第218話 干し柿
季節はうつろい~早(゚д゚)!2月になろうとしておりますが・・・
Xmas➡お正月➡色々な事~・・・と、怒涛のように押し寄せた日々がすっかり望郷の彼方に押しやられてしまい、今は?何気にふつう~の日々を過ごしておりますところ・・皆さまは如何でしょか
もう少し“さぶいさぶい・・”と言いながらも季節が巡ると、あっちこっちに咲きだすこの花は水仙~(^^♪ギリシャ神話の美少年「ナルキッソス」の伝説、水面に映った自分の姿(美しさ)に己惚れて死んでしまった・・てな話から、花言葉に「うぬぼれ」「自己愛」「エゴイズム」があって、あまり人には贈らないようにしている花なんだけど、綺麗なもんは綺麗よねぇ~それに、この花の香りが好きでぇ~すまぁ~・・ラッパ水仙の花言葉は「尊敬」「心づかい」とかなので、ちっちゃい花束にして贈ったりもするけどねぇ~
水仙は有毒植物です(゚д゚)!キッパリ
葉っぱの造作がニラに似ていて誤食してしまう中毒事故の報告もあって、有毒成分にはリコリン、ガランタミン、タゼチン、シュウ酸カルシウムなんかが知られております(もっとあるかもぉ~ですが・・ハテ?)シュウ酸カルシウムなんかは、触れると接触性皮膚炎を起こすことはご存知かと?ホレッ、里芋を素手で料理して痒みを覚えた事ありませんか?あんな感じで、痒い痒いってなるんよね~ハイビは里芋を素手で調理するとカブレますぅ~結構お膚が弱いのね(∩´∀`)∩~)
とにかく食べちゃダメねえ~(←食べるヤツはいないって❢(*´Д`)あっそ・・)
ハイビのblogに漏れなく付いてくる、綺麗な植物さんが隠し持ってる“毒”の話ね~(^_-)-☆
で、今回は何のお喋りをするのかって?
うっふふ(^_-)-☆“干し柿”をちょこっと。
奈良に住まうお友達ぃ~(*’ω’*))の母上が、心💛込めてお作りになった“干し柿”を頂いちゃいました。
「天地無用」とでっかく記された小包でやって参りました❢
あっこから届く荷物にはいっつもこの文字がデカデカと書かれてあるんよね~
そ言えば、昨年は生の柿ももらったっけ(^。^)y-.。o○
◯◯ちゃぁ~ん(*’ω’*)・・ありがっとねぇ~
・・中味をあけてビックリ(゚д゚)!
こんな風に・・一つ一つ丁寧に、おくるみに包まれて、行儀よく並んでましたぁ~(*’▽’)
おくるみを外して・・チロッ (;一_一)覗いちゃいましたところ・・・
ちょこっとだけよ
程よく~シワシワが~(^^♪蔕が何気にそそられるぅ~
中味は?こぉ~んな感じで・・ジューシィ~
うっふふ(*´▽`*) 泣きたいほど(泣かなかったけど・・)美味でございました
田舎の母にもおすそ分けをちょこっと~母と娘ともども・・美味しくゴッチなりましたです(*´▽`*)。
まぁ~大抵は「御品書き」みたいなもんが添付されてくるもんだけど、今時の、我らの伝達手段は
なんと(゚д゚)!メッセンジャー
そこでチョイ会話を・・・柿の種類なんかも教えてもらったわけなんですけどね、
◯◯ちゃん:「江戸柿をうちのおかんが干し柿にした・・云々・・・・以下・略」
ハイビ:「えっ(゚д゚)!ええっ~(゚Д゚;)○○ちゃんの母上の自家製の柿ですかっ 」
こりゃ大変
身を引き締めて、大事にいただかなくてわって思ったよぉ~
江戸柿
「江戸柿」って初めて聞いた種類なので調べてみたところ、
江戸柿とは、奈良や京都など近畿での名称で、奈良県西吉野の特産なんだそう・・干し柿にされるほか、おき熟し柿(ずくしがき)にして食べたりするそうなんだけど、ガスを使って渋抜きされたものは代白柿と呼び、ほとんどが京都中央卸売市場で取引されているんだそうですよぉ~
どおりで・・・食した事がありませぬなんだ(+_+)
今度、錦小路市場行って探してみよう~っと(^^♪って、心に固く誓ったハイビであった。
柿の育成、とってもテマヒマがかかってます☆
冬の間に剪定しておいて➡粗皮けずり➡摘蕾➡授粉(柿は雄花と雌花が咲くけどほとんどの栽培品種は雌花しかつけないので、雄花をつける品種を柿園の中に植えたり、ミツバチさんの手(?)を借りて交配させるんだそう・・・)➡摘果(この時もまた気を使うのね、、次の年になる実の数が減っちゃうので実をならせすぎないようにするらしい)➡病害虫防除➡やっとこ収穫💛➡でもって、木守りのおまじないを・・なぁ~むぅ~ってね(^_-)-☆
ねぇ~気が遠くなりそうな作業を、広い広い農園の木の一本一本に施すわけですから、ありがたいやら美味いやらで(←落としどころはやっぱりココね(*’ω’*)美味しかったです)
干し柿と生の甘柿と比べて何が違かというと、まず思い浮かぶのは“水分量”かね?
