第199話 wineの郷からの便り~

     第199話 wineの郷からの便り~

ジメジメの季節、梅雨の頃の今日この頃・・如何お過ごしでしょうか?

 

心と体、お元気ですか?


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サクランボ赤いrubyとも言われてるヤツ。

 

山梨県は甲斐市甲府の山ちゃんからの季節の便り・・・っつか、生のさくらんぼです(‘◇’)ゞ

山梨県の豊かなフルーツのアレコレ、季節の便りよろしく、また今年も贈って下さいました(はっぴバースデーツーミー~ゴッチなります <m(__)m> )

日本における、サクランボの栽培分布を見てみると、山形県が70%とダントツ次いで青森や山梨が・・・ヤッパリです山梨のさくらんぼも負けておりませぬ(*´Д`)えっへへ毎年頂いてはいるものの今年はやけにフルーツの類が心に染み入る・・と言うのも、りんごを皮ごとガブガブしたためる、でもってバナナもこよなく愛しちゃってる友人の存在が何気に気にかかるのですよね抗酸化作用に燃えてる友人の存在が・・そろそろ年だし見習わなくっちゃなぁ~って・・シミジミ(/ω\)。

 

なので、今回のテーマはサクランボって事に決定パチ・パチ・パチ・パチ・・・・・(割れる様な拍手が~(^^♪)いろんな事から眺めてみようっと

 

サクランボ、赤いrubyなんて風に言われるこの植物、フルーツとして食するサクランボの正式名称はセイヨウミザクラ(学名:Prunus avium)の果実ね、「桜桃」と書かれてたりもするけど木部分を「桜桃」果実を「サクランボ」と呼び分ける場合もありますかねサクランボと称して食する部分は、セイヨウミザクラの果実の方って事で(*´Д`)。。

学名のPrunus aviumはラテン語で「鳥のサクラ」を意味しているのですが、鳥が良い香りに誘われて、フラフラァ~って寄ってくることからとかかなぁ~(←勝手に解釈・・)サクランボの栽培品種の先祖はおもに2つ、セイヨウミザクラはそのうちの一つ。

サクランボの原産国については、古代ローマの博物学者プリニウスさんの著書(博物誌)によると、1世紀頃、古代ローマの執政官ルクッルスさんが戦争中、黒海南岸のケラソス(Kerasos、現在のトルコギレスン )近辺でサクランボの木を見つけ、ローマに持ち帰った事に始まるそうで、サクランボが属するサクラ亜属(Subgenus Cerasus.)の学名がCerasusというのは、ケラソスのラテン語表記からだとも。一方で、イギリスでも青銅器時代のサクランボの種が発掘されており、19世紀のスイスの植物学者アルフォンス・ド・カンドルさん は、前出のルクッルスさんが持ち帰ったサクランボの木は、実はセイヨウミザクラの一栽培品種だったんじゃないかって異説を唱えたそうなんですよね( ←どっちの説が正しいのかは謎(゚д゚)!

 

・・まぁ~どっちでもいっかね(@_@;))

とは思いますけど・・・何気に気になるなぁ~・・・・もちょこっと追求

 

サクランボは、その後(←どの後?)黒海沿岸からヨーロッパへ伝わり、特にイギリス、ドイツ、フランスで普及したそうなのですが、その間に名称がノルマン人によってシェリーズ (cherise) となったり、イングランドに渡ってシェリー (chery) 、でもって英語の(cherry)になったと考えられております。そ言えば、サクランボのお酒シェリー酒って言ったっけぇ~

世界で本格的な栽培が始まったのは16世紀頃から、アメリカ大陸に伝わったのは17世紀とも。セイヨウミザクラが日本に伝えられたのは明治初期、ドイツ人のガルトネルさんによって北海道に植えられたのが最初、その後に東北地方に広がり、各地で改良が重ねられた経緯があるそうなんですけどね。最も、日本の「桜桃」という名称は中国から由来したものなんだけど、江戸時代に清から日本に伝えられ、主に西日本で栽培されている品種は、中国の栽培品種のサクランボで支那桜桃( Prunus pseudocerasus)や唐実桜( Prunus pauciflora Bunge)、これらは材が家具、彫刻などに使われてるそうなんですけど、唐実桜の果実は、生薬名をカラミザクラ(唐実桜)と称され疲労回復の効能がうたわれてたりもします。

