお話を一つお披露目したいかと・・
結構ハイビの中ではヒットなお話だったもので(*^-^*)
でもその前に~(^^♪
2016年・今年も残すところあと数日となりましたねぇ~
ハイビのまわりには「2017年、新年なんて言ったって来週でしょぉ~」とか、「時は自然に過ぎて行くもんよぉ~」とか、冷ややかに仰る方もギョウサンおりますが、でも、こうして一年の区切りがないとしたら?暦の無い世界で生きるとしたら、どぉ~なる?
自分は生まれてから何日生きてきたのかわからないよねぇ~?
年齢という概念がなかったらって思うと、自分の生きた時を考えようにも、面倒くさいっしょ❢(←面倒くさいときたか?笑)
なので、ここは一つ、「今年も終わる」「一つ歳を重ねる」「新しい年が始まる」ってな風にちょいと時の流れに身を任せるのもよろしいかと(*’▽’)、かといって、どう変わるもんでもないことは十重承知、変えようとしなければ変わらんのよねぇ~(*´Д`)~なんて事いうと、「ハイビちゃん暇なの?」と言われそうだけど、頭は次第に空っぽになりつつあるかな?
“宵越しの金はもたねぇー”じゃないけど(お金?大事よねぇ~1円でも来年の繰り越し予算にするわ💕)年越のゴチャゴチャは持ち越さないのがハイビ流(*’▽’)
ハーバルセラピストの講座中、各論で「バレリアン」について話していた時の話・・・
“ボヘミアァ~ン~♪” ではなくって “バレリァ~ン ” (;一_一)
<バレリアン>
学名: Valeriana officinalis
英名: Valerian
和名: セイヨウカノソウ、キッソウコン
科名: オミナエシ科(新エングラー体系分類)、スイカズラ科(APGⅡ 体系分類)
使用部位: 根部
このバレリアンに関して、以前、真剣に取り組んだことがあります。
もし、お時間がございましたら・・・予習を兼ねて(?)この記事の上部、は━ひ* の欄をカチッ✨っと、
バレリアン①・➁として、熱く語っておりますので(*‘ω‘ *)ご参考になれば幸いです**
✨
このherbは、今では約2000年の時を超えて、睡眠導入効果の高い薬用herbとして用いられているけど、古代ギリシャ人は、このherbの匂いを嗅いだ時に発する言葉に由来した「phu(プー)」という名前を付けたという記録があるくらい、匂いに特徴があります。
匂いをかがせてあげられないのが残念( ノД`)シクシク…
花はカノコソウっていうから、とってもかわいいのだけどねぇ~
メディカルハーブとしての使用部位は根っこ
見ずらい(´;ω;`)ウゥゥ・・何せ、古い写真ですみませぇ~ん_(._.)_
この根っこに含まれる成分の酢酸ボルニルという精油成分は、とってもデリケ~トなので、40℃以下で乾燥させる事が義務つけられております。
これは、メディカルハーブの姿 堅いガラスの容器に密閉度も満点◯
ハイビの教室では、herbの各論でバレリアンの官能検査の実習で匂いを嗅ぐ時は(官能検査➡色・匂い・諸々チェックがあるでしょぉ~なので匂いも嗅ぎます)、連れ立って、いそいそと・・ドアの外で行います (独断で )
夏でも冬でも雨の日でも嵐の日でも・・
強烈な(と思う)匂いがしてハイビはとても苦手なherbなんですよね💦💦
一回蓋を開けたらずぅ~っと部屋に香ってて(匂ってて)
どうにもこうにも不快になっちゃうんだけど、「そうでもないわぁ~」とおっしゃるかたもチラホラいらっしゃる・・でもその大抵の方々が、不眠で悩んでいらっしゃったのには驚きでしたけどね(゚д゚)!確かに神様のくれた睡眠薬かもねぇ~ってね
このバレリアンの臭い匂いの元は“イソ吉草酸”、この”イソ吉草酸”は(グロ~バルな見方っていうのでしょうか?)見方を変えると、