これは、当たり前~(*’▽’)✨ほかには?“違いのわかる女”になってみようってんで、チョイ調査をしてみました。
でもね、ハイビちゃん、心の中では「こんなん知らんでも美味しいもんは美味しいっ」てゆ~性格なんですけどね~(^。^)y-.。o○
エネルギー(Kcal)が生の甘柿では60kcal、干し柿だと265kcalにどぉ~んと
水分量は83.1gのところ干し柿になると23.9gに
糖分が15.5gが68.9gに増える
他には、カリウムが170gから820gに
ビタミンA(カロテン)の量も120gが320gに、ビタミンA効力(IU)も65IUから180IUに
一方で、ビタミンCは70㎎が3㎎にこれは干し柿にする過程で、日光の紫外線によってビタミンCが減少してしまうそうで、熱には強いけど紫外線には弱いってことらしいのね(゚Д゚;)。
どうしてもvitaminCが欲しかったら、干し柿を頂きながらローズヒップのハーブティーでも・・お口の中でBlend(モゴモゴジュピジュピ・・・)すればいいのよね、(*´Д`)結構ダイナミックな意見かなぁ~。。
ついつい現代の人は栄養価なんかに気を取られがちですが(←ハイビだけかもぉ~)干柿はまた、『延喜式』に祭礼用の菓子として記載されており、干柿は非常食として大事にされていたんですよね、それに・・表面にパフパフ~っと付いている白い粉の成分は果糖とブドウ糖、砂糖のない昔の中国ではこの白い果粉をかき集めて「柿霜」といい砂糖の代わりに用いられたり、日本でも茶菓子に用いられたなどの記録を見つけるにつけ、実に有効活用されてきたんだなぁ~と・・シミジミ思っちゃったりしてね。
ずぅ~っと昔、むかしむかいあるところに・・じゃなくって
田舎の風景の中での記憶なのですが、木に一個だけ柿の実が残ってる姿を目にするたびに「あれ(゚д゚)!ここにもぉー?偶然ってあるんだなぁ~」なんて思ってた事があったんだけど、あれは偶然ではなかったんですよねぇ~トホホ(/ω\)
わざと柿の木に実を一個残しておく「木守り」の風習であって、一個だけ収穫し忘れたんではないってことを知ったのは、ずぅっと後になってからの事、“木守り”とは木の番人とか、木に残しておく果実とか、最後に残ったものといった意味をもつ言葉で、自然に感謝するとか、鳥たちに分けてあげるとか、来年の豊作を願って残す等の意味があるそうなんですよね。何かのおまじないのような感じで、「来年もよく実りますように」との思いから、木のてっぺんに残しておくそうなんですよね(*´▽`*)
なんかいいなぁ~この風習シミジミ・・・
水仙の花も乱れ咲けば、蠟梅の香りも漂って・・水芭蕉も咲いて・・もう少しの辛抱ですかね❢?
追伸~
3月お受験の皆様は、2月だけになったよぉ~
5月お受験の方は、いまのうちに・・まとめをまとめて(ん?)練習問題の解答におこしくださいまっすぇ~❢❢
(どうも、お受験情報を語らんと、どうもねぇ~blog〆れないんよね(^◇^))
じゃまたねぇん~(^^♪