サクランボの栄養価たるもの、vitaminC、鉄、カリウム、葉酸、ブドウ糖、クエン酸、ソルビトールなんかが含まれてる優れ者ソルビトールなんて言うと、添加物の事を思い起こされる方が大勢いらっしゃるかと思いますが、これは天然にも広く存在しており1~10%程度含んでいるものもあります。疲労回復、美肌効果、高血圧予防なんかの効果も期待できるのですよね。rubyとまで形容される赤みの色はポリフェノールの一種、アントシアニン色素で、疲れ目の回復等にも一役買っております。

こと、薬膳の世界ではどんな風に考えるのかと言うと・・・サクランボ(食材のはたらき)➡「五味」=甘、甘味は消化吸収の働きをもつ「脾」を強くするのですよね~、この働きはサクランボじゃなくっても、ゆりねとかはすの実とか、はとむぎ、キャベツ、人参、やまのいも、はちみつ・・・諸々ありますが、兎角、梅雨期やこれからの夏の時候は、水分代謝と消化吸収をあげる食材がおススメの季節、最も、夏場の甘みのある食材は、水分代謝を妨げる事もあるので、できれば少し塩辛いもんといっしょに食べる方がよいとも言われてますかね?清熱・利水には西瓜や冬瓜なども良いですし、暑邪・湿邪には、なつめ、はすの実、うなぎなんかも~(^^♪、苦味は、体内に貯まった熱をとってくれるものとして、ミョウガ、ニガウリなんかが・・様々な食材を取り入れる事はモッチのRON(←モチロン)なのですが、サクランボもおススメって所でしょかね(*’▽’)。

サクランボ(食材のはたらき)➡「五性」=温、「奇経」=脾・肺・腎、となっております。湿度の高い時期に起こりやすい浮腫みや関節・筋肉の痛み、こわばりなんかに良いし、脾の働きを良くして消化吸収を高めるので食欲不振の時なんかにおススメとも❢シミやシワなど、お肌の老化防止を防いで皮膚を美しくするんだそうよぉ~(*’▽’)梅雨に向く食材だにゃ(゚д゚)!まさに今が旬ピッタシじゃんパインもいいですよねぇ~(*’▽’) (←なにこれっいきなりですが、最近カットされたパインが、店頭に並んでるのを見かけませんでしょか?抗酸化力で眺めれば、バナナがトップの果物の世界ではありますが、パインだっ

って負けてない

パイン

意外にもこの時期の浮腫みや疲労回復にもおススメのフルーツねェ~

パインは、食材の働きは、五味では甘、産、五性だと平、脾、腎・・・

米酢なんかは、よくお使いになるかとは思いますが、果物に含まれる植物酸なんかを使って、お酢をこしらえておいたらいいかもです(*’▽’)(お洒落こいて言えば)パイナップルビネガーと言うんかな

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

似て非なりruby(ルビー)・・なんて事を申しましたが、出ないはずないよねぇ~(;一_一)・・意志

ルビーは、いろぉ~んな石の中で成長するので、原石にまとわりつく母岩も色々なんですよね~母岩によっては、クロムの代わりに不純物が混じると、黒色や紫色になってたりします。(チタンやイオンなんかが混じったためなんだそう・・・)、出床が違えば色に違いもあったりして実に魅力的な石でもあります。rubyって言うと、真っ赤なツブツブを想像するかとは思いますが、この世にあらわれた時(っつぁ・・掘り起こされた時ってこんな感じねェ~)

るびー    でもってウイ~~ンと削られて、キュキュキュキュって磨かれて・・・・レディ―の腕を飾るブレスになったりするのです、ルビーのブレス・・持ってなあ~い(/ω\)お見せできまっせん(残念至極

季節の便り、サクランボの話が、何故か石の話に?脱線ではございませんハイビのブログは、いつでも漏れなく石の話が付きまとうのです

 

            

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なんて言うんかなぁ~この時期、希望に燃えて揚々としている方もいらっしゃれば、そうでない向きの御方もいらっしゃる・・・

ちょこっと立ち止まって、風の向きを思案中の方とか・・・・季節がこんなだからかとは思いもするけどね。

ある事をいろんな面から眺め、知らない事を垣間見るうちに、気分も変わるかと~

 

教室の講座を修了される方の中には、「久しぶりに頭使った気がします・・」とか、「知らないで生きていくこともできるけど、知れて良かった・・・」とのご意見を頂くと、何故かハイビとしても気分が ↑ 向いてまいります。

 

植物を介して様々なことを知るうちに、ご自身にとっても、何かを考えるきっかけになったのではなかろうかと。

 

暗く落ち込みそげな時には、どうぞ、karkadeメディカルハーブとアロマの教室へ~・・

 

きっと何かがみえてきますよぉ~      But・・・・個人差があるかも・・です (/ω\)

 

じゃ・・・・・・またねん

 

 

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