第223話 節季は“穀雨”
桜の開花で日本中が歓喜に包まれた(?)のも束の間、九州・熊本地震被災者の方々を思うと胸が痛みます.
宮崎在住、長崎在住の友人達とは一度連絡はつきましたが、しかし、その後の状況は?
TVやPCのニュースでしか知る事ができないもどかしさ、復興支援の活動も報道される中、子供を背負って水をもらう順番待ちをするご婦人の姿には、胸がキュ―ッと、なってしまいました。
1日も早く安心な日常が戻りますように・・・
遠く離れた此処に居ても、何かできるだろうと思いつつ・・・
今頃のいろいろ ☆ 🌸 🌸
空を見上げて・・・春の宵
天には“春の夫婦星”と言われる“麦星”(牛飼い座のアルクトゥルス)と“真珠星”(乙女座のスピカ)、春の大曲線とも言われるのですが、昔の方々は、天に輝く星を見て色々と、まぁ~・・お話を添えて語り継いできたわけなんですけどね、仲良く天に昇って夏まで一緒に輝き続ける星を“夫婦”に見立てて💛💛💛粋だなぁ~って思います~(^-^)。
大地に眼を向けると・・・
もっとずぅ~っと下の方に眼をやれば・・・・目にも鮮やか❢
この植物は、誰でも知ってるクローバー
マメ科の植物で、一名オランダゲンゲ、シロツメクサとも。
“シロツメクサ”と言えば、江戸時代に渡来した植物で、ガラス製品が壊れないように(保護するために)詰め物にされて日本にやってきた事からついた名前なんだけど、詰めたブツは何?実はオランダから送られてきた医療機械だったんですってぇ~(←エッ(゚д゚)!関係ないって?そだね・・(;一_一))
日本には、最初は牧草として輸入されたので北海道の放牧地などに多く運ばれており、「蝦夷哀話集」に収載されるアイヌ民族の話にもこの植物が出てきます。そこで咲くクローバーは赤いクローバー➡レッドクローバーなんだけど、花言葉に「わたしのもの」「好運」と付いている由縁が物語られてたりもします。
はたまた四つ葉のクローバーに至っては、“幸福のシンボル”としての言い伝えもあったりするんだけどね~・・昔、戦争で傷を負った兵士が傷をいやしてくれた娘に、愛と幸福と感謝の気持ちを込めて捧げた事から、そう言われるようになったそうなんだけど、一方で、履まれた事によって生長点が傷ついてできた奇形であるなんて事も(←夢のない話よねぇ)
繁茂力が強いので、放牧地、公園、グランド等々・・色んな所に植えられて利用されたのだけど、そこから逃げ出したものたちが路傍に生えたのが、子供の遊びに供されるようになったそうなんですよね(*´Д`)、そう言えば子供の頃、群生するシロツメクサをバッシバシもぎ取って首飾りや冠を作って遊んだ事を思い出しました。
そうなんだぁ~脱走犯だったのかぁ~(*´Д`)ハイビが遊んだクローバーたちの祖先は?こんな事を思い出しながら、アラタメテ眺めていると、足元で、たいそう賑やかに咲いているクローバーが、何気にたくましく見えてきたひと時でもありました。
そう言えば、(マメ科の)クローバーはシロツメクサやコメツブツメクサ等々、葉が3枚に分かれている草を総称してShamrock(シャムロック)とも言われ、アイルランドでキリスト教の布教のために利用された植物でもありました。「シャムロックの葉が3つに分かれているのは“三位一体”を表しているのだ・・云々~」とね(^_-)-☆
実に、植物にまつわるお話は尽きないなぁ~色んな歴史があるもんだなぁ~っと・・そこへ、近所の(多分・・)オジサンが登場 👣 「こんにちはぁ~」と交わす挨拶も嬉しいひと時でありました(*´▽`*)
Ajuga(アジュガ)
学名:Ajuga reptans
シソ科キランソウ属
北ヨーロッパ原産のシソ科の多年草で、野生種のジュウニヒトエによく似てるんだとか・・。
株元から地表に走出枝を伸ばして、先や節につく小苗で増えて地面を覆うようにして伸びていくので雑草よけにもなるんだそう・・青紫色の唇形の花がかとってもかわいらしかったなぁ~(*’▽’)
学名:Philadelphia fleabane
キク科ムカシヨモギ属(アズマギク属)の植物
名前の由来は、秋に咲くキク科のシオン(紫苑)に見立て、春に咲くシオンということから、ハルジオン(春紫苑)と名づけられたもので、原産はシベリアとも。
古来秋草の名草として8月15夜のお月見の花としても知られており、とても古くから名の知れたお花、今昔物語にも登場しておりましてその云われは・・・(←全部略して(+_+))鬼の教えた草だと言うので「鬼の獅子草」とも言う・・と説かれてたりもします。
花言葉は「追想」
もう少し時期が進むとヒメジオンもお目見えするけど、このシオンは蕾が垂れてるのでハルジオンですよねぇ~(あ~ぁ・・ややこっしぃー(*´Д`)❢❢)
レモンバーム オリーブの若芽
ジャーマンカモミール タンジー
少しづつ・・メディカルハーブも萌え出してきてます(*´▽`*)
もう少ししたら、また・・出かけてみよう~(^^♪
・・・・少し出かけてきました の、報告でした。
じゃまたねぇ~