第221話 薬膳酒 その②・・・

第221話  薬膳酒 その② なつめ(&コラボ)酒(*’▽’)

 

こんにちわぁ~(*’▽’)

暑いと言っては、寒さが戻って・・でも、春の訪れを感じさせる小鳥のさえずりも賑々しく(^。^)🌸

しかし・・この季節は“心”もザワツク❢

突然ぶっきらぼうにメールを送り付けてくる人もいたりして、何が起こるか解らないのが“春”

あっちこっちで通勤時間帯の人身事故も多発、電車の遅れを知らせるスマフォも忙しそうで・・何かとこの季節は人の心をかき乱す事が多いのよねぇ~人も自然も❢

 

ってことで、今回ご紹介する植物はこれ(゚д゚)!見た事ありますか?1

ハイビも初お目見えです またまた・・FB友からのシェア~っち

見るからに、首を伸ばしてる髭の生えたお顔があって、手を広げた胴体があって(とは人間界の人間に例えれば)裾ツボマリのパンツを履いてる感じ・・・でも、ちょこっと誇らしげに咲いてる(?)の植物のお話~

 

Ceropegia haygartii っていうそうなんですよね 

科名:    キョウチクトウ科

属:       Ceropegia

種:       haygarthii

シノニム:Ceropegia distincta

サブスピーシーズ。 Haygarthii

 

名前の由来は1753年、カール・リンネさんによって、一番上の花がワックスの噴水のように見える事から名付けられたそうな(←髭ずらの顔には見えなかったのね( ノД`)残念❢)

他に一般名も沢山あって、ランタン花、パラソルの花、パラシュートの花、ブッシュマンのパイプ、・・etc・実に多い❢

最もこの事は、カナリア諸島、アフリカ、マダガスカル、アラビア、インド、スリランカ、中国南部、インドネシア、フィリピン、ニューギニア、クイーンズランド州~と、広い地域から発見されたことからも頷けるかもです。茎も多肉質で巻きつくものや宙を這ったり垂れ下がったりしてるものやら多種多様で、大きく育つものは2~3mになるものもあるとか・・

開花期は真夏~晩夏/初秋にかけてだそう・・

髭ズラの頭、胴体、裾ツボマリのパンツの部分(←とはハイビが言った容姿ですが)この部分すべてが花、一言でいうとラッパ状に基部は膨らんでおり、そこから伸びた先がまたラッパ状に広がって、広がってる部分は五芒星で、また萎んだかと思うと棒状になって宙に伸びて再び五芒星(゚д゚)!で、また萎んでる感じぃ~実に・・忙しい容姿で・・・パワーのみなぎるお姿❢

どんだけ天に向かっていくのやら?

計り知れないエネルギーを隠し持ってるって感じのこの植物が、もっとすごいのは受粉の仕方

花の内部は下向きの毛で覆われてて、中にハエが入ってきても直ぐに閉じ込めたりはしないんだそう、中に入ったハエが花粉まみれになったところを見計らって閉じ込めちやう、その後で花粉を周りに広めてから花は枯れるそうなんですよね、なんともはや・・・驚嘆至極❢ヤッパシ・・神様が創ったっとしか思えん( ̄д ̄)ですねぇ~。。

お辞儀ではここから・・薬膳酒②と題しまして、なつめ(棗)を使った薬膳酒のお話ね

今回は、2タイプの漬け込みをば(*’▽’)

一つめ、レモンとのコラボで疲労解消・貧血予防酒💛

もう一つは,くこ・はと麦とのコラボで、その名も”The美容酒”💛

 

美容酒棗・レモン

 

 

ちなみに用いまする“はと麦”は・・・・

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自家焙煎でこんがりきつね色にしてから用います❢

 

自家焙煎って・・・・・ただ、フライパンで煎っただけですが・・(;一_一)ナニカ?

 

忘れずにいたら・・・およそ2週間後に濾過して~しばし熟成させて・・ゴックン(^。^)y-.なりまぁ~~す。o○乾杯の絵

 

 

しつこいようですが、“なつめ(棗)”のご紹介もちょこっと

蔘鶏湯(サムゲタン)に入っている、噛むと甘い感じのする小豆の化け物みたいなやつ、これがその“なつめ(棗)”

 

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木の実の一種で、薬膳料理の素材としてはご存知の方も多いかと(*’▽’)、これは収穫後に干して乾燥させたものなので、シワシワ~な感じで・・漢方薬では「大棗(タイソウ)」とも呼ばれてます。

季節的には梅雨期によい食材で、胃腸の調子を整えたり、心と体の疲れを回復するとか、貧血の解消に効くと言われるけど実際には甘い香りが印象的、五味は「甘」に分類されるもの。

 

薬としてのナツメは、大棗と酸棗仁とに分類されております。

今回、ハイビが使ったのは大棗の方なんだけど、これは生姜と一緒に供して滋養作用が期待できる優れもん❢甘味の目立つ大棗を生姜の力で吸収させて身体を丈夫にするとか・・(いえね、ハイビは今のままで十分元気なのですが、来るべき老化に備えて~備えあればなんとやら・・ですかねぇ~(´∀`)味が甘いので、飲みにくい漢方薬の味をよくする(矯味)作用もあるそうなんですよね。

 

なつめの原産は中国東北部から朝鮮半島にかけてなんだけど、日本でも古くから愛でていた証拠に、万葉集にも詠われていたり、茶の道具のナツメは形が棗に似ているから「ナツメ」と名づけられたという説と、お茶の道具のナツメに実の形が似ている事から「ナツメ」とついたのだという説もあったりして・・ハテ? どっちだったけ(ノД`)?と、kitchenで一人自問自答しながら、薬食(飲?)同源を素でやっておりまぁ~す(*´▽`*)

 

ご賞味希望の方は、4月頃からお越しくださいませぇ~(*´▽`*) 

その際には、お問い合わせ蘭に「薬膳酒所望」と一筆されて下さいな💛 

 

じゃまたね

 

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