悪臭防止法:(昭和46年6月1日法律第91号・平成23年に改正)の、工場やその他の事業場における事業活動に伴って発生する悪臭を規制することにより、悪臭防止対策を推進し、生活環境を保全、国民の健康の保護に資することを目的とする法律、不快なにおいの原因となり、生活環境を損なうおそれのある物質であって政令で指定するもののなか、
特定悪臭物質:(不快なにおいの原因となり、生活環境を損なうおそれのある物質であって政令で指定するもの)22種の中の一つに指定されている物質でもあります
マッジ・マッジ✨✨
で、ハイビの中でヒットしたお話しの種が実は、この“イソ吉草酸”なんですよね。
今年の夏ころ、講座に見えてたO女史との一コマ・・
(←ハイビせんせ):
「バレリアンはヒポクラテスの時代から不眠に用いられており・・・(中略)バレリアンの根の強烈な匂いはイソ吉草酸というイリドイド系モノテルペンの一種で、人間には悪臭に感じられますが、猫にとっては大好きな匂いでもあります・・云々・・
人の足👣の臭い匂いの原因物質はこのイソ吉草酸で・・・・」と、ここまで言うと・・
(←O女史):
目を°°キラ✨✨キラ✨させて、「あっ(゚д゚)」と叫ぶではありませんか
突然、話し始めたことには・・・
(O女史):
「以前、子供のシューズを洗って干していると、小猫がチョコンとシューズに入り込んで、かわい子ぶりっ子をしてたんですよねっ
こんな風に?
(この画像は、ネット上のKitten in a boot というサイトからお借りしたものでぇ~す。)
: (O女史の話は続く・・・)
あの時は、人間に気に入られようと思って、かわい子ぶりっ子してるんだぁ~って思ってたんだけど、あれ、違ったんですね
洗ったシューズに、未だ足👣の匂いが残ってたんだぁ~(*´Д`)・・・」と、目はまん丸👀頬をピンク色に染めて興奮気味の様子・・
その瞬間を見逃さなかったハイビもまた、目を👀まん丸くして、O女史の顔を穴があくくらい眺めていた気がする。
普段、あまり大きな声を立てずおしとやかで物静かなO女史が、いつになく興奮している様子、お見せしたかったなぁ~。o○ (←だれに?)
想像するに( ̄― ̄) O女史の海馬をくすぐった瞬間でもあったわけね
バレリアンの成分 足👣の臭い匂いの原因物質 イソ吉草酸 猫が大好きな匂いでもある 結論 かわい子ぶりっ子してると思った子猫ちゃんだったけど、実はそうではなくって、ただシューズに付着している主人の足の臭い匂いのイソ吉草酸に陶酔してたんだぁ~と、大脳辺縁系がユッサユッサ揺れて、バレリアンの学びと過去に見た風景が合体💛した瞬間だったわけね。
メディカルハーブ・ハーバルセラピストのお勉強って、主要成分の効果・効能なども学ぶので、兎角、ムズイというご意見も多いのですが、こんな風に、現実社会の出来事と結びつくこともあるから面白いと思うのですよね。
感激したO女史を見て、ハイビも感激しちゃって、その後に続けたかった解説をし忘れてた気がする
このblog見てくれてるかなぁ~(´;ω;`)ウッ…言わせてもらいますねぇ~
「実際には、猫チャンが陶酔する匂いにマタタビがありますが、マタタビの成分のネペタクラクトンと同じ構造
(実際にはイリドイド変形モノテルペン構造)をしているからなんだそうですよ」 解説おそくなりましたぁ~<m(__)m>
ご主人様の脱ぎ捨てたシューズに顔を突っ込んで爆睡中?
これって、この靴、なんか匂ってるってことなのよねぇ~(*´Д`)・・
猫ちゃんの好きな香りが・・・いい方変えると、臭い足👣の香が・・・・・
あっ・言ってしまった
忘れられないepisodeでございますぅ~(≧◇≦)。。O女史、お元気かなぁ~
誰かとお話してると、同じものを見てても全然違う世界を垣間見せてもらえるから楽しいなぁ~って、いつも思うんですよね
じゃまたねぇ~🌸