第219話 節気は春を告げたけど・・・
節季では、もう“立春”はるぅ~って言いました(゚д゚)!
でもさぁ~来週日本海側ではまた大雪になるらしいしねぇ~(*´Д`)
“冬来るなば春遠からじ”黙ってても季節は巡るけどねぇ~(+_+)。。
突然ですが、こんな花を見た事ありますか?
なぁ~い・でっすぅ~(゚д゚)!ハイビも初めてでした(*´Д`)。
FBで、紹介されてたものをシェア~っち❢
何やら、ランの一種らしい(゚д゚)!
和名 デンドロビウム・スミリエ
学名 Dendrobium smilliae
英名 Smillie’s Dendrobium、Bottle-brush orchid
Dendrobium(属名)は樹上に着生する事からdendron(樹木)とbion(生活する)の合成語(ギリシャ語で)、種小名はオーストラリア人のE.J.Smillie氏への献名、
和名のデンドロビウム・スミリエは学名の音読みなんだそう・・・へぇ~(゚Д゚;)
和名が学名を棒読みね(^_-)-☆簡単でいいですよねぇ~(^。^)y
植物の学名、呼び名諸々を知って「なるほどねぇ~」という事もしばしば、ハーブの素性を調べていると、なんでこのハーブをこんな名前(和名)で言うんかな?って思う事が多々あります。
例えばですよ“エキナセア”と言うハーブ、学名はEchinacea angustifolia免疫ハーブの代表格である事はご承知かと(^◇^)
花はこんな感じで“エキナセア”と言う呼び名でも充分通じるのだけど、なんと(゚д゚)!和名は“紫馬簾菊(むらさきばれん菊)、何やら花弁が垂れ下がっていく様が馬簾(ばれん)➡(江戸時代の火消しのまといの飾り)に似ていることから和名が”紫馬簾菊“ってなったっていうのよねぇ(*´Д`)
メディカルハーブのプロフィールの紹介の時、この和名を見た今時の女子曰く「なんですか?この馬簾って?意味あるんですかぁ~( ̄д ̄)」ってな感じなんですよね、でもこうやってvisualにお見せすると「あ~ぁ・・」ってな風に納得もしていただけるというもの
最も、ハイビも初めて知った時は「むらさきばれんぎく」と棒読みしながら(?_?)でしたから・・
あっはは(+_+)いま時だろうと昔のオナゴだろうと、いっしょ・いっしょ
これが、西洋では、属名のEchinacea(エキナケア)は、ギリシア語でハリネズミを意味するechinos(エキノース)が語源っていうから、目の付け所がちょい違うんよね
エキナセアが日本に入ってきたのは昭和初期、ランは?胡蝶蘭は明治の末期に入ってきたそうで、胡蝶蘭という呼び名は、チョウチョが舞ってるような風貌から”蝶”がランの冠言葉として付いたんだそう(^◇^)
でもね、胡蝶蘭の属名のPhalaenopsis(ファレノプシス)はギリシア語のphalaina(ファライノ=「蛾」と、opsis(オプシス)=「~のような」からなってて、花姿を“蛾”に見立てて付けられた名前なんですよね、“蛾”ですよ(゚Д゚;)“蛾”っガアァ~~ン
黄土色とか地味なランも多いですからねぇ~納得するかもぉ~(*´Д`)。
こんな風に、学名を探ってみると面白いよね、空腹は満たされないけど・・(←なんのこっちゃ❢❢?)
少し戻って、Orchid Dendrobium Smilliae☆デンドロビウム・スミリエは、ラン科の多年草で、原産地のオーストラリア、パプアニューギニアの地の標高600m以下で熱帯雨林の林縁に生える樹木の樹幹や太い枝に着生するランで、花序の形状から原産地オーストラリアでは、Bottle-brush orchidと呼ばれてたり、ワックスがけをしたように光沢のある緑色の丸い唇弁の様子から中国では「緑宝石」と呼ばれてもいるそう・・また、台湾では蕾時から桃色が目立つことから「紅宝石」なんて風にも呼んでいるんだとか、ふぅ~ん✨✨ですなぁ(。´・ω・)✨✨
で、この植物に毒はないんかな
調べたところDendrobium nobile Lindley(デンドロビウム・ノビル)については、有毒で血圧及び呼吸に抑制作用があり中毒症状を起こすことがあるとの記載があったりするけど、Cypripedium japonicum Thunberg(クマガイソウ)については有毒との記載があるけど有毒成分等の記載はなかったりで・・うぅ~んハッキリわかりませんでした。ごめんなさい(/ω\) デンドロビウム・スミリエが毒を盛ってるかどうかは・・・不明です(?_?)
ランの花は綺麗に咲き誇ってるって事で、一つよろしくお願いします。
そう言えば、世界洋らん展 が、そろそろ開幕します(*’▽’)
毎年この時期になると、何気に気持ちがふわふわぁ~(^^♪として、開催時期を調べ、平日の半日かけて出かけています。
会場に入った途端、むぅ~っ(*´Д`)とするランの花の精気に、クラッ@@・・としながらも会場の隅から隅まで、お見事に咲き誇るランの饗宴に酔いしれて~帰る頃には、花の精に酔いすぎて頭がガンガン痛みます
そんでもって会場出た途端に、そこ吹く風の精に少しクールダウンさせられて・・気分も爽快に(*´▽`*)。
ランの花と言うと賛否両論・・・派手さが目立ってあまり好きじゃないという方もいらっしゃいますが、そう、派手ものばかりではございませんよ
樹に寄生して、ひっそりと咲くランもあれば、
地面に顔がつきそうなくらいお辞儀をしているヤツとか、
袋状の花びらに入ってきた虫に受粉を手伝ってもらう必要から、その虫が花の坩堝から出れない仕組みを作っているランとか・・実に奇妙で巧妙な植物の一面を垣間見る事ができます。
花を咲かせるエネルギーの凄さには驚くと同時に、いつも思う事は、なんでこんな容をしてるんだろう~って事なんですよね。
世界に700属以上15000種もあるとも言われるラン科の種のラン・・・・ゆっくりとランの花を眺めながら、世界旅行もイイかもねぇ~(∩´∀`)∩~
じゃまたねぇ~ 🌸 🌸 🌸